2010年4月25日に高山村に桜を見に行ってきました。
信州高山桜まつりというページでマップをダウンロードして持って行きました。まずはソメイヨシノがきれいな北部運動広場に駐車してそこから自転車で巡りました。「しだれ桜&句碑・歌碑めぐり」というパンフレットがありますので手に入れましょう。ダウンロードのものよりこちらの方が桜の場所や見所がもっと詳しくかかれています。私が手にいれたのは終盤でしたので見逃したところがありました。

西光寺のしだれ桜
北部運動広場から西に走って最初に西光寺に行きました。赤い屋根の小さなお寺です。その分満開の桜で溢れていました。

高山大橋南のしだれ桜
高山大橋を渡ってすぐの交差点近くにあります。写ってはいませんが、この桜には大きなヤドリギがついていました。桜の下はお墓になっています。
この近くの一茶館では村内各所の桜を採り上げた写真展が開催されていました。これを見ておくと桜の見所がいっぺんで把握できるかもしれません。

神明社のソメイヨシノ
社殿の前に幟が立っていました。今日は村内各所で道や水路の掃除や神社の手入れをしていました。桜がたくさんある神社です。

紫のしだれ桜
この桜の下もお墓です。とにかく高山村では桜の下がお墓という所が多いのです。桜を植えた当時の人々の心が伝わってくるようです。この近くには牛さんがいました。人懐っこく近くに寄ってきます。でもそこはグジュグジュのぬかるみ(牛さんのおしっこ入り)。なので泥を掛けられてはばっちいので離れました。

和美の桜
和美と書いて「なごみ」と読みます。村役場の近くにあり、広めの無料駐車場がありました。満開の桜の隣には菜の花畑がありました(この写真の右方向)。アングルを変えると様々な表情を見せてくれる桜です。

坪井のしだれ桜
まだ5~6分咲き程度でしょうか。やはり満開前はインパクトが弱いですね。かなりの老樹で多くの棒に支えられています。
ロープが張られていて右奥にある案内板には近づけませんでした。遠くなので肉眼では読めません。デジカメ撮影で判読。
そしてもう一つ新しい案内板には
と書かれていました。先の案内板が作られてからこれが作られるまで200年は経っていないと思うのですがね。箔をつけるために言った者勝ちのようなものでしょうか。

横道のしだれ桜
巨木ですが枯れた枝が切られてややスカスカな感じです。晴天の朝なら北アルプス?など西方の山並みと桜が撮れるアングルがあります。やって来たときはお昼過ぎで既に山は霞んでいました。
案内板引用

中塩のしだれ桜
赤い屋根の阿弥陀堂のところにあります。樹形も美しく樹下にはお地蔵さまがあり、絵になる要素がそろっています。しかしそれをうまく引き出すアングルが見つけられません。背景がよくないのですね。スチール製の物置だし、反対側に回れば駐車中の自動車と金網で。正面から引いて撮れればよいようですが畑なので立ち入ってはいけません。心の目で鑑賞することにしましょう。
案内板引用
この後、駐車場を和美の桜に移して再度自転車で出発!!

高山小学校の桜
オオヤマザクラがあったようで、そちらが注目ポイントだったようです。写真のはソメイヨシノですね。

十王堂のしだれ桜
品種が異なる二本のしだれ桜がありました。

黒部のエドヒガン桜
ここは長い坂の上にあるので自転車で上るのは辛いですよ。そんな辛い思いをしてたどり着いたのに、ほんのすこーしだけしか咲いていませんでした。まぁ、ネットで調べて咲いていないことはわかっていたのですがね。蕾は赤く膨らんでいるのでもう少しです。
平成13年4月、善光寺のお上人一行が催された野点に、高山村桜紀行を取材していた故立松和平氏が客人として参加しました。そのときのお上人の詠歌が石碑になっていました。
爛漫の桜下の野点行き摩りの客人まねきいよいよ華やぐ(現代語的に勝手に改変)
案内板が3つも設置されていました。そのうち平成11年に設置された黒部区のものが最も味のある看板なので引用したいと思います。

天照大神社のしだれ桜
エドヒガンから坂道を下ってくるとき見えたので寄ったのです。自転車利用の気ままな臨機応変さが好きです。しだれ桜は、焼失した社殿を昭和11年に再建したときに植樹されたと伝えられてます。こちらでも住民の方々が神社周りの清掃と整備をしていました。

