都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

ダントツの都市施設から、しみじみとした生活の質が都市間競争の眼目か

2011-01-06 06:01:46 | 都市経営

昔昔、バブルの頃、三菱総研 平本一雄さんの「都市施設の完備・充実」がレジャー産業に載っていていた。今や日本の各都市に、ドーム球場、コンヴェンション・センター、空港、コンテナターミナルはできたが過剰になった。大阪ではインテックス大阪の一部は使わないから閉鎖すると言うし、神戸空港は赤字だ。<o:p></o:p>

 世界に冠たる日本の都市資産や都市施設というと京都・奈良の歴史資産くらいしか思い浮かばない。空港ならアトランタの規模は図抜けている。( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A6%8F%E6%A8%A1%E5%88%A5%E3%81%AE%E7%A9%BA%E6%B8%AF%E4%B8%80%E8%A6%A7 ) 水族館でも海遊館は図抜けていたが、もっと多いのがずいぶんできた。今や施設の規模ではなかろうと思う。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

規模が駄目なら集積など質を考えるのがよかろうが、都市の安全、利便、楽しみなどの明解な指標はない。日本自体、自然や温暖な気候、晴天は誇るうるものだ。快適な四季を誇り、清潔、安全だ。<o:p></o:p>

だが、楽しみであるうちの古典に属するコンサートやバレーなどは今の日本ではなかなか楽しめない。日本文化で落語なども東京は多いが関西は少ない。しかし、歴史資産は関西に多い。今回、京都のオペラ計画などは歌舞伎と対比させても面白い。新しい芸術・芸能が生まれると更に良いし、そのような住民が増えるのも良い。快適と創造の循環も指摘されている。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

生活の「質」を磨くのが今後の都市ではなかろうか。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 昨年満足したもの | トップ | MARUZEN&ジュンク堂 梅田店... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

都市経営」カテゴリの最新記事