ぴよこ日和

いらっしゃいませ。
きたむーです。
お芝居、ライブ、お笑い大好きです。

浮世絵 広重の名所絵展

2009年06月27日 | 観た
6月27日(土)

「わたしの青い鳥」のワークショップ終了後、リバーウォークの5階にある北九州市立美術館分館で開催されている「浮世絵 広重の名所絵展」を観て来ました。
行こう行こうと思いつつ、会期が明日までと迫ったので慌てて行って来ました。

広重の特に名所を描いた作品が数多く展示されていました。
江戸の風俗や、旅人の様子、東海道五十三次に代表される各地の名所など、みどころはたくさん!
35を越えた辺りから時代小説をよく読むようになったので、こういう江戸の庶民の風俗がリアルに絵として残されているのを見るとワクワクしますね。

様々な浮世絵、その全てがとても良かったのですが、印象に残ったのは「新吉原朝櫻之図」。
これは新吉原の明け方の様子を描いたもので、大門の手前で花魁と一夜を過ごした客が、大門の外に待っている駕籠に今しも乗ろうとしているシーンが生き生きと描かれてました。

それから京都の清水寺を描いたものもありました。
こないだ行って写真を撮ってきた清水寺と、殆ど同じアングル!200年の昔から「清水寺と言えばこれ!」というアングルって変わってないんですね。

それからやっぱり江戸の様々な風景が良かったですね。
「名山と名城晴る日本橋」と詠まれるように、日本橋のバックに江戸城と富士山が見えている風景画が多く、他にも花見の様子や芝居小屋の様子も描かれてました。
芝居小屋の絵には市川団十郎や市川海老蔵、岩井半四郎、坂東彦三郎などの幟も立っていて活気溢れる感じでした。

慌てて行って良かったわ。
次は富嶽三十六景を観てみたいなー。
コメント
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