試写会

映画呉清源極みの棋譜を観て来ました。三年ほど前に琵琶湖の近江八幡で大半の撮影が行われ、関係者の人より金賢貞三段に出てほしいのと、私に囲碁指導（俳優さんに囲碁の手つき棋士の性格などを教える）の依頼があり、１泊２日で映画撮影のお手伝いに行って来ました。撮影の日が大雨になり金賢貞出演の予定が変更になり、私が出演することになりました。呉清源、橋本宇太郎十番碁の立会い役です。撮影は大変でしたが、素晴らしい経験をすることが出来ました。今回試写会を観まして、関西の棋士も数人出演されています。私もはっきり写ってました。１１月上旬より全国五大都市でロードショー、名古屋はゴールド劇場にてロードショーです。皆様にも是非観て頂きたいと思います。

詰め碁です。

黒先です。三分で二段くらいだと思います。

名人戦１勝１負に

松本から帰ってきました。
名人戦は、張碁聖が勝ち、１勝１負の五分になりました。
１、２、局ともどちらかと言うと一方的な展開でした。
３局目以降は、どちらが勝つか最後まで解ら無い様な、
熱戦を期待します。
なお、日本棋院中部総本部では、９月２７日、２時半より、
第３局を、中野九段による解説会を、行います。是非聞きにいらして下さい。

名人戦第２局

明日から松本市で名人戦第２局が行われます。
高尾名人の連勝か、張碁聖５分にもどすか、注目の一戦です。
私はＮＨＫの衛星放送の解説です。
皆さん見て下さいね。
なお、日本棋院中部総本部では、２０日、２時半より、松岡八段による解説会を
行います。
これから松本に出かけます。
帰って着たら感想を書き込みたいと思います。

どっちが大人

今日ペア碁の東海地区予選が、日本棋院中部総本部でありました。
約４０組が参加。
なかでも、小、中学生や若い人の参加が目立ちます。
中学生ペアと高齢のペアとの対局での出来事です。
本来なら微笑ましい光景なのですが、そこで目撃した光景は、
なんともおぞましいものでした。
もうすぐ終局形勢も中学生ペアの勝ちなのですが、残り時間が1分も無い状態。
そこでおじさん手の無い所へ打ち込んで、なんと時間切れ狙いに
さすがに居たたまれなくなって、審判長では無かったのですが、
［もう終局ですよ］と口を出してしまいました。
そこでおじさん［もうすぐ切れるんだけどなあ］
そこで少年［ちょっと大人げないんじゃないですか？］
思わず・・・
おじさんがだだっ子で、少年が大人に見えました。

ハネムーン

ドイツから友達カップルが遊びにきました
新婚ほやほやハネムーン～

二人の出会いは囲碁クラブ

結婚の記念に親戚＆友達からのお祝いで
日本で碁盤セット（足付）を購入することに。

山城先生の紹介で名古屋西区の中山碁盤店さんへ。
見事気に入った碁盤をゲット

二人はルンルンで今日、京都に出かけて行きました。

詰碁

これから、若手棋士数人が交代で詰碁を出題していきます。
黒先です。
解答はまた

第9回中部子供囲碁団体戦

本日日本棋院中部総本部で、第９回中部子供囲碁団体戦が行われました。
１チーム3人で４７チームが参加しました。
うち、選手権戦が16チーム。
この選手権戦に参加できるのは、すべて有段者です。
そして交流戦５組。
1番下のクラスは、やっと１９路で打てる程度ですが、それでも楽しそうに、そして真剣に打っていました。
この団体戦に参加する子供達は、各地の子供教室に通っている子がほとんどです。
多い所は１２チームも出ていただきました。
又、逆に３人揃わなくて、出れなくなった教室も増えています。
年に2回行っているこの会、年、年参加チームが減少気味ですが、なるべく長く続けられる様、各教室の指導者の皆さん応援よろしくお願いします。

名人戦解説会

高尾名人に張碁聖が挑戦する名人戦七番勝負が始まりました。
昨年、高尾さんに名人を奪われた張碁聖リベンジなるでしょうか。
日本棋院中部総本部では、本日２時半より、羽根直樹九段による
解説会を行います。
なお、全局2日目の2時半より解説会を開きますので、是非皆さん聞きにいらして下さい。

子供囲碁交流

先週、日本代表の小中学生5名＋菊池先生、
森野九段らと韓国に出かけてきました。

韓国では碁クラブの種類が４つあるそうです。

1:教室　　入門者や普通に囲碁を習う子供達が中心
2:道場　　プロを目指す子供達
3:研究室　プロ中心に自分達の研鑽の場
4:棋院　　いわゆる碁会所

今回はソウル中心部にある梁9段主宰の囲碁道場と、
日本でもお馴染みの劉9段の道場等で対戦しました。

これらの道場ではだいたい朝10時～夜10時まで、
食事の時間以外はずっと碁盤に向かいます。
親元を離れ内弟子や寄宿生活をし勉強を続ける子、
義務教育中でも学校に行かないで道場に通う子も
います。そしてそれは普通の事の様でした。

全日本大会を制覇した優秀な日本の子供達も、
ここ道場では一番下のクラス（韓国棋院の院生に
入るかどうか？レベル）と対戦しやや負け越し

プロを目指す子供達の層がこれだけ厚い韓国
囲碁を取り巻く環境、指導者、父兄、子供の意識
すべてが日本とは比べ物にならない真剣さ。。。
埋めようのない大きな差を感じました。

それはそれとして、連日のキムチ＆激辛フード攻
めも含め、この夏の素晴らしい思い出と経験にな
りました。