ロシア・サハリン州沿岸とカムチャツカで13日と14日、4つの地震が相次いで発生した。ロシア非常事態省極東地域センターが14日伝えた。
極東地域センターの情報によると、地震の規模はマグニチュード3・6から5。
ロシア非常事態省地球物理学局の情報によると、最後の地震は現地時間で14日午前00時38分にクリル諸島の択捉島から南に10キロの地点で発生した。震源の深さは110キロ、地震の規模を示すマグニチュードは4.2だった。
択捉島付近ではその約2時間前にもマグニチュード3.8の地震があった。震源地は択捉島から北に82キロ、震源の深さは60キロだった。
カムチャツカでもマグニチュード5.0の地震が発生した。震源地はペトロパヴロフスク・カムチャツキー北西部61キロ、震源の深さは140キロだった。
ロシア非常事態省極東地域センターは、「居住区では揺れを感じなかった。犠牲者や建物の崩壊もなく、住民の間では緊張もない」と指摘した
インターファクス