海の見える家から

瀬戸内海の見える家から、日々の出来事をつづります。

アオギリのうた

2010年08月07日 16時07分42秒 | 日記
広島の小学生はみんな知っている曲。
アオギリのうた。
神奈川出身の私は、娘から習いました。
こんな歌詞です。

「アオギリのうた」                    作詞・作曲/森光七彩

電車にゆられ 平和公園
やっと会えたね アオギリさん
小学校の校庭の木のお母さん
たくさん たくさん たね生んで
家ぞくがふえたんだね よかったね
遠いむかしのきずあとを
直してくれるアオギリの風
遠いあの日のかなしいできごと

資料館で見た 平和の絵
いろんな国の 人々や
私がみんなが考えてゆく広島を
勇気をあつめちかいます
あらそいのない国 平和の灯(ひ)
遠いむかしのできごとを
わすれずに思うアオギリのうた
これから生まれてゆく広島を大切に

広島のねがいはただひとつ
せかい中のみんなの明るい笑顔




資料館の前にアオギリの木があって、ボタンを押すと曲が流れます。
昨日は、久しぶりにこの曲を聞きました。
アオギリさんはたくさんの葉っぱを茂らせ青々としていました。
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8月6日

2010年08月07日 00時38分56秒 | 日記
日付が変わってしまいましたが・・・
広島の人にとって8月6日は特別な日です。



娘と二人で夜、灯篭流しへ出かけました。
十数年前、広島へ引っ越してきて初めて灯篭流しを見た時は、きれい!!と思った私。
それが、広島に長く住み、色々な人から原爆の話を聞くうちに、きれいと思った私は、なんて愚かだったのだろうと、思いました。
亡くなった家族を想い、戦争を憎み、平和を願うたくさんの人の心が灯篭に込められています。
いまだに、原爆の後遺症で心も身体も傷を抱えている方が広島にはいます。

  

みんなの願いは、戦争が無くなる事。娘の灯篭も・・・
娘がいつだったか、「生まれる前も広島に住んでいた気がする。」と、言ったことがありました。
親戚も誰もいない広島に住んでいる私たち家族。
前世がもしあるのなら、広島の話を伝える事が娘や私たち家族の使命なのかもしれません。
この灯篭流しの光景を大人になった時、娘は、きっと覚えていることでしょう。
広島育ちとして何か人に伝えて欲しいなぁ。



何気ない日々の暮らし。そこに平和があることを感じる一日です。
こんな日々がこれからも続きますように。世界中の人が平和に暮せますように。
戦争がなくなります様に。

  

安らかに眠って下さい。過ちは繰り返しませぬから



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