都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

祇園祭が始まる

2022-07-14 02:28:54 | 京都

 祇園祭( http://www.shinsenen.org/goryoue.html )は7月いっぱい、もともとは祇園社・祇園感神院(別当寺 http://www7b.biglobe.ne.jp/~s_minaga/m_gionyasiro.htm )の祇園御霊会( http://www.shinsenen.org/goryoue.html )だ。平安京861年赤痢流行(排水に難がある平安京のインフラ、夏の水質悪化、10歳以下が罹患)の原因とされた御霊を鎮めるため、牛頭天王を祀る御霊会が始まり、貞観年間(~877年)に祇園祭、町衆の行う山鉾は南北朝からとなっている。社僧家である紀氏の顕詮・顕深親子が足利に密着などの歴史もある( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%9D%E5%AF%BF%E9%99%A2_(%E7%A5%87%E5%9C%92%E7%A4%BE%E3%81%AE%E7%A4%BE%E5%AE%B6) )

明治の神仏分離令以降仏事はなくなり、八坂神社の神事(神輿3基:中・東・西御座 https://kyoto-design.jp/special/gionmatsuri/mikoshi )が17日の神幸祭での四条の御旅所と24日の還幸祭での御供社への渡御が神事だ。但し、祇園社を支配していた延暦寺は日吉神社の神輿を強訴( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%B7%E8%A8%B4 )に使ったというから、このあたりの区分は曖昧なのかも知れない。

 町衆の祭りは17日が前祭、24日が後祭の山鉾巡行となり、その前の数日は宵山となり屋台などで賑わう。後祭の前の屏風祭がしっとりして好きだ。

 仏事・神事・町衆の3つが合体していた

 閑話休題、今年は祇園囃子の練習も早くから鳴り響き、2年間の休止を取り戻す勢いだ。

 観光客も多くなり、角に立つ、斜めに横断する、写真を撮りに行こうとするなど危険なため自転車では近寄らない。なお、洛中の中心となる田の字地区の細街路はほぼ20km/h制限だ。また、配送の車が増え、両側駐車などベビー・カーでの迂回は危険を感じる。

 今年は弟子のガールズも呼び孫デビューの宴も予定している。京都もプレミア・ホテルなどは集客が順調のようだ。混まずにゆったりとしたお祭りを楽しみたい。高度成長期の混雑遊園地より、ディズニーの混雑管理型による満足度と客単価の上昇を狙うべきだ。

 お囃子に心ときめく


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