きんせいの大阪進出店のお味に疑問を抱き、JETへと足を延ばす。梅田駅の北のバス乗り場から歩いて15分。食券は醤油ラーメン(730円)と霧島チャーシュー(4枚:350円)で1,080円となかなか。口開けで、座るとすぐにやってきた。
スープはあっさりしていながら、厚みと甘味があり、しかも香ばしさがある素晴らしいもの。嫌味がなく、品があり凛としている。
麺は細めで柔らか目。煮込みそばには太麺のようで使い分けになったのか。この麺が素晴らしい。葱は白葱の微塵切りを散らし、中央に青葱が乗る。この葱の香りの違いもスープをおいしくしている。
チャーシューは薄目になったが、しっとりしており旨みがある。特に霧島チャーシューの脂の旨みと肉の柔らかさは気に入った。
全体に、若向きの脂の迫力や出汁のうまみが襲うという派手なお味の対極で、ひっそりしているが芯の強く嫌味のない壮年向きのお味だ。
いままで、JET600の方がうまいと思っていたが、このお味はいままでのラーメンの中でも秀逸で「もっと食べたい」と思ったほどだ。スープは、最後に黒胡椒を入れると甘さが引き立ち楽しみながら飲み干した。
なんとも素晴らしい。
帰りは、隣のトイレのカギを借りて用を足してから、オオサカガーデンシティ( http://www.osaka-gardencity.jp/ )の地下通路を歩く。これは阪神電車の軌道の上を地下通路にしたもので、一部天井が低い。こちらは寒くないが梅田まで時間がかかる
良く寄ったキャノンのショールームが中之島のフェスティバル・ウエストに移転し、その跡がHolly's Cafeになっている。
また行こうと思っている、カレーラーメンなども良いかな