名古屋棋士会

名古屋発!日ごろの出来事や囲碁のこと、身内話など、素顔のままに棋士仲間でつづるブログです。

踊る棋士(映像あり)

2015-11-20 16:00:03 | 柳澤理志

こんにちは、柳澤です。

 

突然ですが、、

 

↓このページの映像に、プロ棋士が6人います。

踊る棋士

 

朝のニュース番組のワンコーナーです。

これは、先月行われた中部総本部60周年記念フェスタ中に行われました。

 

徹夜明けの大澤健朗二段も

意外と元気そうに踊っています。

 

みんなバッチリ映ってますので、 

よかったら探してみてください。

(スーツ着てるのは全員棋士です)

 

あさって放送の囲碁フォーカスでは、

特集
photo

大澤健朗の挑戦! 24時間耐久 9路盤 1000局
日本棋院中部総本部で年に1回行われている
恒例のイベント「囲碁フェスタin中部総本部」。
今年は中部総本部設立60周年を記念した
特別なイベントが目白押し。その中でも注目が
日本初となる「24時間耐久 9路盤 1000局」。
大澤健朗二段(29歳)が9路盤でアマチュアや
プロと1000局もの対局をおこなう。
夜を徹して対局に臨む大澤二段の挑戦に密着する。

 

ホームページでこのように紹介されています!

 

みなさま、ぜひご覧ください!

 

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けいちゃんおめでとう(涙)

2015-07-03 19:00:35 | 柳澤理志
柳澤です、


王景怡がやってくれました。


今日は、謝依旻女流名人VS王景怡ニ段 会津中央病院杯女流トーナメント戦決勝二日目!

中部総本部では、

鶴田三段&卞初段の解説会!

会場には王二段のファンも多く詰めかけました。


多くの若手棋士が姿を見せ、検討!


勝ったんじゃね?勝ったんじゃね?
と何度も図を作っては確認。


間違いが起こらないかをハラハラドキドキしながら見守り…


ついに…


勝利の報に会場が沸きました!




自身にとって初タイトル!!!!


中部総本部にとっては、30年ぶりの女流タイトル!!!!



東京から名古屋にやってきて、足かけ8年…

苦しいこともあったろさ、、、
悲しいこともあったろさ、、、



おめでとうメールを送ったところ、
返信に、

「中部に女流タイトルを持ち帰れて本当に嬉しい!」

の一文があって、涙が出そうになりました。



けいちゃん本当におめでとう!!!!



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新十段誕生!!!!

2015-04-22 18:11:29 | 柳澤理志
やった!


やりおった!!


中部総本部では、小県九段による解説会が行われていましたが…


勝利の瞬間、歓声に包まれました!


おめでとう!!!


そしてありがとう!!!!
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明日!

2015-04-10 23:01:09 | 柳澤理志
こんばんは、柳澤です。


かねてより告知しておりましたが、

明日はいよいよ…




G1グランプリ
~中部囲碁最強チーム決定戦~

が開催されます!


皆様のご来場をお待ちしております!
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十段戦開幕!

2015-03-05 19:30:50 | 柳澤理志
こんにちは、柳澤です。


十段戦挑戦手合が開幕しましたね。


第1局。


無念…


なんだか、らしくない碁でした。


中部総本部では、解説会を行いました。



卞初段と、鶴田三段の、フレッシュコンビ。

丁寧な解説に、みなさん真剣に聞き入っておられました。


次局以降、伊田八段に何を期待しますか? と振ると、

二人とも「大石を取って欲しいです」と同じ答えで、会場拍手!

みんな同じことを思ってるんですね(笑)


挑戦者の持ち味が存分に発揮されることを願います。


第2局は、3月26日です。


この日も、中部総本部にて、解説会を行います。


詳細は、また追ってご案内させて頂きます。

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続・忘れ得ぬ言葉

2015-02-21 23:27:28 | 柳澤理志

こんばんは、柳澤です。

 

大澤健朗二段から、

「早く続きを書け!!!!」

と言われました。

 

書きます。

 

6子以上の置碁でどうしていいかわからず悩んでいた僕に、

羽根直樹先生がニコッと笑って言った一言。

それは・・・

 

 

「大きい所から順番に打てばいいんだよ」

 


でした。

 

羽根先生が慈愛の微笑みをたたえながら言った、

というところがポイントです。

 

羽根先生以外の人に言われたら、

「ンなこたぁわかっとるわ!」

と思って終わったかもしれません(笑)

