goo blog サービス終了のお知らせ 

長野周辺の山歩きと山野草

長野県北部を中心に山歩きと野草の開花状況を報告しています。植物の不思議な生態についてもレポートしています。

戸隠神社 中社

2012年02月04日 | 風景
2012年1月28日 戸隠に来ました。
現在の居住地は長野市から遠くはなれているのですが、戸隠のそばが食べたくなって高速道路でやってきたという次第。
まずは戸隠神社でお参り。


戸隠は雪が多い所。屋根の上にも厚く雪が積もっていました。この地としては例年並みの積雪量でしょうか。2月に入って各地で大雪になったようで、この写真よりさらに積雪量増やしているのかも。
中社近くにある「うずら家」に行きました。全国的に有名な蕎麦屋でいつも混雑して入れないのですが、この日はたまたますんなり入れました。窓の外には杉の大木。近くのスキー場から昼食をとりに来たスキーヤーで賑わっていました。天ざる注文。寒い冬にざるそばというのもちょっと辛いところですが、やはりそばはざるでないとね。・・・と通ぶってみる。弾力のある白っぽいおそばでした。天ぷらもおいしいっていうから。何より感動したのはホスピタリティです。店の外まで出てこられてお見送りしていただきました。そこに人気の鍵があるのかも。
 蕎麦の味は山一屋のほうが好きかもなのですが、こちらは冬季休業なのですね。

しだれ栗森林公園(辰野町)

2011年09月27日 | 風景
2011年9月24日 しだれぐり森林公園に寄りました。

勝弦(かっつる)峠~小野峠間の道路にあった駐車場付き展望所から見た諏訪湖
 諏訪湖と八ヶ岳の織り成す風景。手前には高速道路の高架。正面対岸は上諏訪駅周辺です。


しだれ栗の枯れた大木
しだれ栗公園はオートキャンプ場やパターゴルフ場がある公園です。秋の連休でキャンプをしている人がたくさんいました。
しだれぐりの特徴は、枝が柔らかくしだれることと頂芽が数年で枯れて側芽が成長するということ。突然変異により発生したそうです。ここの道は、江戸時代初期には一時中山道の道筋となるなど人々の往来もさかんで、しだれぐりの群落は古くから知られていました。大正九年に国の天然記念物に指定されました。しだれ栗は、ここでは純林を形成しており、3.4ヘクタールの山の斜面に800本以上あるそうです。そして、最大のものは目通り周囲4mもあるとか。


しだれ栗
 葉が付いているときは余り目立ちませんが盆栽のような趣きのある枝ぶりをしています。冬、葉が落ちて幹や枝に雪が積もっている景色は圧倒されるほどの素晴らしさだそうです。


展望台
 公園の東方向の道路に「展望台入口」の標識があり林道が続いています。私は歩いて登りましたが展望台の近くまで自動車で登れます。


展望台から諏訪湖方面


展望台から岡谷市と塩尻市の間にある丘陵
 国道20号線はこの丘陵を越えて通じています。峠の名前は塩尻峠。

布引観世音と懐古園(小諸市)

2010年11月18日 | 風景
2010年11月16日 小諸市・布引観世音と懐古園に行ってきました。

先ずは布引観音。以前の山歩きレポートにリンクしておきます。


 崖に鎮座の千手観音
 崖のオーバーハングや彫られた窪みなど色々な所に様々な仏像が置かれています。奉納されたものでしょう。


 岩のトンネル
 宮殿(くうでん)への道には岩のトンネルがあります。


六地蔵と二体の石像
 手前の石像は大きく口を開けて笑っているのでしょうか。すきっ歯で出っ歯という印象的な顔立ちをしています。


宮殿からの眺め
 紅葉はもう終盤です。参道にある美しいもみじもあらかた落葉していました。



紅葉の美しい小諸懐古園です。











ヤドリギ(ヤドリギ科ヤドリギ属)
 ケヤキの大木にたくさん着いていました。拡大してみると黄色の実が多数なっていました。


水の手展望台から千曲川


水の手展望台から西浦ダム
 西向きなので夕方は逆光です。きれいに撮るには晴天の午前中がいいようです。



懐古園の中に小諸動物園があります。

カンムリヅル
 頭に冠のように羽毛が伸びています。逆光で撮って冠の美しさを強調です。


「ねぇ、何食べてるの?」
 ヤクシカ。大人でも大きくならず可愛い鹿です。栗を食べていました。栗の皮は固く、食べるのに苦労していました。

この他、クマやライオン、亀、金鶏鳥、川上犬とかがいました。毛並みが黄色のホンドテンが可愛かったです。

アルプス展望広場の菜の花と鯉のぼり(長野市中条)

2010年05月15日 | 風景
2010年5月14日に長野市中条のアルプス展望広場に行ってきました。


菜の花と鯉のぼり
 北アルプスを望む展望広場です。山脈をきれいに見るためには晴天の午前中がおすすめです。
 菜の花は16日日曜日から刈り取りが始まるそうです。(さわやか信州旅ネットより)


元気に泳ぐ鯉のぼり
 青空が背景なら素敵です。この日の午前は曇で日が差してきても雲の量が多かったのでした。
 菜の花独特の香りが漂っていました。フローラルというよりは臭みがあるのですがそれほど不快ではありません。


洗濯物状態の鯉のぼり
 鯉のぼりは風がなくなると一気に生命力を失います。まるでカラフルな洗濯物。


菜の花と集落
 山間の集落。付近の森は新緑で輝いていました。こういう山間に住むというのは「すごいなぁ」という感嘆の感想。関心はありますが私には出来そうもありません。


虫倉神社
この地区に虫倉神社は二つあります。これは東にある地京原・虫倉神社です。虫倉山へはこの社殿の裏から続く小虫倉コースを登っていきます。この日は時間がなくて登れませんでしたが近々登ってみたいと思っています。


ムラサキエンレイソウ(ユリ科エンレイソウ属)
 内花被片が紫色をしています。シロバナエンレイソウの一品種で滅多に見られません。


クルマバソウ(アカネ科クルマバソウ属)
 輪生する葉が特徴的です。陰となる林内で小さく白い花を咲かせる様子は控えめで清らかな美しさがあります。


イカリソウ(メギ科イカリソウ属)
 花の形が碇に見立てて命名されました。濃い紅紫色の花です。ハート型の葉には紅紫色の縁取りがあり園芸的な価値がありそうです。

この他、イチリンソウ、ヒトリシズカなどが見られました。