さえずりの森(永山駅前雑木林保全育成の会)

1年という短い期間で雑木林を守ることに成功!2006/11/26保全団体として生まれ変わりました。

永山駅前雑木林 第46報(署名提出期限まで、あと9日!)

2005年12月04日 | [守る会]滝口メール
―――――――第46報(12/4)―――――――――


★議会事務局への署名提出期限まで、あと9日!

提出済みが5,263筆
+82筆(1日回収分)+20筆(2日回収分)
+339筆(2日のキャンペーン時)
=5,704筆

現時点での目標7,000筆まで、あと約1,300!!

あらら、けっこうハードルはまだ高いですね。
でも、再三お伝えしたとおり、行政も議会も、もちろん都市再
生機構も、今の時点では、署名数にだけ注目しています。
住民の力量や関心度を、残念ながら、その1点だけで、今は
計られてしまうのです。
だったら、もう一踏ん張り、やってみましょう! (滝口)



連絡先 滝口 t_nahoyuki@yahoo.co.jp

永山駅前雑木林 第45報(カンパもありがとうございます!)

2005年12月04日 | [守る会]滝口メール
―――――――第45報(12/3)―――――――――


12月に入り、いっそう冷え込んできました。
肺炎もはやって?いるようです。
皆さんお気をつけください。


昨日の駅前キャンペーンはどうだった?という
お問い合わせが多数寄せられています。
遅くなってすみません。

★昨日の駅前署名キャンペーン風景を掲載します。
 どうぞこちらのページから写真をごらんください。

中高生の関心が高かったのが、今回の特徴です。
小学生から高校生まで、若いエールには、寒さも忘れるくらい
感激しますね!

★2日の駅前署名キャンペーンは、339筆!

2時からのパンフ折り作業に、8名の方が参集されたので作業
は早く終わり、3:30開始予定の駅前キャンペーンを、3時
過ぎから始めました。

総勢20名(+撮影班1名)、うち7名は初参加、こどもも3名が
馳せ参じてくれました。おつかれさまでした。

カンパは募らないのか、という積極的な市民の方に応えて、
途中からカンパ箱を用意しました。 1,710円!
ありがとうございます。

前回に比べ、パンフの受け取り方が、一層、二分されたように
感じました。すでに本件に対する情報がタウン紙などで報道されて
いたため、関心のある人はパンフを受け取り、即、署名へ。
「よかった、どこで署名したらいいのかわからなかったのよ」と
出会いを喜んで下さる方もいらっしゃいました。
一方、無関心な人は、パーマ屋のチラシ同様の対応、というふうです。

13日の最終提出まであと10日!
ラストスパートよろしくお願いします。



連絡先 滝口 t_nahoyuki@yahoo.co.jp

永山駅前雑木林 第44報(署名5,000筆超えました)

2005年12月02日 | [守る会]滝口メール
―――――――第44報(12/2)―――――――――


★昨日、署名用紙の第2弾を議会事務局に提出しました。

①第2弾分とは、11/23~11/30に回収した705筆です。
②永山団地自治会の分は、すでに直接提出済みで2,363
筆でした。
③11/22に提出した第1弾分が、2,195筆。(メールでは2,193
筆としていましたが、議会事務局の計算では、+2筆でした。)

したがって、提出済み合計は、①+②+③=5,263筆

ようやく、5,000の壁は越えました。
7,000筆は行きたいですね。あと、11日間!
行政も議会も、もちろん都市機構も署名数を注視しています。
住民の力を、それで計ろうとしています。
もう一踏ん張り、いきましょう!



★「多摩自由大学月報」11月号に、<S生>さんが次の文章
を寄せられています。転載をご承諾いただきました。
また、12月号には「みどりの市民債」という文章が掲載され
ています。現在、ベルブ永山のチラシ・パンフレットコーナー
に置かれています。B5版の黄色い表紙です。

     ----------------
 緑地保存の歴史

 永山駅前の雑木林約1ヘクタールの保存運動は10月半ばに
「守る会」が発足して、所有者の都市再生機構や多摩市と交渉
を始めた。この雑木林の丘にある団地・永山ハイツの住民グル
ープばかりでなく広範な市民団体が協力して保存運動に乗り出
したのは最近の市民運動では画期なことである。いままでの運
動は当該地域に限定され、住民エゴと捉えられる傾向があった
。6年前の多摩センターSW地区の「わんわんランド」建設反
対運動も周辺住民の環境問題としてのみ捉えられて、都市公団
の土地処分が多摩市の街づくりに重大な影響を及ぼすと見たの
は小数の市民にすぎなかった。

