長野周辺の山歩きと山野草

長野県北部を中心に山歩きと野草の開花状況を報告しています。植物の不思議な生態についてもレポートしています。

高遠城址公園の桜・伊那梅苑

2012年04月27日 | 風景
2012年4月24日 高遠城址公園と伊那梅苑に行って来ました。

朝、7時半頃着きました。駐車場にはすんなり入れました。「平成24年 高遠城址公園 さくら祭り交通規制・駐車場案内図」というパンフがあるので事前に手に入れるといいです。私は下調べが不十分で行ったので、誘導されるままに有料駐車場へ。700円。坂道を上るのは全然苦ではないので、本当は三峰川・河原の無料駐車場にしたかったのです。
この時間でも既に大勢の人が来ていました。6時以降なら城址公園に入れるのですね。入園券は500円。当日限り何度も出入りできます。それに高遠美術館と高遠町歴史博物館の割引券もついていました。へ~、知らなかった。書いている今気づきました。そしてそして絵島囲み屋敷って何?


池と桜雲橋
小さな池に桜が映ってきれいです。良い写真が取れそうな感じなのですが、人が多すぎて・・・平日の朝だというのにすごい!!高遠の桜って人気なんですね。


本丸のしだれ桜
 人に酔いそうになる中、見あげれば青空と桜。ふぅ~と一息ついているとパラグライダーが飛んできた。空にも人がいるのかぁ。
 勝間薬師堂にも有名なしだれ桜があるのですね。せっかくだから行けばよかったなと。パンフレットをもっとよく見ておけばよかった。


問屋門
 何枚か撮って合成すれば人が消せるかなと思ったもののひっきりなしに人がとおっているので無理でした。


本丸の桜
 この左方向に太鼓櫓が、右方向に新城藤原神社があります。


高遠公園碑
「高遠之城 拠信山東陬・・・」という漢文が記されている石碑です。建てられたのは明治14年(1881年)。その内容は、地理的歴史的考察と公園地に決定されるまでの沿革についてだそうです。当時は後世の人々に広く分かってもらうために建てた石碑でも、実際、後世の人々はほとんど白文を理解できません。



若木の根が親株の周りを下って地面に入っている状態のようです。これもひとつの新旧交代なのでしょう。


タカトオコヒガンザクラ
 赤みが濃いのが特徴。なので満開の木の下はかなりピンクに色かぶりしてます。


桜と中央アルプス1
 桜の中に雪を頂いた伊那前岳・中岳・木曽駒ヶ岳が。人が多いのでなかなか好きなアングルから撮れません。


桜と中央アルプス2


桜と中央アルプス3


桜と市街


ごった返す白兎橋
 白兎とは文政の頃、公共のために尽力した廣瀬治郎左衛門氏の俳号です。その曾孫、省三郎氏が法幢院曲輪を買い上げ公園として寄付した時、南曲輪へ通じる橋に白兎橋と名付けました。この橋の上からも中央アルプスがよく見えます。そのため少々渋滞気味です。


高遠町歴史博物館と桜


桜と三重塔?
 美術館の塔なので、高遠城址公園案内図には紹介されていません。


高遠湖
 発電・灌漑用のダム湖です。湖畔にも桜が咲いているのが見えました。


高遠ダム
 昭和33年三峰川総合開発事業の一環として建設されました。総貯水量2,310,000立方メートル 堤高30.9m 堤長76.1m
 ダムが斜めっていますが、これは写真のせいで、実際はちゃんと水平がとれているはずです。


高遠城址公園の桜(三峰川対岸から)


グランド(大型バス駐車場)近くから
 左から濁沢大峰~伊那前岳~中岳~木曽駒ヶ岳

平年ですと満開は15日くらいでしょうか。今年は例年になく遅い満開となったようです。



三峰川(みぶかわ)

三峰川の桜堤
 毎年のように氾濫する三峰川に対し堤防を強くするためにたくさんの桜が植えられていたそうです。ところが、昭和20年代後半に始まった三峰川総合開発の工事用道路とするために多くの桜が切り倒されてしまいました。ダムが完成し洪水の危機は薄れましたが、そのことを学んだ小学生から桜堤を復活させたいという願いが起こり、多くの協力を得て桜が植えられました。平成6年以降の事業なのでまだ桜は若いです。
 この写真は、その桜とは別の古木です。


堤防の一部は霞堤となっています。霞堤にあった桜の大木。



伊那梅苑

入園料500円
ウメはだいぶ散っているようにも見えました。蕾がついた木もありました。桃がこれから咲くそうなのでそれが咲いてからもよいのかもしれません。


展望台の上から
 レンギョウはよく咲いていましたが、梅が寂しい感じがします。


ウメとレンギョウとスイセン


ウメとスイセン
古びたバードバスがあったり、鳥のいない鳥小屋があったり、神社に埴輪があったり、階段の途中で終わっている展望台があったりとなんか面白い。中途半端感は否めないですが人を呼びたいという感じは伝わってきます。

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