雪の飛騨路なのだ

わたしの着物ライフ、初の積雪モードに突入

手持ちの履物で、一番悪天候対応が爪皮つきの下駄（しかも赤）なのですが、
積もった雪にはどう見ても勝てそうにない。
ネットで調べると、雪下駄なるものがあるらしいが、
わざわざ今回のために購入するつもりもないので、
ここはひとつ初のブーツチャレンジに打って出ました。
着物にブーツ・・・有りだよね～

あ、ちなみに雪駄という履物、雪には関係なく当て字なんだそうです。
前から、あんなペッタンコの草履が何で「雪」なんだろうと
不思議に思ってたんで、ついでに解決してよかったです。


足元に合わせて、コーデも和洋折衷にしてみましたよ。
ハイネックに帽子。
一緒にいった友達は最初ゲラゲラ笑いました。
ああ笑うがいいさ、パイオニアはいつも孤独なのさ・・

でも、添乗員さんやホテルの仲居さんは、さすが客商売。
変てこな私のファッションも、今風と言うか明治風と言うかいいですね～
と声をかけていただきました。

明日は高山

週末は自治会の役員旅行で高山行きま～す。
おっさんだらけのバス旅行

天気予報は雪ですね・・・・・・・・え？ゆっき～～～～ぃ
ど、どうしよう
積雪は想定の範囲外なんですよね～

ブーツ履くことにしました。けっこうファンキーかも


あ「花より男子」が終わった。
じゃ、これで落ちます

あったかシリーズ装着中

恋するウサギちゃんで～す・・・・バキッ


いや～最近冷えますよね～（急に世間話風・・）

で昨日から着物の下にハイネックセーター着てるんですよ。
市とか古着屋さんの店員さんは、こんな着方よくされてるんで、
わたしも「アリ」だなと思ってるんですが、
自分でやるとなると、けっこう勇気要ります。

それに、足元これだもの・・
手袋はもちろんファーつき。
そして、写真には写ってませんが頭に耳つけてます（うそです）

あったかシリーズ

さて、次のあったか小物はウールステテコです。
あったかい時点で、ステテコとは言わないのかな？

型紙がないので、今持ってるステテコを参考に作りました。
ちゃんと履けたのでびっくりしました。

裾のレースに女の子っぽさをアピール・・でもステテコ
ホントは裾にファーをつけるつもりだったんです。
でも、足袋とバッティングしちゃうし止めました。


残り布で、腕カバーも作成


実は、これこそファーで作ろうと思ってたんです。
しかし、やっぱ袖から毛むくじゃらの腕がのぞくと恐い。
赤頭巾ちゃんのオオカミみたいになるといけないので却下。

ちょうど出来上がったときに、息子が帰ってきたので、
「どう？」と見せると、息子「事務員みたい」と一瞥。

母「それは黒やろ」
息子「じゃあ、おしゃれな事務員。メガネのフレームは赤とかしてる」
母「あくまで事務員なんやな。フレームはべっ甲でもええの？」
息子「他人とちょっと違うみたいな雰囲気がでてたら、それでええで」

夫は「ポルトガルみたいやな～」と言った。
これは私の思考回路といっしょだ。
夫は、たぶん長崎の出島にポルトガル人が出入りしてたときの服を連想しているのだろう。
長崎カステラの箱に書いてあるやつですわ。

わたしも、作ってるときは“オスカル”をイメージしてたが
出来上がったら“伊藤マンショ”みたいと思ったのだ。
時代と背景が一致する。
ふたつ並べると、不思議の国のアリスが履いてるペチコートみたいにも思える。
デザイン的にどうなんだろ？

で、マンショと言えば姉歯建築士の耐震偽造問題（かなり話が飛躍しますが）
たいへんなことになってますね～。
息子「オレ、姉歯の髪の毛のほうが心配や。頭に乗ってるだけやん。震度３でも危ないわ」
母「あいかわらず、視点が斬新やね」

ま息子ネタはいろいろあるんですが、
着物ブログの趣旨からドンドン離れそうなんでこの辺にしときます。