さえずりの森(永山駅前雑木林保全育成の会)

1年という短い期間で雑木林を守ることに成功!2006/11/26保全団体として生まれ変わりました。

永山駅前雑木林の件 ―第4報

2005年09月20日 | [守る会]滝口メール
滝口です。「第4報」です。

●17日(土)夕方、「永山駅前雑木林」の北寄り(線路に近い辺り)から中に入りました。すでに下草刈りは約10,000㎡全体の三分の一は終了し、猛烈なスピードで進んでいます。下草刈りを早急に終え、「間伐工事」に着手し、測量作業へ一気に突き進む算段でしょう。

●当初、都市機構(旧住宅公団)の「勇み足」、と私たち住民も市の行政サイドも感じ取っていましたが、聞くところによれば、都市機構はとにかく所有地(未利用地)を「なりふり構わず」でも処分することが至上命令となっている、そのための「部隊」の「拠点」が、ベルブ永山から道一本隔てて東側の都市機構の広いスペースだということです。

●そんな訳であんまりゆっくりしてはいられません。
しかし、「ピンチはチャンス」で、「勇み足」を逆手に取り、条件闘争(計画の21階建て高層住宅の高さを、もう少し低くさせるというような)ではなく、ここは一気呵成に、多摩市へそっくりそのまま全面譲渡させるところまで、追い込むチャンスと捉えたい。
したがって、とりあえず推移を見守って、ではなく、先ずはあちこちで声を上げましょう!(単なる「ウワサ」では彼らの思うツボです。非常に巧妙狡猾な手法をとっています。「行政サイドに事前協議しなかったのは、今回の計画案は永山ハイツの理事長から提出を求められたからで、故意に事前協議をスポイルした訳ではない。迷惑をかけたのであれば、謝ります。」ということで済んでしまいます。一方、「そういう計画があるらしい」というウワサは、多くの市民にとって「公団の土地なのだから、どう活用するかは、よっぽどひどいものでない限り、仕方がない」という、「声なき」住民合意形成へと向かいます。)

●すでに24名の方に、11日に都市機構が(自分たちは顔を出さずに、永山ハイツ管理組合の理事長に)発表させた完成予想(平面)図などの資料をお渡ししました。まだの方、ご連絡くだされば、お届けします。

●前回も書きましたが、そのあたりの地価は幾らくらいするか、(あるいは調べる方法が)わかる方、いらっしゃったらお知らせくださいませ。

●グリナード永山の各テナント(お店)は、3階建て商業施設が計画されていることをどう感じているのでしょうか?それでなくても、店舗がかなり頻繁に入れ替わっており、経営はかなり厳しいものがあると思われるのに。気軽にお店の人と話のできる方は、そのあたりのことを聞いてみてください。

●ところで、2003年度に市が実施した「多摩市貴重な動植物調査」の時に、「永山駅前雑木林」も併せて調査しましたが、その時の調査結果を大事にしすぎて、どこかにしまいこんだため見つかりません。どなたか、すぐ出せる方、ご連絡をお願いします。

とりいそぎ、以上です。

連絡先 滝口 t_nahoyuki@yahoo.co.jp