この長いタイトルの名前の大会は、スポーツアコードという国際オリンピック委員会に承認
されている国際スポーツ団体が主催のマインドスポーツ(囲碁、ブリッジ、チェス、ドラフツ、
シャンチー)の大会です。
国際囲碁連盟(IGF] はマインドスポーツゲームの団体(IMSA] に加盟しています。
IGFは日本棋院内に事務所を置き以前は日本棋院理事長が会長を務めていました。
近年は、日本、中国、韓国の3カ国の持ち回りになっていて今年は中国が務めています。
もちろん欧州やアメリカの人も理事になっています。
この大会は今後5年間北京で開催の予定です。
今回の日本代表は山下名人、私、小県九段、坂井八段、向井四段の5人での団体戦
と山下名人と向井四段のペア戦の2種目で日本はどちらも3位でした。
毎度のことながら中盤まで優勢な碁を逆転されるパターンです。
私も2局必勝の碁を落としてしまいました。
国際戦における日本の課題ははっきりしていると思います。
まずはメンタル面の弱さ。短い時間での正確な読み「詰め碁、ヨセ」
中国、韓国では、子どものころ、詰め碁やヨセを徹底的にたたき込むらしい。
又この大会は10日間の長丁場とドーピング検査があるため出発前から薬も飲めず
おじさんにはきつい。坂井さんも風邪で薬も飲めずつらそうでした。
そんな訳で今後は国際大会の経験もできることから若手で編成してはどうでしょうか。
表彰台に昇りメダルをかけられ日の丸が揚がるのは感動です。やはり一番高い所で
金色がいい。