極真空手 灘・須磨南・西脇道場通信 

大会・行事・出来事などを綴ります

22kmマラソン

2009年01月18日 | 過去の記事
※注意 長文のため誤字、脱字、駄文、多々あると思うけどゆるしてね

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朝食後は自由時間です。

午後からのマラソンにそなえて一眠りを…と行きたいところでしたが、今夜の宴芸練習をすることになりました。

だいたいの内容も決まりました。

我が班の宴芸は空手の技をマトリックス的に表現するという内容…

マラソンの後もう一度練習をするということで解散。

22kmも走った後でまだ体が動いてくれるんだろうか…

マラソンはゴールした人から解散となり、自由時間となるらしい

どうやら私の自由時間は少なそうだ…


しかし、朝食の2時間後に昼食ってどうなのよ

おかげで昼食のカレーは何とか一杯食べ切り、満腹状態でいざ出陣!!

スタートの合図と共に、みんないっせいに走り出す

「は、はえぇ~」そんなにダッシュして大丈夫なの?ってくらい皆イッセイに飛び出して行く。


この冬合宿参加を決めてから超~マラソン嫌いの私でしたが、少しづつ走り込みをかさね、元旦も5km走ってみて

「う~ん10kmは何とか行けそうかな」なんてぐらいだったので、とにかくマイペースを貫き通す

結果スタートした時点で後ろから2番目^_^;

あせらずペースを守れと自分に言い聞かせ、トコトコと走り出した

折り返しの11kmまでは延々と下り坂が続く

それも結構急な坂道だったりもするので膝にかなり負担がかかる

それでも意外と快調な走り(本人にとっては)で下っていく

8kmぐらい走ったぐらいで何ともう折り返した人が坂道を登ってきた!

トップは浅草の神尾師範だ、すごいスピードで走っていく。

下りを走っている私の速度よりもぜんぜん早いし…

6位で職員の中村が走ってきた、彼はバスケットをやっていたので足が速い。

先輩として何事にも負けられないところだが、マラソンだけはどうしようもない。

安いプライドは簡単に投げ捨てて、自分のことはさておき

「1位とちゃうやん!」と後輩に檄を飛ばすのだった。


ついに折り返し地点の大きなダムが見えた!

なんて雄大な景色だろうか!!

この折り返し地点の11kmまでは景色を楽しんで走れるほど

かなり余裕をもって走ることができたんだけど…

アルトゥール先輩に折り返しの印を手の甲につけてもらい

いよいよ上り道へとさしかかる

うっ…こ、これは…

上り坂に足を一歩踏み出したとたんに足が前へ進まなくなる

これは想像以上にキツイ、後11kmも走れるのか…

登り坂になって皆力尽き歩き出す

私は根性で走り続け、一人、また一人と追い抜いていく。

と、カッコ良く書いているがたいして速いわけではない

コツコツとマイペースで走ってきたから何とか持ちこたえているだけなのだ

とにかくきつい、途中何度も歩きたい衝動に駆られるが

「一度歩くともう走れなくなるから、とにかく走り続けた方がイイ」と

聞いていたので、ひたすら走り続けた。


15kmぐらいまで来ただろうか、もう足があがらない

ついに歩きだしてしまった。というか歩いた方が早いんだけど…

ここまでひっしで走り続けた自分が少し虚しくなった。

そこからは競歩で坂道を登って行く。

道が平になってきたのでまた走り出す。なんて平たんな道は走りやすいんだろうか。

とゴールが見えてきた。そして手前には中村(修志)師範代の背中が見えた

よし、抜かしてやろう!と最後のスパートをかける

すると私の接近に気付いた修志先輩もスパートをかけた

二人のデットヒートが繰り広げられた結果同時にゴール

結局、抜かせなかった…

所要時間2時間36分で、中村道場から参加した中では当然最下位でした^_^;

しかし、なんとか完走できたことにほっと安堵したのでした。

つづく