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名古屋棋士会

名古屋発!日ごろの出来事や囲碁のこと、身内話など、素顔のままに棋士仲間でつづるブログです。

昼の王座戦

2013-12-02 13:19:46 | 柳澤理志
こんにちは、柳澤です。

僕は今、王座戦の記録係をしています。


昼休憩中の対局室。


向かって右が張栩九段。

左手の親指の爪を噛みながら、鋭い目つきで盤上を睨めつける、鬼気迫るその姿。

横で見てるだけでも、ちょっとビビります。


左側が上座、井山王座。

膝を崩すときも、中座するときも、「失礼します」と丁寧に頭を下げて一礼するその姿。

若き第一人者の人格、立ち居振る舞いに、ちょっとビビります。


ここまでの下辺の攻防で、長考する王座の、苦しげにため息をついたり、首を振ったりする仕草が、度々見られました。


形勢との因果関係は、わかりません。

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前夜祭

2013-11-28 23:10:02 | 柳澤理志
こんばんは、柳澤です。


岐阜県の秘境、奥飛騨に来ています。



余裕で、氷点下です。



明日、王冠戦挑戦手合一番勝負が行われます。



前夜祭の様子。

奥に羽根直樹王冠と、中野寛也挑戦者の姿が見えます。


明日の両雄の戦いにご期待ください。

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合同棋士会旅行

2013-10-31 22:20:14 | 柳澤理志

こんにちは、柳澤です。

 

毎年、棋士間の親睦を深めるための「棋士会旅行」というのがあります。

 

十代棋士から、すでに引退されている先生まで、

 

幅広い年代のプロ棋士が一堂に会して交流する、数少ない機会です。

 

今年は数年に一回の、東京、大阪、名古屋の棋士が合同で行う年。

(普段はそれぞれ別々で行っています)

 

そんな合同棋士会旅行が10月28、29日、滋賀県の「琵琶湖ホテル」にて行われました。

 

マイクロバスとかではなく、各自、車や電車で現地に向かいます。

 

僕は、大澤健朗二段の車に便乗させてもらいました。

 

後部座席には・・・

 

武士のような凛々しい顔でうたた寝する、高橋真澄二段。

 

続々と現地に棋士が集い・・・

 

 

夜の宴会。

 

石を投げれば、確実にプロ棋士に当たります。

 

十数年ぶりの旧交を温める姿もそこかしこにありました。

 

 

最年少は19歳 宮本千春初段。

 

最年長は、御歳92歳、鈴木津奈先生!

マイクを向けられた先生の

 

「今が一番、碁が面白い」

 

というお言葉に、深く感じ入りました。

 

 

宴会といえば、カラオケ。

 

若い者がトップバッターで歌う習わしです。

 

高橋真澄二段と宮本千春初段。

 

曲は、ポルノグラフィティの「アゲハ蝶」

 

 

棋士の子供たちが乱入。

 

吉川一初段。

 

やはり、集う子供たち。 

 

子供の素晴らしさについて語る、石田秀芳二十四世本因坊。

 

 

「子はかすがい」ですね。

 

 

他にも諸先生方が次々に自慢の美声を披露されました。

 

 

「ムリヤリ歌わされた」

 

 

と言いつつ嬉しそうに熱唱する諸先生方。

 

 

写真は割愛します。

 

 

他にもいろいろ、書ききれないくらい面白いことはありましたが、書くと怒られそうなこともあるので、この辺りで。

 

 

 一日目は快晴で絶景だったのに、二日目はどんよりの琵琶湖。

 

そんな景色をバックに、棋士たちは、なしくずし的に帰途についたのでした。

 

  

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解説会やります!

2013-10-04 23:14:47 | 柳澤理志

こんばんは、柳澤です。

 

明日は、阿含・桐山杯の決勝戦があります!

 

村川大介七段VS志田達哉六段

 

ともに23歳!

 

どっちが勝っても公式戦初タイトル!(だよね?)

 

 

明日、10月5日の3時~

 

日本棋院中部総本部2階ホールにて、解説会を行います。

 

僕が解説します。

 

通常の入場料以外に別途料金を頂くことはありませんので、

お気軽に見に来てください。

 

たぶん、色んな棋士が飛び入りで解説してくれると思います。

 

でもそれは、全くの未知数です。

 

両対局者のことは子供の頃から知っているので、

彼らの知られざる秘話が飛び出すかもしれません。

 

でもそれは、全くの未知数です。

 

そんな解説会をぜひ見に来てください。

 

 

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リーガー

2013-09-07 00:45:35 | 柳澤理志

こんばんは、柳澤です。

 

夕方、帰路についていると、 

 

交差点でたむろす三人組を発見。

 

 

王景怡二段

 

 

志田達哉六段

 

 

リーガーとなって帰ってきた、

伊田篤史「新七段」でした。

 

 

みんなで飯へ。

 

 

 写真を撮ろうとすると、、、

 

顔を隠す伊田。

 

メニュー見てる隙を狙っても・・・

 

絶対に顔を隠す伊田。

 

その隣の人も・・・

 

 なぜか顔を隠す。

 

そして・・・

 

フレームに入ることすら拒否する志田。(手前)

 

全員シャイかコノヤロー!

