こんにちは、柳澤です。
先日「夏休みジュニア&プロふれあい囲碁まつり」が開催されました。
普通に指導碁などもありますが、この会ならではの特別企画があります。
僕は当日は行かれなかったのですが、
話を聞くと、予想以上に盛り上がったみたいです。
企画と運営の中心人物である、
下島七段と大澤初段に、当日の様子を伺ってみました。
特別企画その1 『謎解きアドベンチャー』
柳澤 「こないだはお疲れ様でした。」
大澤 「お前なんで来んかった?」
柳澤 「ちょっと別用が・・・。でも本当に行きたかった。」
下島 「いや~めっちゃ楽しかったよ。」
柳澤 「謎解きアドベンチャーはどうでした?」
大澤 「子供たちにボッコボコにされた。物理的に。」
謎解きアドベンチャーとは、隠された問題を探し出し、
たくさん正解することで賞品をもらえるゲームです。
そして、その問題は棋士の体のどこかに貼り付けてあるので、
必然的に、大勢の子供達が棋士によってたかって、
服をめくったりよじ登ったりしながら探すことになります。
下島 「会場を逃げ回ったよ(笑)」
柳澤 「まさにお祭りですね。」
特別企画その2 『ふくめん棋士』
柳澤 「なんちゅーお面・・・。でも去年と比べるとだいぶ面影が残ってますね。」
昨年のふくめん棋士は、Tシャツ短パン、サンダル履きで、
サングラスとマスクを着けて、麦わら帽子をかぶっていました。
それは覆面というか、もはや変た・・・・・・
大澤 「ふくめん棋士は最強キャラ。常に本気で負かしにくる。」
柳澤 「今年は誰か勝った子はいましたか?」
下島 「2人いたみたいだね。」
特別企画その3 アイテム碁 「カードアイテムを使って棋士を倒せ!」
棋士VS子供達の連碁です。
そして、なんと棋士が黒を持ちます。
そのかわり子供達は、対局を有利にするアイテムカードが使えます。
「アゲハマ20目」 「2手打ち」 「山城」 「目隠し」 「筒」 「早口言葉」 「菜箸」
以上7つのアイテムがあります。
柳澤 「説明が無いと分かりませんね。アゲハマもらえるのと、2手打てるってのは、分かりますが。」
大澤 「山城は山城先生が一手打ってくれる。」
柳澤 「なるほど。目隠しは?」
下島 「棋士に目隠ししたまま一手打ってもらう。スイカ割りみたいな感じ(笑)」
柳澤 「やってみてどうなりました?」
大澤 「宮川先生が、マスの中に置いたので、一手パスになった(笑)」
柳澤 「筒(つつ)は?」
大澤 「でっかい望遠鏡みたいな筒を、のぞきながら打ってもらう。」
下島 「まったく碁盤全体が見えないんだよね。」
大澤 「筒が長くて手が碁盤に届かないから、16の四、とかって口で言ってもらう。」
柳澤 「それは誰がやったんですか?」
下島 「鶴田くん。で、言ったところにすでに石があった(笑)」
大澤 「それも一手パスに(笑)」
柳澤 「じゃあ次は、早口言葉。」
大澤 「打つ前に3回言ってもらって、カンだら一手パス。」
下島 「その言葉も、僕たちの創作。作るのが楽しかったな。」
柳澤 「なんか、いっぱい作りましたよね。」
大澤 「使ったのは3つだけ。」
「秀策 就職」
「山城宏 潮干狩り」
「湯冷め 梅沢由香里 くらり」
下島 「これはヒョンジョン(金三段)がやって・・・カンだね(笑)」
柳澤 「普通にカミますよね。しかもプレッシャーのかかる状況で。」
大澤 「子供達が復唱してたのが面白かった。」
柳澤 「最後に、菜箸(さいばし)は?」
大澤 「菜箸で碁石をつまんで打つ。けっこう難しい。」
下島 「これは中野先生がやったんだけど、上手いこと石を持ってたよ。」
大澤 「あそこに打ててたら、黒が勝ったかも。」
柳澤 「ということは、結局落ちたんですね?(笑)」
下島 「うん、打つ直前にポロっと。」
大澤 「理想的なオチ(笑)」
柳澤 「で、結果はどうだったんですか?」
大澤 「最後は白(子供達)の4目勝ち。」
下島 「ここまで細かくなるとは思わなかった。棋士は強いね(笑)」
一等は超豪華! お楽しみ抽選会
柳澤 「今年も景品が豪華でしたね。」
特賞が当たると、wii、PSP3000、3DS、などのゲーム機か、
2万5千円相当の碁盤セットの中から好きなのを選べます。
ちなみに4等が花火セットです。
大澤 「やっぱり花火はみんな喜ぶ。」
下島 「今年も子供達のエネルギーが凄かったね。」
「夏休みジュニア&プロふれあい囲碁まつり」は、来年もまた、さらにパワーアップして開催されます!
乞うご期待!!