レトロの小部屋

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滑稽新聞と大阪滑稽新聞の絵はがき

2021年02月04日 10時10分06秒 | 絵はがき

讃岐の国(香川県)阿野郡羽床村大字小野の庄屋の4男として、1867(慶應3年)2・22-1955(昭和30年)7・28

土の日に生まれた4男にて四つ足で歩く「亀四郎」と命名されました。

明治17年18歳の折、中国の「康熙(こうき)字典」にて亀は外骨、内肉の動物であるの項目あり。
親の反対、役所の許可を得て、戸籍まで変更しています。

ガイコツのほかに後にトボネとも称しました。

故郷の小野から、小野村夫のペンネームで明治34年1月より月2回(1日、15日)滑稽新聞を発行しました。
折からの絵はがきブームで増刊として発行した「絵葉書世界」は爆発的人気でした。

定価40銭です。

絵葉書世界の画家としては

墨池亭黒坊(前野一廣) 

米野白水、高砂太夫 竹久夢二(竹久茂次郎)

なべぞ(渡辺和博) 明治41年双子の男児を授かる。

権力者の収賄など悪行を書きたて、起訴、裁判、罰金、入獄を繰り返し明治41年10月20日発行173号「自殺号」に小野村夫切腹で廃刊。

やがて、大阪滑稽新聞の中で「天将平民」として生まれ変わる。

絵はがきとして使用する場合は、サイズから言って横のタイトルは切るのでしょう。
切手を貼る部分(料額印面)には、裏の絵のオチだとか。
ちなみにハガキは、宛名面が表です。

古いものは下段に通信欄の区切りがありませんでした。

ここからは、大阪滑稽新聞です。

扇子を投げて的を倒す「投扇興」という遊びです。

黒坊さんのサイン分かりやすい。

 


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