FB既出ですが、昨日は多治見市モザイクタイルミュージアムへ行ってきました。場所は旧笠原町役場(現在の多治見市笠原町。図書館・公民館・体育館からなる複合施設)の敷地内で、昔ながらの地方スーパーとかが建ち並ぶ市街地の一角にこの建物が鎮座する様は異様です(笑)
建物設計は藤森照信氏。近江八幡にたねやが設けた「ラ コリーナ近江八幡」の設計でもお馴染みの、自然に語りかける有機的なデザインを得意とする建築家です。その存在感は見ての通りですが、近くに寄ると外壁に埋められた陶片とか、土を塗り固めた内外壁とか、細かな部分にまで気を使っているのが分かります。展示は笠原町が発祥の地とされるモザイクタイルの今昔あれこれ。そんなに規模が大きいわけではありませんが、けっこう楽しめます。かまど、洗面台、トイレ、タイル壁画など昔懐かしいものも多数見られます。
訪れた時には若い女性客がたくさんいて、そこらじゅうで写真を撮っていました。中には一眼レフを持ち込んでいる女性まで。確かに写真を取りたくなる建物と展示です。こういうのを「インスタ映え」するって言うんでしょうね。