今月号のワールド空手を見ました。
毎回巻末に「あの日、あの時、あの試合」という
極真選手各々のターニングポイントとなった試合を振り返るコーナがあるのですが
今回は中村道場の中山台・神戸北道場の川阪先生が登場していました。
記事内容は今から10年前の第1回大阪府空手道選手権大会のことでした
(以下記事抜粋)
外見的にはクールな川阪だが、熱い思いは内に秘めていた。
意気込みは戦いぶりに現れ、同門の「ヒヨコ」に中断廻し蹴りで一本勝ちして波に乗り・・・・・・・・?
同門の「ヒヨコ」に中断廻し蹴りで一本勝ちして・・・・?
「ヒヨコ」に・・・一本勝ちして・・・
うぇぇぇぇぇぇん(泣)ひどいよ~~~~(涙)
そう、もう一つの、あの日、あの時、あの試合。それは同じ試合に出場していた私、ヒヨコのお話なのです。
それではしばらくの間、昔話にお付き合い下さい…
第1回大阪府空手道選手権大会の軽量級に出場した私は、この試合が上級の部初挑戦。
つまり初めての素手、素足の試合に出場したのです。
当時の私は茶帯(1級)で、現在のOSAKA’sCUPの前に神戸市立中央体育館のサブアリーナで開催されていた西日本交流試合という大会があり、
私はこの西日本交流試合の最後の大会の中級の部重量級で優勝して
翌年、装いも新たに開催された第1回の大阪選手権に意気揚々と出場したのでした。
むかえた大会当日、1回戦を中段前蹴りで一本勝ちした私は、2回戦でシードの川阪選手(ここはあえて選手と呼ばせて頂きます)との対戦となりました。
年は同学年ですが、私が入門して初めてその姿を見かけた時にはすでに黒帯を巻いていて、上級の部で優勝を重ねていた川阪選手
しかし、私も中級の部で優勝していましたし、ふと周りから漏れ聞こえた「あの二人の試合は面白いぞ!!」との話声に、「やってやる!」と自信をみなぎらせていました。
そして、いよいよ試合開始の合図がかかりました!
何発か私が打ったのかも知れません、しかしあまり記憶にありません。
その瞬間でした、数発の下突きが私を襲います、そのあまりにも強烈な突きに体が萎縮された瞬間でした
「バシィィィ!!」鋭い左の中断廻し蹴りがレバーに炸裂し動けなくなった私。
わずか数十秒で決着はつき、私の意気込みはものの見事に跳ね返され、トップレベルの壁の高さを思い知らされたのでした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あれから10年。
この大阪選手権にはまったくいい思い出がありません(-"-)
ですから、2週間後の試合では今までのうっぷんを晴らすかのごとく
大暴れしたいと思います!!