７月１１日、さぬき・東かがわ地区中学校総合体育大会 剣道競技が大川中学校で行われました。
３年生部員は男女とも１名、もちろん男女の主将です。その２名を中心に、気持ちを高め、稽古で培った心技体をすべて出し切って、相手に対峙しました。団体戦と言えど、剣道は試合場に入ると１対１です。相手との攻防では迷いや恐れも出て、思い切った技が出にくくなることもあります。そんな時に、自分の心に打ち勝ち、集中して無心の技が自然に出たとき、しっかりとした一本が打ちこめます。この大会では、選手のすばらしい技が随所に見られました。
男子団体戦は予選３校リーグ、白鳥・大川に２勝して勝ちあがり、準決勝ではさぬき南に対して１対０、取得本数も唯一の一本で粘り強く勝ち、決勝に進みました。決勝は白鳥中との対戦、３対０をもって、見事優勝しました。予選から決勝まで負け人数は２つだけで、いかに粘り強く負けない試合を展開したかがわかります。全員がつなぎ、責任を果たした優勝でした。おめでとうございます。
女子は部員が２名のため、個人戦の出場でした。シード１とシード２の位置からのトーナメントの戦いです。受け身にならないように、あわてず機会をとらえながらの勝負ですが、２人ともすばらしい気迫と技で勝ち上がりました。松尾むさんは準決勝で惜しくも１本負けして３位となりましたが、松尾もさんは準決勝で延長戦を制し、決勝でも準決勝で敗れた松尾むさんの分までがんばり、これまた延長戦で見事に出がしらの小手を打ちこんで、うれしい優勝を勝ち取りました。優勝、３位おめでとうございます。なお、男子個人戦では河本君がベスト８に入り、県大会出場権を得ました。
