NAGAO Junior High School

長尾中学校の日々の様子を紹介します。

12/5 11・28 人権コンサート「響きあういのち ~ 三浦 明利さん」

2017-12-05 08:50:32 | 全体

 師走に入りました。校内教育活動情報の更新がやや滞りましたが、お許しください。今週半ばには寒気が入るということで、気温も一層下がる予報が出ていますが、生徒は元気に学習に部活動に、様々な活動に頑張っています。校庭を見ると、正門と西門にはさまれた庭ではメタセコイアの3本の木が冬支度の真っ最中です。この時期になると、落葉樹はほぼ葉っぱを落とし、これから冬の厳しさの中、春に向けて力を溜め込む期間になります。

 

 さて、報告が遅くなりましたが、11月末に平成29年度人権コンサートが開催されました。「響きあういのち」と題して、奈良県在住の住職であり、二人の子どもの母親である三浦明利さんの歌とトークで「人権」「人のつながり・生き方」について考える時間となりました。三浦さんは昼前に学校に来校され、「長中生にいい歌と演奏、そして思いを伝えるんだ」と、昼食の時間も惜しんで準備をしてくださいました。コンサートは3年生人権委員の進行や挨拶で進みました。三好さんから人権コンサートの趣旨や三浦さんの紹介があり、いよいよ始まりました。

       

 バンド活動でギター奏者としての経験も豊富な三浦さんは、アコースティックギターの音色と歌声で会場を魅了します。そして、「悉皆金色(しっかいこんじき)」「ものみな金色なり」ということで、すべての「 いのち」が金色に光り輝いており、一つとして輝いていない「いのち」はない。一つとして 無駄な「いのち」はない。すべての命は平等であるということを意味する、この言葉を用いて、一人一人に違いや特性があること、そしてそれを認め合うことのすばらしさを伝えてくださいました。

      

 ギターを置いて歌い、ピアノを弾いて歌い、またギターソロも聴かせてくださいました。最後はアンコールにも応えていただき、あっという間の楽しく、そして考えるひとときでした。

       

 終わりには、生徒が次々に手を挙げて三浦さんに質問したり、感想を述べました。しっかりと聴いていたからこそ出てくる言葉で、堂々と発表し、三浦さんへの感謝の意を伝えました。人権委員の長西さん・大垣さんからお礼の言葉と記念品贈呈があり、お礼では話の中に出てきた「不請の友(ふしょうのとも)」を得られるような人になっていきたいと、気持ちを伝えました。日頃から住職、そして母親、シンガーとしてご活躍の三浦さん、いい機会をありがとうございました。今日の学びを糧に、長中生一人一人がなかまとつながり合って、日々前進していきます。三浦さんの健康とご活躍をお祈りしています。


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