ぴよこ日和

いらっしゃいませ。
きたむーです。
お芝居、ライブ、お笑い大好きです。

中村勘三郎襲名披露 六月博多座大歌舞伎 昼の部

2006年06月05日 | 観た
6月5日(月)

待ってましたの勘三郎襲名披露公演


歌舞伎座で襲名披露があったのが去年の3月。
幕見で口上を聞きながら、感動の涙をこぼしてから1年3ヶ月。
やっとやっとやっと博多へ来てくれました!
ありがとう!中村屋!!

今回はチケット争奪戦が壮絶と思われたので、
博多座会員のNちゃんに会員枠で楽日を昼夜抑えてもらい、
更に博多座会員先行の電話攻勢もかけて、
いつもよりは楽にチケットをゲット出来たんだけど、それでも大変だったんですよ。
折角博多に来てくれるんだから、席は良くなくても回数みたいと思ってC席狙いで。
今日もオペラグラスを押し付けるようにして、食い入るように観て来ました。

   

さて、最初は「一谷嫩軍記 ~熊谷陣屋」
これはストーリーが結構複雑で、ぼんやり見てたら分かんなくなっちゃう所でした。
今回、普段は使わないイヤホンガイドを使ってみましたが、
そうすると大変分かりやすく、物語がどう進んで行って、
脇のストーリーがどうなるのかまで教えてくれました。
この作品ではイヤホンガイドがあって助かりましたが、感想はやはり「色々喋りすぎ」でした。
いや、いい事なんだけどね。私にはやっぱり合いませんでしたね。

これは大雑把に言うと熊谷次郎直実が、
恩人、藤の方の息子の代わりに、
自分の息子の首を討ち、身代わりにすると言うお話ですが(あ、大雑把過ぎました?)、
この「自分の息子を身代わりに」って言うストーリーは、歌舞伎に多いですね。
日本人が昔から好きな「忠義」ってヤツですね。
橋之助さん演じる熊谷の苦悩がジンジン迫ってきました。
七之助くんの藤の方は細い。大変可愛らしい。
可愛らしいと言えば、勘太郎君の義経。
衣裳がそうさせるのか、桃太郎みたいでした。

「連獅子」
歌舞伎座で観たのはあれは何年前の事だっただろうか。
今回も3人揃った毛振りに感動しました。
特に勘三郎さんと勘太郎君、体の動きまでそーっくり。
お顔も声もお父さんそっくりで踊りがメキメキ上手くなってる勘太郎君。
これからが楽しみー。

「文七元結」
これだーい好きな人情話です。
元は落語だったと言うだけあって、ちゃっきちゃきの江戸っ子のお話。
勘太郎君の文七、しのぶちゃんのお久。
長兵衛はもちろん、待ってましたの勘三郎さん。
金を無くした文七に、お久の身代50両を差し出す辺りの長兵衛の葛藤。
笑わせるんだよなぁ。
他の役者でも観た事のある演目だけど、こんなに笑ったっけ?
最後はハッピーエンド
悪い人が1人も出て来ない、本当にいいお話。
見てるだけで、こっちもハッピーになっちゃいました。

襲名披露だけあって、どれもこれも見応えのある演目ばかりで素晴らしかったです。
引き続き夜の部へ・・・

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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うわー ()
2006-06-05 23:51:20
いいな~、羨ましい♪

無事にチケットゲットできて、観に行けたんですね!

楽しまれたようで何よりです。



きたむーさんの感想読んで、行った気になってます。(笑)

夜の部の感想もおまちしてますね!
返信する
楽しんできました (きたむー)
2006-06-06 00:29:35
麗様

チケット、ようやくゲットしたって感じでした。

博多座の会員の友達がいなかったら取れてたかどうか・・・。

持つべきものは友ですね

返信する

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