今年も垂井曳山まつり(山は正確には、車へんに山)へ行ってきました。山の上で演じられる子供歌舞伎が名物ですが、今年は「曳山」という行為に注目してみました。何トンもある山に10人以上の人が乗り、道が細い垂井の市街地をひいて歩くのですから大変です。ちょっとした進路変更するにしても、とうぜんステアリング機構なんてありませんから、男衆の力頼みになります。山の屋根に乗って音頭を取っている若衆も、皆に指示を出し息を揃えるという重要な役目を果たしているのがわかります。じっくり見ていると曳山それじたいが神事となっているのかなと感じます。まつりは4日まで。