やみくも着物ライフ

突然着物に目覚めてしまったわたし。細かいことはいいの、とにかく着物が着たい!そんな乙女心を綴ったペイジ・・・

防災のお勉強

2006年03月06日 | 着物deお出かけ
何してると思います?

じつは、今震度7なんですよ~
ほら(ピンボケですが・・)

ここは名古屋市港防災センターの地震体験コーナーです。

係りの人の説明の後、この部屋に入って震度7を体験するのです。
わたし、ホントはこういうの大好きで立ったままどれくらい耐えられるか試して見たい気満々なんだけど、
さすがに防災を学ぶ大人としてヒンシュクなので、言われたとおりテーブルの下に隠れて脚につかまってます。

このテーブルは固定されているので、つかまっていれば安心です。
しかし、実際にはそんなテーブルは無いわけでテーブルごと揺れることになります。
振り回される身体に倒れる食器棚や冷蔵庫。ホントに助かるんでしょうか・・

ウチの家は、阪神淡路大震災のあと家具や冷蔵庫は固定してます。
でも、ホントに大丈夫なのかな~
夕べの「あるある大辞典」だったかテレビで、ツッパリ棒の強度を実験してました。

ツッパリ棒って、家具と天井に棒をかまして固定するものですが、壁側に取り付けなければ効果がないそうですよ。
前方では2秒も耐えられませんでした。
うちの取り付け方法はたぶんOKだと思いますが、心配なのは家具が2分割になってるものが多いこと。
これ、根本的な問題じゃないかなぁ
家具の上下もカスガイで止めないと意味ないですよね・・・
さっそくホームセンターへGO!なのだ。

ワンポイントレッスン・・揺れが止まったらガスの元栓を締めて、
家を離れるときにブレーカーを落とし出入り口を一箇所開けておきます。
阪神大震災のとき、電気が復旧したとたん漏電火災が起きた教訓からです。


次は「伊勢湾台風体験コーナー」です。


三丁目の夕日な感じでしょ。
伊勢湾台風が起こった昭和34年の風景を再現してるのです。

こちらのお宅で台風を体験します。

家具やラジオとか、たぶんホンモノの骨董みたいです。
右手にチラッと見えるのがスクリーンで3Dメガネをかけて見ます。
強風で家全体がガタガタ揺れて大迫力です。

こちらのお宅は夫婦と小さい兄妹の4人家族の設定です。
両親が強風の中雨戸に釘を打ち付けましたが、
だんだん風が強くなって、あっけなく飛んでいってしまいます。
すぐに窓ガラスが割れて部屋の中に向って破片が突き刺さるように飛んできます。
子供たちのグループから悲鳴があがりました。

窓が無くなって丸見えの街の向こうのほうから、どんどん水が流れてくるのが見えます。
あっと言う間に部屋のなかへ川のように流れ込み、やがて流木が突進してきて目の前に飛び込んできました。
きゃ~ぁ!
みんなの悲鳴で部屋は真っ暗になって・・・お終い。恐いよ~


そして、この部屋の隣は「煙火災体験コーナー」です。
中は真っ暗で迷路になっています。
煙が充満してるので(といってもたいしたことない)ハンカチで口を押さえながら
低くなって素早く出口を探して脱出しなければいけません。
これははじめての体験なので、ちょっとドキドキ

5人ずつ入っていくのですが、「最後は恐いことがおきますよ~」
という係りの人の言葉で我先にみんな入ってしまって、なぜか私は最後グループに・・

どうしたらいいの?と思いつつも、最後のグループの先頭にさせられて
(みんな要領よすぎるよ~~~)とりあえずドアを開ける。
みんな右手で壁をたたきながら、出口を探すことにした。
同じ手にしないと出口にたどり着けないし、はぐれてしまうのだ。

壁の音とドアの音(空洞)を聞き分けて出口を探していく、
そのとき部屋の明かりがボウッとついた。
目が見えると壁から手を離すからいけないんだそうだ。

あれ?見えるやん♪とさっさと出口に向っていく。
いち早く外に出てしまった。
なんと、前のグループを追い抜かし私だけ先に出てしまったのだ。

先頭はたいていグループのリーダーになるから、
みんながいっしょにいるか確認しなければいけなかったのだ。
ま、他人だからいいけど
本番はちゃんとやろうと思いました。(本番があったら恐いって・・)

家に帰ってさっそく、窓ガラスにフィルムを貼ると宣言しました。
たまにはお勉強もいいですね。
名古屋は防災意識が高い地区なので、こういうセンターも優れているそうです。














コメント (10)
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