 

なぜこの一言に衝撃を受けたのか。

 

あまりにも、シンプルな真理だからです。

 

碁は、極論すれば、

「大きい所を探して、打つ」

以外のことは、何もできないのです。

 

そしてそれは、互先でも置碁でも変わらない、と分かったからです。

 

それまでの僕は、前の記事で述べたように、

「苦しい所に打ち込んでいかなきゃいけない・・・」

というふうに思って悩んでいました。

 

「やたらに打ち込んだら、指導碁を受けられている方も嫌なんじゃないか・・・」

ということも考えていました。

 

しかし、打ち込むときは、

盤上の中で「大きい場所だから」打ち込んだのであって、

「苦しい所に打ち込んだ」のではない。

 

もっと言えば、大きいと思って打った場所が、

たまたま「打ち込み」という名前のつく場所だった。

 

そういうふうに捉え方が変わったのです。

 

パラダイム転換です。

 

ちなみに、そう考えるようになってから、

不思議と打ち込むような手も減りました。

 

別に手を緩めてるというわけではなく、です。

 

相手がどう思うか、とか、

コントロール不能のものを、

必死にコントロールしようとしていたので、

苦しかったのです。

 

「9子置かれた状態で勝ち筋を見出そう」とか、

むちゃくちゃです。

 

できないことをやろうとしてるから、苦しかったのです。

 

言うなれば、

「頑張って空を飛ぶぞ! 必死に努力すれば、きっと宙に浮ける!」

みたいな感じですかね(笑)

 

羽根先生からしたら、

「余計な事考え過ぎだろ、柳澤」

と思われていたのではないかな、と思います。

 

そんなわけで、だいぶ変わった僕ですが、

どうも、未だに「いらんことを考えている」気が、

少し(だいぶ?)残っています(笑)

 

また電流が走るときが、来るかもしれません。

 

ところで、

「大きい所から順番に打つ、ってどういうこと?」

ということについて、もう少し掘り下げようと思ったのですが、

書いてみたら、かなり長くなりました。

 

いったんここで切って、寝かせたいと思います。

 

(つづきます)

  

 

 

コメント (2)
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1分動画

2015-02-21 10:02:37 | 柳澤理志

おはようございます、柳澤です。

 

かねてより告知している、

G1グランプリの動画を作ってみました。

 

 

よかったら見てください。

 

G1グランプリの詳細はコチラ

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忘れ得ぬ言葉

2015-02-18 14:49:21 | 柳澤理志

こんにちは、柳澤です。

 

あれはもう、約10年前・・・

入段当時、17歳の僕には、悩みがありました。

 

それは、指導碁です。

 

3子、4子、はいいのですが、

6子以上の置碁になると、何をどうしていいかわからなかったのです。

 

どうしても、打ち込んで打ち込んで、打ち込む手を連発することになります。

 

当たり前ですが、互先の感覚ならかなり苦しいところに、打ち込んでいかざるを得ないのです。

 

かと言って、何もせず本手を積み重ねていくと、大差の黒勝ちで終わります。

(ただ、この時の僕は「本手」の意味をはき違えていました。後述します)

 

まだ全然碁の幅がなかった僕にとっては、どうしても、

どこかで勝負手のような手を打たざるを得ず、それがツラかったのです。

 

念のため申し上げると、あくまでも「正しい手」の範囲内で、ギリギリ踏み込んだ手です。

(下手をカクランしようとしたり、いわゆる「だまし」にいくのは問題外です。それは「指導碁」ではありません)

 

つまり、互先と同じ感覚で、相手も正しく応対してくることを想定した踏み込みです。

 

「この相手なら、ここに打っても大丈夫だろう」

という考えで打つのがイヤだったのです。

 

もちろん黒の手から理から外れたときは、

「それは正しい理から外れていますよー」

ということを示すために、キチンと咎めます。

 

こちらから、理のない手を打つわけにはいかない。

しかし、多少は無理気味な手も打たないと、大差の黒勝ちで終わる。

 

指導碁は勝ち負けを争うものではないとはいえ、

それは、受けられる方にとって勉強になるのだろうか・・・

 

このジレンマを自分の中で消化できずにいました。

 

そんな頃、羽根直樹先生と、仕事をご一緒する機会がありました。

 

となりで指導碁を打ちました。

 

