リチャード三世

今年の聖なるクリスマスは芝居三昧でした。
大阪で観て来たのは‘歌なし、踊りなし、笑いなし’の「リチャード三世」。
古田さん主役で歌なし、踊りなし、笑いなしって、果たしてそれは面白いのか？
非常に気になるところです。



セリフセリフセリフー！
すごい量のセリフー！
たーーーいへーーーんだぁーーーー！
しかもセリフを絶対に間違えられない演出になってるんでこりゃハンパねぇぞ。
まあ、噛んだりホニャホニャ言ったりしてましたけどね、古田さん。
それに比べて銀粉蝶さんの素晴らしいこと！
絶対に噛まない。そして間違えない。その上巧い。回りくどくて解りにくいシェークスピアのセリフにうっとり。
とは言え、わたくし、やはりシェークスピアは向いてないね。随分眠気と戦いましたわ。
キャストは先ほど書いた銀粉蝶さんと久世星佳さんが秀逸。
安田成美全然ダメだった。この人のことデビューの時から否定的なんだけど私。
だって全然上手じゃないんだもーん。あーあーだった。
東京ではもう少しマシになるのかな？せっかくなんで頑張って欲しいんだけど。

決して面白くはなかったけど、役者古田新太を堪能できる作品でした。
いやー、しかしもうちょっとセリフ頑張って欲しかったわー。
ホニャホニャは聞きたくなかったー（涙）