 

お茶と水で、ささやかにリーグ入りを祝いました。

 

 

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ジュニア&プロふれあい囲碁まつり 

2013-08-31 13:32:29 | 柳澤理志

こんにちは、柳澤です。

 

夏休みもあと少しで終わっちゃいますね。

 

最終日に涙をこぼしながら

必死に宿題をやったことを思い出します。

 

最近この曲に、いたく感銘をうけました。

 

夏休みの宿題との果てしなき戦いを歌った一曲です。

(囲碁まったく関係ないです)

 

ちなみに、僕の出身の長野県では

8月20日頃に夏休みが終わります。

 

ラジオ体操のスタンプカードが、

なんで31日まで押すとこあるんだろ?

と不思議に思っていました。

 

名古屋に来たとき、

休みが倍近くあってショックをうけました。

 

今さら嘆いてもしょうがないのですが(笑)

 

 

しかし、どっちに居た時も、

夏休みって聞いただけでワクワクしました。

 

花火、夏祭り、山、カブトムシ、かき氷、

BBQ、海、スイカ、カブトムシ、浴衣、

少年少女囲碁大会、カブトムシゆかり、

きもだめし、プール、天体観測、ビアガーデン、 

 

エトセトラ、エトセトラ・・・

 

夏休みの思い出というのは

なぜいつまでも色褪せないのでしょうか。

 

 

さる8月10日。

 

名古屋棋士会が贈る、夏休みの新たな風物詩!

 

「ジュニア&プロふれあい囲碁まつり」が行われました。

 

たくさんのプロ棋士と遊んで、ふれあって、碁を打って・・・

 

豪華賞品も、抽選会のお楽しみ!

 

山城宏九段

 

ビャンウォンケイ初段

 

稲垣陽四段

 

武田祥典初段

 

王景怡二段

 

大澤健朗二段

 

池崎世典六段

 

宮川史彦七段

 

篠田三明七段

 

重野由紀二段

 

下平昭夫八段

 

下島陽平八段

 

水野芳香三段

 

金賢貞三段

 

 鶴田和志二段

 

馬場滋九段

 

山城浩揮インストラクター

 

 

以上のようなメンバーが、子供たちとふれあいました!

 

 

競技会も平行して行われています。

 

みんな真剣な表情ですね!

 

 

そして毎年恒例!お楽しみイベント!

 

今回は、子供たちが2チームに分かれて「連碁」をします。 

 

 

鶴田チームVSビャンチーム

 

この二人がそれぞれ、チームを引っ張ります!

 

まずは手番を決めましょう。

 

決め方は、みなさんご存知の通り・・・

 

あっちむいてホイ!!

 

・・・・・・

 

そして、お色直し(?)をした二人が、

リーダーとしての威厳を漂わせ再登場!

 

リーダー「鶴ちゃんマン」。

なぜかバンビちゃんを連れての入場。

胸に輝く日の丸とメダル。

 

リーダー「ビャンくん」登場。

異彩を放つグラサンとネクタイ。

 

こっちの方が「マン」っぽいけど、あくまでビャンくん。

 

連碁スタート!

順番に一人ずつ打っていきます。

 

届くかなー?

 

届くかなー??

 

届くかなー???

 

・・・・・・

 

このように、リーダー達も参戦します。

 

そして普通には打てません。

 

なんで?

 

普通に打っても面白くないから!

 

リーダーに声援を送る子供たち!

 

風船をリフティングしながら打つ!

 

走り出すビャンくん。

  

跳んで空中で打つ!!

 

反復横跳びで、アゲハマを獲得!

 

腕相撲対決!

 

手押し相撲対決!

 

 似顔絵対決! 

(お題 マツコデラックス)

 

 

「囲碁のおにいさん」たちの奮闘に、

子供たちの絶え間無い

歓声と笑い声が響きました!

 

 

そして・・・

 

 

 

 お楽しみ抽選会へ!

 

 運命のくじ引き!

  

どんな賞品が当たったかな?

 

特賞は、馬場棋士会長より贈呈!

おめでとうございます!

 

 

子供たちのエネルギーに溢れた一日でした。

 

大人になっても忘れないような、

素敵な夏の思い出になることを祈って・・・

 

参加してくれたみなさん、ありがとうございました!!

 

 

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見学!

