ぴよこ日和

いらっしゃいませ。
きたむーです。
お芝居、ライブ、お笑い大好きです。

怪談

2007年08月31日 | 観た
8月31日(金)

夏の終わり。
やっと涼しくなろうとしているこの夏の終わりに、遅ればせながら「怪談」を観て来ました。


元は落語の「真景累ヶ淵」と言う噺なんだそうだけど、実は私、2002年の8月に歌舞伎座で「真景累ヶ淵~豊志賀の死~」を観た事があって、そのイメージが大きくって落語と言うよりは歌舞伎・・・なんだよねー。
福助丈の豊志賀に勘太郎君の新吉、七之助君のお久で、チョー怖かったのを覚えてます。福助丈が絶品だったんだよね。
すごく印象に残ってます。

今回の映画では主役が菊之助君でしょ。やっぱなんか歌舞伎のニオイがしてきますよ。
クンクン。
それにしても伝統芸能の人が時代劇やるのって、いちいち所作が決まってカッコイイ!
初っ端の刻み煙草売りの売り声が、やっぱ歌舞伎の人だなぁって感じがしました。

しかし、この物語って、悪いのは豊志賀?それとも新吉?
まあ、昔のえにしが一番悪かったと言えばそうなんだろうけど。
新吉がもてるのはあのきれいな顔だからしょうがないだろうし、それにヤキモチ妬く豊志賀の気持ちも分かるし。
歯車が噛み合わなくて起こってしまった悲劇なんだよね。
男と女って、つまり「そこそこ好き」位の気持ちでいた方がいいのかしらね?

夏の終わりにゾ~~ッと楽しめた映画でした。

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