NAGAO Junior High School

長尾中学校の日々の様子を紹介します。

12/5 人権コンサート「う~みさんコンサート」(11.30)

2016-12-05 11:23:52 | 全体

 師走に入りました。暖かい日が続いておりますが、体調管理には十分留意して元気に2016年のまとめをしたいものです。

 さて、11月30日5・6校時に、人権教育の一環としてシンガーソングライターの“う~みさん”をお迎えし、人権コンサートを行いました。コンサートは「あなたに会えてよかった」と題したもので、歌&トークで元気と勇気、そして生きるということのすばらしさや人と違うことの大切さ、そしてそれを認め合うことのすばらしさなどなど、多くのことを考え学ぶ機会となりました。

   

 幕開けは人権委員会の落合さんがこのコンサートの意義とう~みさんの紹介を、自分の言葉でしっかりと語ってくれました。そして、「長尾中、大好き」だって「ちわっ・ちわっ」って元気のいいあいさつ、それに「トイレの便座があったかいんですもの、こんな学校は全国にも数えるほどだよ」で始まったコンサート・・・・・。

   

 “う~みさん”はな・な・なんと、あの「千と千尋の神隠し」の最初の曲、「あの日の川へ」を歌っている方なのです。う~みさんはその曲と出会ったチャンス、そして自分に何ができるかを素直に考えながら歩んできた人生を語ってくださいました。幼稚園や小学校の頃の友人との関係、また音楽をあきらめた自分、家族の中での自分、バスケットとの出会いや大けがでの挫折など、でも今になって考えると、どの時も「くよくよする時間がもったいない」「悩む迷うは幸せなこと、なぜならそこには選択肢がある」「生きることだけはあきらめない。立ち止まっても、後戻りしてもいいから」などなど、生きるということに対し自分自身が人とかかわり、人の生き方から学び、自分はどうあるべきか、自分に何ができるのかを大切に生きている「今」の心の中を語ってくれました。また、心に染みいる声と絶対音階が生みだす、魅力いっぱいの歌。おまけに歌詞が心にどんどん入ってきて、生徒も教員も保護者や地域のみなさんも、何回もうるうる来てしまいました。

    

「自分の心に正直に。ステージに上がりたいと思ったらおいでよ」う~みさんが会場全体に呼びかけます。勇気を出して1年 蓮井君がまずはステージへ、そうしているうちに続々とステージに上がり、呼び込みもあって檀上いっぱいになりました。そして、会場全員で「翼をください」の大合唱です。

       

コンサートのしめに、木村生徒会長がしっかりとお礼を述べました。最後はアンコールにも応えてくださり、「涙そうそう」を熱唱してくださいました。う~みさん、ありがとうございました。長中みんなで元気いっぱいの学校を創っていきます。そして長い人生、躓いても転んでもあきらめず、まず目の前のことに一生懸命取り組んで、進みます。う~みさんもお元気でご活躍ください。また長尾中学校にもお寄りください。

 


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