2013-07-25 17:35:18 | 柳澤理志

現在、中部総本部では、「夏休みこども囲碁塾」が行われています。

子供たちの熱気に包まれています。

 

見守る重野由紀先生。

 

今日は、この後みんなで、

プロの対局室を見学に行きました。

 

部屋の説明をする宮川史彦先生。

 

「天井にカメラがあるんだよ。」

 

子供たちが腰掛けているのは・・・。

庭石は鑑賞するものである、

という既成概念を打ち破る子供たち。

  

Aコースは明日が最終日です。

 

Bコースは、8月6日(火)~8日(木)の3日間。

時間は、午前10時~12時(受付開始9時30分)です。

 

詳細はコチラ↓

http://www.nihonkiin.or.jp/news/2013/06/2013_6.html

 

ご参加をお待ちしております!

 

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夏休み!

2013-07-13 00:45:55 | 柳澤理志

こんにちは、柳澤です。

中部総本部で行われるイベントの告知をさせて頂きます。

 

夏休みの機会に、囲碁を覚えたい。

しっかり上達したい。

とにかく碁を打ちたい。

たくさん友達をつくりたい。

 

そんなみなさんにオススメです!

 

(ページ中段に、女性に囲まれてニヤニヤする

謎の男がいますのでご注意ください)

 

 

夏休みこども囲碁塾 2013

 

◆ 期  間   Aコース:7月24日(水)~26日(金)の3日間

Bコース:8月6日(火)~8日(木)の3日間

午前10時~12時(受付開始9時30分)

 

◆ 定  員 ①入門初級者クラス→36名(保護者含む)

         ②中級~有段クラス→40名

◆ 講  師   Aコース ① 金山久遠インストラクター

           〃   ② 重野由紀ニ段

          Bコース ① 中野佑紀インストラクター

           〃   ② 柳澤理志三段

◆ 会  場   日本棋院中部総本部 7階

◆ 対  象   初級者 ~ 四段(小学生・中学生・高校生)

◆ 授 業 料   ,000 (※教材費/税込)

◆ 締 切 日    Aコース → 7月17日(水)

Bコース → 7月31日(水)

※ただし定員になり次第締切らせていただきます

             ※お申込み後、棋力の変更やキャンセルされる場合は、ご連絡ください

◆お問合わせ  052-951-5588 (平日10:00~17:00)

授 業 内 容 わかりやすい講義と楽しい実戦&ためになる宿題

 最終日に認定状または敢闘賞を贈呈(級位者)

   有段者には成績により日本棋院免状半額申請権授与(四段まで)

 受講者は毎回講座終了後、一般対局室で一日対局できます。(保護者は有料)

《お申込み》下記まで郵送またはファックスにてお願いします。

詳しくは→http://www.nihonkiin-chubu.jp

〒461-0014 名古屋市東区橦木町1-19 日本棋院中部総本部 事業部「夏休みこども囲碁塾」係 

FAX:052-951-5596

◎個人情報の取扱いについて:申込みの個人情報は大会運営、日本棋院からの情報を提供する以外には使用いたしません。

日本棋院からのご案内等情報提供を希望されない場合は上記までご連絡下さい。

 

 

そして、講師はこんな人たち! 

 

 

 

 

 

右下の男の面構えが、日本棋院のプロフィールと全然違います。

 

もう一つ・・・

 

コチラのイベントも超オススメ! 

http://www.nihonkiin-chubu.jp/y250819-ver2.junior&pro.html

 

「ジュニア&プロふれあい囲碁まつり」

夏休みの恒例イベント! 

 

他には類を見ない、楽しいイベントあり!

プロの指導碁打ちまくり!

プロ棋士の意外な姿あり!

豪華賞品あり!

 

2011年のときはこんな感じ↓

http://blog.goo.ne.jp/nagoyakishikai/c/f6ee88a9b3386f88cefc3c8adcb53792

 

「まつり」の名に偽りない、

賑やかで子供たちの笑い声の絶えないイベントです。

囲碁ってこんなふうに楽しんでいいの!?

 

いいんです!!(カビラ慈英風)

 

素敵な夏休みの思い出になることを願って・・・

 

みなさんのご参加をお待ちしています^^

 

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新人王戦

2013-07-05 18:00:00 | 柳澤理志

こんにちは、柳澤です。

昨日、中部総本部で行われた対局の中で潜入したのは、

志田六段VS下坂二段の新人王戦。

(志田の黒番中押し勝ち)

終局直後の様子。

神妙に検討が行われていました。

 

手前にいるのが、記録係と観戦記者の方。

幽玄の間への中継は、現場のノートパソコンで行われています。

  

 その後、UN-CHAINにて、

下島八段等を交えて検討。

 

最近、木曜日の夜のUN-CHAINに、

手合い後の棋士が居る率は、ほぼ100%です。 

 