歴史民俗資料館のソメイヨシノ
桜マップの最も東にあります。黒部のエドヒガンで体力を使い果たしてひーひーなのですが、ここまで来たからにはと根性で行きました。なのにここもまだ未開。つぼみはほころび始めているので連休中は満開なのでしょう。桜を見るためだけなら敢えて行くほどのこともないかな。桜マップ制覇を目指す人は行かなければなりません。

二ツ石のしだれ桜
目通り周囲4m 樹高約7m 枝張り東西約14m 樹齢約330年
このしだれ桜は二ツ石地区で家の数が増えはじめた1680年頃に植えられたと見られています。老木で中心部が朽ちていましたが、薄桃色の小さめで愛らしい花を咲かせていました。樹下には庚申塔と馬頭観音が祀られています。

高山中学校の桜
部外者は校内立ち入り禁止ですよね。昔は校庭には自由に入れたところが多かったと思いますが、いろいろ凶悪な事件が起きましたからね。だから門の外側から撮りました。

和美の桜
再び戻ってきました。疲れました。夕方の色もまた美しいですね。広場にアップライトピアノが置かれていて自由に弾けます。男の子が弾いていました。ふくろうの彫刻が愛らしい。
桜マッぷ制覇を目指したものの、赤和観音のしだれ桜と水中のしだれ桜へは行けませんでした。両者とも咲き始めたばかりなようなので行けたとしても感動は味わえなかったでしょう(・・・と負け惜しみ)。
信州高山桜まつりというページでマップをダウンロードして持って行きました。まずはソメイヨシノがきれいな北部運動広場に駐車してそこから自転車で巡りました。「しだれ桜&句碑・歌碑めぐり」というパンフレットがありますので手に入れましょう。ダウンロードのものよりこちらの方が桜の場所や見所がもっと詳しくかかれています。私が手にいれたのは終盤でしたので見逃したところがありました。

西光寺のしだれ桜
北部運動広場から西に走って最初に西光寺に行きました。赤い屋根の小さなお寺です。その分満開の桜で溢れていました。

高山大橋南のしだれ桜
高山大橋を渡ってすぐの交差点近くにあります。写ってはいませんが、この桜には大きなヤドリギがついていました。桜の下はお墓になっています。
この近くの一茶館では村内各所の桜を採り上げた写真展が開催されていました。これを見ておくと桜の見所がいっぺんで把握できるかもしれません。

神明社のソメイヨシノ
社殿の前に幟が立っていました。今日は村内各所で道や水路の掃除や神社の手入れをしていました。桜がたくさんある神社です。

紫のしだれ桜
この桜の下もお墓です。とにかく高山村では桜の下がお墓という所が多いのです。桜を植えた当時の人々の心が伝わってくるようです。この近くには牛さんがいました。人懐っこく近くに寄ってきます。でもそこはグジュグジュのぬかるみ(牛さんのおしっこ入り)。なので泥を掛けられてはばっちいので離れました。

和美の桜
和美と書いて「なごみ」と読みます。村役場の近くにあり、広めの無料駐車場がありました。満開の桜の隣には菜の花畑がありました(この写真の右方向)。アングルを変えると様々な表情を見せてくれる桜です。

坪井のしだれ桜
まだ5~6分咲き程度でしょうか。やはり満開前はインパクトが弱いですね。かなりの老樹で多くの棒に支えられています。
ロープが張られていて右奥にある案内板には近づけませんでした。遠くなので肉眼では読めません。デジカメ撮影で判読。
目通り周囲・8.1m 樹高約・10m 枝張り東西約14m
しだれ桜では樹齢・太さ共に村内第一の古木であり巨樹です。古文書や墓碑の歴史から推定すると樹齢は400年以上と思われます。
中山地区には付近にしだれ桜の巨樹が数本見られますが、坪井のしだれ桜は村内の老樹でも特筆すべき大樹であり正面に出ている根(二次根)で全体を若返らせていると思われます。幹に付いているシダは木曽の社貢寺の林中で最初に発見されたオシャグジデンダという種類です。
そしてもう一つ新しい案内板には
日本彼岸桜見立番付で西の小結に選定された名木です。樹齢は600年以上と推定され、老樹の気品が漂う桜と評価されています。
村指定の天然記念物で、樹高約10m、幹周約8m、根元の直径4m、樹冠約16m。村の五大桜の一つ。
と書かれていました。先の案内板が作られてからこれが作られるまで200年は経っていないと思うのですがね。箔をつけるために言った者勝ちのようなものでしょうか。