 10月21日の読売新聞多摩版は、この雑木林を多摩市が買
い取る方向で都市機構と価格交渉にはいるという市長の方針を
報道した。多摩市は平成11年、「みどりの基本計画」を策定
し、市域の緑地率を平成22年度までに32%から37%に引
き上げる目標値を定めた。具体的には現状の664ヘクタール
に123ヘクタールを新たに加えるという計画である。その財
源として昭和61年度から始めた「緑化基金」が考えられてい
た。基金は毎年積み立てられ、平成4年度までで29億円余り
であった。今回の買い取りは、この基金を使うものと思われる
が、大切な基金を使うのであれば厳しい価格交渉が要求される
。甘い交渉をすれば都市機構の思う壺にはまってしまい、今後
も同様な事態を惹起するだろう。

 本当は、都市機構が住宅公団以来の多摩ニュータウンづくり
に責任を負い、この雑木林に限らず造成地域の緑地保存に多摩
市とともに取り組むのが望ましい。なぜそう考えるのか、歴史
をひもといてみたい。

 ニュータウンの歴史にとって、第1次入居のあとに多摩市と
東京都・住宅公団等の間で行なわれた見直し協議は大きな転機
となった。3年にわたった工事ストップののち、昭和49年1
0月「住宅の建設と地元市の行財政に関する要綱」全21条が
締結されたのである。この第6条には計画人口の20%削減、
第9条には緑とオープンスペースを住区面積の30%以上確保
することが明記されている。この要綱によって、以後のニュー
タウンづくりは「みどりの確保」が保障されたと言ってよい。
多摩市も緑化計画を急ぎ、緑地の調査、公園の造成、住民との
パートナーシップに力を注いだ。例えば団地の管理組合と「み
どりの協定」を結んで法面緑化を実施するなどである。これは
、考えてみれば当然のことだった。雑木林の里山がブルドーザ
ーによって削られていくのを日々目の当たりにした住民にとっ
て、緑の回復は古里の回復でもあったろう。要綱制定の協議に
平行して残存緑地の調査を行ない49年11月に「多摩市緑地
実態調査報告書」を出している。市長は富澤さんであった。

 永山駅前の雑木林保存運動に刺激されて、筆者はこれらの行
政資料を読んでみた。これらの資料からは当時の行政担当者の
熱意が伝わってくる。都市再生機構にも同じような資料がある
だろう。行政も開発者もそれらによってニュータウンづくりに
力を注いだ先人に思いをいたしてほしいと思うのである。  
(S生)

連絡先 滝口 t_nahoyuki@yahoo.co.jp

永山駅前雑木林 第43報(ハクビシンの糞にカキの種)

2005年12月01日 | [守る会]滝口メール
―――――――第43報(12/1)―――――――――

★本日発行の多摩ニュータウンタイムズに永山駅前
  雑木林の記事が掲載されました。
本紙3ページ目です。<ウェブ版記事
横倉さんのコラム『舌筆』もあわせてご覧ください。<ウェブ版記事


★30日、雑木林の散策をしました。

某タウン紙の記者を含め、総勢13名。
そのうち半分は中に入るのが初めて。「へえ、中は広いんだ~。」
ハイツの村山さんの案内で、たっぷり1時間はかけて、中をあ
ちこち散策&観察しました。

私の印象としては、いつもよりゆっくり且つじっくりとまわっ
たからなのでしょうか、思いの他タマノカンアオイの個体数が
多く群生していました。

ちなみに、タマノカンアオイは多摩丘陵に固有のカンアオイの
仲間で、環境省のレッドデーターブックに「絶滅危惧II類(VU
)絶滅の危険が増大している種。現在の状態をもたらした圧迫
要因が引き続き作用する場合、近い将来「絶滅危惧I類」のラ
ンクに移行することが確実と考えられるもの。」とあるらしい
です。(詳細は、ブログの中のタマノカンアオイの写真の左下
をクリックしてご覧ください。)



今回の観察会の成果の1つは、ハクビシン(?)の糞に出くわ
したことです。けっこう量が多く、黒々とした中から柿の種が
ちょこっと顔を出していました。

散策希望の方は滝口(090-9150-2459)までご連絡ください。

連絡先 滝口 t_nahoyuki@yahoo.co.jp