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中部ごちそう列伝

2013-06-26 18:08:38 | 柳澤理志

こんにちは、柳澤です。

前回研究会の様子をアップしましたが、

今回は「研究会=ごちそう」という話をします。 

 

棋士が碁を打ったり研究会をしたりすると、長時間になります。

なので大抵の場合、みんなで一緒にメシを食うことになります。

 

昼から集まって、対局したり検討したり。

その後、夕飯を一緒に食べて(または飲んで)解散。

 

そして、一緒にメシを食うと、必ず先輩がおごってくれます。

そういうお笑い芸人みたいな文化があります。

 

常に出すか出されるか。

割り勘という概念が欠落しています。

 

いままでにおごってもらった額を総計すると、恐ろしい金額になります。

恐ろしいから計算しません。

 

先輩の話を聞くと、またその先輩にものすごくごちそうになってたり・・・

この業界に連綿と続く伝統です。

 

メチャメチャおごって頂いている先輩をあげていくと、

枚挙に暇がありません。

(いつもありがとうございます!)

 

暇がなさすぎますが、今回は、中部総本部を代表する

大先生たちとのエピソードを書いてみたいと思います。

 

 

あれは中1の夏。

初めて羽根泰正先生主宰の研究会に参加させて頂きました。

通称「羽根研」は、羽根先生のご自宅で行われていて、今現在も続いています。

 

羽根泰正先生といえば、中1の僕にとっては

歴史上の偉人とあまり変わらないビッグネーム。

初めて、「羽根」の表札を見たときの感動を、今でも覚えています。

 

羽根研では、一局を持時間なしでじっくり打ち、しっかり検討します。

早く終わったら、他に空いた人と組み合わせて早碁を打っていきます。

 

もちろん、直樹先生もおられます。

タイトル戦中でもおられます。

 

淡々と院生たちを三面打ちとかして、

その日の夜にタイトル戦に旅立たれたりしていました。

 

ひとしきり碁を打ち、羽根先生の講評などが終わると、

「じゃあ、ご飯食べに行こうか」

と、若手や院生たちを、馴染みのご飯屋さんに連れて行ってくれます。

大所帯の羽根ファミリーも一緒なので、総勢30人近くになります。

 

はじめは恐縮して、一番安いものを頼んでいました。

でも、だんだん遠慮がなくなって

しまいには、うな重の大盛りとか頼んだりしました。

(大先生たちは後輩が遠慮することを喜びません)

 

 

今は副理事長となられ、大変お忙しいので無くなってしまいましたが、

山城先生のご自宅でも研究会がありました。

 

山研は、最新の棋譜の検討か、早碁を打つかどっちかでした。

僕は、どちらかというと棋譜の検討の時間が好きでした。

 

研究会が終わると、

「メシ食ってく?」

と、言って頂きます。

 

メシ食っ・・・あたりで

「ハイッ!!!!」

と返答して、山城家の食卓の末席に紛れ込みます。

 

山城先生の奥様は、料理上手で有名です。

「これ、お金取れるよ!」

「店出した方がいいんじゃない?」

というセリフを、たぶん一万回は言われています。

 

そんなワケで、山城先生の「メシ食ってく?」を、

いつも心待ちにしていたのでした。

 

そして、少食な山城家に代わって、次々と大皿を平らげたりしました。

(大先生たちは後輩が・・・以下略)

 

 

あるとき、彦坂先生に

「お前、ヒマだったら電話して来いよ」

と言っていただきました。

 

翌日、さっそく電話すると、

「おう、俺も空いてるから、ウチに来い」

と言っていただき、他の若手も誘ってお邪魔しました。

(前回記事にした、彦坂研究会とはまた別の日です。)

 

インターホンを押すと、彦坂先生の

菩薩のような奥様と、2匹のワンコが迎えてくれます。

 

彦坂先生に碁を打ってもらったり、

自分の碁を並べて講評してもらったりしている間、

奥様がひっきりなしにカットフルーツやシュークリームなどの

おやつを運んできてくださいます。

 

日の暮れる頃になると、先生は

「そろそろメシにするか」

とおっしゃられ、焼肉をごちそうになりました。

 

そして、近所のミスドに寄って、

「これでも持って帰れ」

と、なぜかお土産まで持たせてもらいました。

 

碁を教えてもらい、ご馳走を食べさせてもらい、お土産をもらう。

 

いいのか?

これでいいのか?

普通、こっちが何か持っていかなきゃいけないんじゃないのか?

 

と、自問自答しながらドーナツを食べました。

 

 

中部生え抜きの若手で、

この先生方の薫陶を受けていない棋士はいません。

 

薫陶というか、もはや物理的に育まれております。

 

本当に感謝に堪えません。

 

 

棋院で羽根泰正先生にお会いしたので、写真を撮らせて頂きました。

 年を重ねるほどに、羽根先生の偉大さを感じる、今日この頃です。

  

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