羽根先生の指導碁は優しく、

むろん、無理な手は決して打ちません。

しかし、かといって変に緩めるわけでもなく、

流れるように、正しい手を正しく積み重ねる、そんな感じです。

 

羽根先生ほどの一流棋士は、どのように考えて指導碁を打っているのだろうか・・・

 

この機会に、思い切って聞いてみました。

 

「指導碁は、どのように打てばいいのでしょうか?」

 

すると、羽根先生はニコッと笑って、言いました。

 

 

その言葉を聞いた瞬間・・・



僕の脳に、電流走る。

 

(つづく)

 

 

そんな羽根直樹先生の対局を間近で見れるイベントは、コチラ

 

 

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昇段

2015-02-14 00:39:35 | 柳澤理志

こんばんは、柳澤です。

 

僕の姉弟子が、昇段されました。

 

金賢貞四段←三段

 

2月12日の手合で勝利されて規定の勝ち星を達成!

2月13日付での昇段となりました。

 

手合後にお会いしたときは、そんな素振りを見せてなかったのに。

僕だったら、むしろ積極的に素振ってしまうと思いますが、

全く素振りがなかったので、知ってビックリしました。

 

おめでとうございます!!!!

 

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囲碁将棋

2015-02-09 16:34:56 | 柳澤理志
こんにちは、柳澤です。

昨日は、話題の「車将棋」
をニコ生で観戦しました。


圧巻でした!

諸々の演出もかっこいい。


もし囲碁でやると…

2車種しかない。
300台以上必要。
一度打たれた車は
取られるまで動けない。

車囲碁という企画は難しそうです。


この時にご一緒させて頂いた方が
たくさん出演されていました。

(ちなみに、香川愛生女流王将が、
今日放送の「ネプリーグ」
に出演されるそうです。 すごっ。)


このときに居られた将棋の先生方は、
ほとんどの方が囲碁を打てます。


香川女流王将、長谷川優貴女流二段、室谷由紀女流初段、がアンチェインに来店されたときの写真です。
(約一年前の写真ですが、お蔵入りさせるにはあまりに惜しいので、ここで出しておきます笑)


ちなみに、このとき別の席で
囲碁の会の忘年会もやってたんですが、
このお三方の登場に、
色めき立った人が多数。

隠れ将棋ファンの
存在が判明しました笑

この日以来、将棋界にも
注目するようになったという
方もおられます。
(そらそうだわな…)


将棋の先生は囲碁も強いのかというと、10級~3級くらいの方が多かったです。

ただ、

めっちゃ読む。

納得いくまで読み倒す。

一般的には読みが苦手な方が
多いと思いますが、正反対です。


そして、ものすごい石が密着する。

碁では大雑把なフワッとした手が
良かったりするときもあるのですが、
逆にそういう手は苦手みたいです。

僕の見た限りでは、みなさん、ことごとくこの特徴がありました。

将棋脳で囲碁をやると、こうなるのか…
と見ていて面白かったです。


もし本格的にやりだせば、
すぐ強くなる感じです。

いわば、スキーやってたら、
スノボの上達も早い、
みたいなものでしょうか。


囲碁棋士の将棋はどうなんでしょうか。

今のところ、若い世代では、
初心者に毛が生えたぐらいの
人しか見たことがありません。
(自分も含めて)

上の世代では、
かなり強い先生も多いみたいですが。


何局か指導将棋もしてもらいました。
(指導将棋っていう言い方で良いのかな…?)


結果…


指導碁を受けられる方の気持ちがわかりました。

プロの先生が何か動くたびに、めっちゃ怖い。

守ってはボロボロになり、攻めては玉砕する。


指導碁を受けられる方に、

「肩の力を抜いて普段通りに打ってください。ノビノビ自由に打ってください」

というようなことを申し上げたりしたこともありますが、
それが非常に難しいということが良くわかりました。


僕だったら無理です。

そう言われたら、
そのことにまた緊張します。

存分に緊張すればいいじゃないか!

と、今は思っています。


ところで、囲碁も将棋も、
「棋士」です。

むしろ、棋、と聞くと、
将棋の方を思い浮かべる方も
多いのではないでしょうか。

名前に入ってますからね。

でも実は、棋という字は碁石、
ひいては囲碁そのものの意味があり、
碁という字は音読みで
「キ」とも読みます。

お見知り置きを。


とりとめがなくなってきましたが、
いろいろ刺激を受けて、
思うところを書いてみました。
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