ぴよこ日和

いらっしゃいませ。
きたむーです。
お芝居、ライブ、お笑い大好きです。

北九州2本立て

2007年11月17日 | 観た
11月17日(土)

小倉昭和館で、北九州が主役の映画2本立てを観て来ました。
プルコギ」と「サッドヴァケイション」です。
どちらも多くのロケ地が北九州だったので、知ってるトコがいっぱい出て来て(あー、あれはあそこね)なんて思いながら観ました。

プルコギはその名の通り焼肉がテーマ。

もうあちこちに美味しそうな焼肉の映像が出て来て、おなかはグーグー鳴りっぱなし。
口の奥で唾液がじゅわ~んて何回もなりました。

この映画の中で、田村高廣さん演じる焼肉の達人と言われる老人が「人と仲良くなりたかったらまず一緒にめしを食え。何を食べたかが問題じゃない。何回一緒に食べたか。一緒に食べる回数が多ければ多いほどその人と親しくなれる」と言っていたのが印象的でした。
うちのダンナさんと知り合った時、私らそれはそれはアホほど何か食べてたんですよね。
まず最初に想夫恋の焼きそば食って、古蓮でパフェ食って、インドカレーでカレー食って、最後にミスドで〆みたいな。
デートって言うよりは食べ歩き。
そんな全身が胃袋みたいな、いくら思春期でも・・・みたいな食べ方を、会う度にしてたものです。シミジミ。
田村さんのセリフを聴いて(あぁ、それは本当だなぁ)って実感しました。

後、この映画ではえごまの葉のキムチが重要なキーポイントでした。
私、このえごまの葉のキムチが大大大大大大好きで、これさえあればもう他には何もいらないって位なんです。
ううぅ、マジうまそうだったなぁ。

変わってコチラは随分と暗い雰囲気。

監督の青山真治さんは北九州出身で、ちょっと前にうちのダンナさんが制作を担当している飛ぶ劇場の公演の時、アフタートークにも出て頂いたりして御縁の深い方です。

こちらはプルコギよりももっと北九州らしさの出ている骨太な映画でした。
若戸大橋の下品な赤さと、町並みの古ぼけて汚れた感じが「THE北九州」って感じ。

主演は浅野忠信。
もうめちゃめちゃカッコイーの
ボソボソと北九州弁で喋る姿に惚れました
オダギリジョーも出てて、浅野と2人で平尾台で語り合うシーンなんかもう贅沢!
いい目の保養になりました。

内容はちょっと救いのない感じもあるんだけど、逞しい北九州の女の姿が印象的な映画でした。

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