なごらいの活動レポート

なごや外来種を考える会
・・・略して「なごらい」です。
http://nagorai.org/

緑生涯学習センター

2018-08-20 | 日記
‘18年8月19日(土)10時~12時  緑生涯学習センター

緑生涯学習センターからの要請で「外来種を食べる会」をやりました。
参加者10人、スタッフ4人での開催です。
先月名東区でやった食べる会とはちょっとメニューが違い、ウシガエルの代わりにアカミミガメカレーを提供しました。

10時から野中のあいさつで始まり、迷惑な外来種も本来連れてきた人間が悪いので、ゴメンネと言う気持ちで、せめておいしく食べてあげようという趣旨を発表しました。次に遠藤さんからは外来種について話題を提供してもらいました。最近はテレビで外来種番組をやってくれるので、関心が高まっていることなど。宇野さんからは本日の外来種料理「ザリガニサラダ・アカミミガメのカレー・ブラックバスの煮つけ」について詳しく説明してもらいました。

 

さっそく滝ノ水緑地などで捕獲したアメリカザリガニの剥き身220匹をザルで1分半、塩茹でしてサラダと一緒に提供します。一人20匹ぐらい剥き身が割り当てできました。トマトソースもポン酢もマヨネーズも良く合います。背ワタをきれいに取ったので臭みもないしエビの味に良く似ていますね。
アカミミガメは「世界のごちそう博物館」に頼んで在庫のないアカミミガメを捕ってきてレトルトに加工してもらいました。簡単に食べられて食べる会には便利です。ただ肉が細かいミンチ状なのと味付けのスパイスが強いので皆さんの感想はイマイチ微妙だったようです。
ブラックバスは先月に続いて琵琶湖の沖島漁協から購入した冷凍切り身ですが、解凍して煮つけのタレとともに15分煮付けました。参加者の皆さんにタレを回しがけして、味を良くしみこませてもらいました。クセがなく脂も乗って、もっちりプリプリ。今回の参加者からも皆文句なしにおいしいと褒めてもらえました。
最期に一人ずつ感想をインタビューしました。ザリガニは丸のまま料理したのではないので、調理体験としては物足りないが、逆に引かずにおいしく食べることができて良かった。アカミミガメカレーは肉自体の味がよく分からない。ブラックバスは癖もなく柔らかく評判でした。総じて外来種を食す珍しい体験ができて良かったという感想が多かったです。

 
 
 


先月との違いは自分で捕ったザリガニではないので「採って食べて減らす」という体験にならないことですね。これは運営側も計画・引率・加工・保管など大変な労力を要しますが、今後の啓発のためにも参加者に捕る体験をしてもらうことは大切なことだと思いました。

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