横道のしだれ桜
巨木ですが枯れた枝が切られてややスカスカな感じです。晴天の朝なら北アルプス?など西方の山並みと桜が撮れるアングルがあります。やって来たときはお昼過ぎで既に山は霞んでいました。
案内板引用
大振りの樹木で、りんご園に囲まれながら遠目によく見えます。樹高約10m、樹冠も約10m余り、幹周約4.5m。幹の太さなどから樹齢は250年から300年と推定されています。

中塩のしだれ桜
赤い屋根の阿弥陀堂のところにあります。樹形も美しく樹下にはお地蔵さまがあり、絵になる要素がそろっています。しかしそれをうまく引き出すアングルが見つけられません。背景がよくないのですね。スチール製の物置だし、反対側に回れば駐車中の自動車と金網で。正面から引いて撮れればよいようですが畑なので立ち入ってはいけません。心の目で鑑賞することにしましょう。
案内板引用
推定樹齢約150年、樹高約10mで、枝張りが程よくまとまっていて八頭身美人をみるがごとく優雅です。色も赤みが濃く樹勢も良好です。枝が滝のように数段さがり、滝さくらの風貌をもっています。村の五大桜の一つ。
この後、駐車場を和美の桜に移して再度自転車で出発!!

高山小学校の桜
オオヤマザクラがあったようで、そちらが注目ポイントだったようです。写真のはソメイヨシノですね。

十王堂のしだれ桜
品種が異なる二本のしだれ桜がありました。

黒部のエドヒガン桜
ここは長い坂の上にあるので自転車で上るのは辛いですよ。そんな辛い思いをしてたどり着いたのに、ほんのすこーしだけしか咲いていませんでした。まぁ、ネットで調べて咲いていないことはわかっていたのですがね。蕾は赤く膨らんでいるのでもう少しです。
平成13年4月、善光寺のお上人一行が催された野点に、高山村桜紀行を取材していた故立松和平氏が客人として参加しました。そのときのお上人の詠歌が石碑になっていました。
爛漫の桜下の野点行き摩りの客人まねきいよいよ華やぐ(現代語的に勝手に改変)
案内板が3つも設置されていました。そのうち平成11年に設置された黒部区のものが最も味のある看板なので引用したいと思います。
黒部区では”十二宮(じょんのみや)の桜”と呼ぶ。樹種はエドヒガン桜で、花の赤みが濃く、田中にあって孤高な気品をただよわせる。
樹高13m幹周約6.8m 風神雷神のいたずらか幹が割れている。樹冠約10m。樹齢は500年余と推定される。
江戸時代の初期延宝年間(1673-81)の村絵図に既に大樹として描かれているので、中世は戦国時代に植えられた可能性がある。
樹下に十二宮跡の石碑が立つ。往古黒部の穀倉地帯であったこの地に山の神、水の神、農業の神として祀られ、その時神の依代として植えられた記念樹であろう。

天照大神社のしだれ桜
エドヒガンから坂道を下ってくるとき見えたので寄ったのです。自転車利用の気ままな臨機応変さが好きです。しだれ桜は、焼失した社殿を昭和11年に再建したときに植樹されたと伝えられてます。こちらでも住民の方々が神社周りの清掃と整備をしていました。

歴史民俗資料館のソメイヨシノ
桜マップの最も東にあります。黒部のエドヒガンで体力を使い果たしてひーひーなのですが、ここまで来たからにはと根性で行きました。なのにここもまだ未開。つぼみはほころび始めているので連休中は満開なのでしょう。桜を見るためだけなら敢えて行くほどのこともないかな。桜マップ制覇を目指す人は行かなければなりません。

二ツ石のしだれ桜
目通り周囲4m 樹高約7m 枝張り東西約14m 樹齢約330年
このしだれ桜は二ツ石地区で家の数が増えはじめた1680年頃に植えられたと見られています。老木で中心部が朽ちていましたが、薄桃色の小さめで愛らしい花を咲かせていました。樹下には庚申塔と馬頭観音が祀られています。

高山中学校の桜
部外者は校内立ち入り禁止ですよね。昔は校庭には自由に入れたところが多かったと思いますが、いろいろ凶悪な事件が起きましたからね。だから門の外側から撮りました。

和美の桜
再び戻ってきました。疲れました。夕方の色もまた美しいですね。広場にアップライトピアノが置かれていて自由に弾けます。男の子が弾いていました。ふくろうの彫刻が愛らしい。
桜マッぷ制覇を目指したものの、赤和観音のしだれ桜と水中のしだれ桜へは行けませんでした。両者とも咲き始めたばかりなようなので行けたとしても感動は味わえなかったでしょう(・・・と負け惜しみ)。