漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

文盲の天才

2009年01月16日 | 言葉遊び
戯曲「王将」で有名な坂田三吉氏は、 大阪、堺の人だが、貧困の中に育ち、成人して目に一丁字も無かった。 やがて将棋で名を挙げ、 各界の名士とも交流を持つようになる。 . . . 本文を読む

玄人の博打

2009年01月15日 | Weblog
「俥引きの三やん」こと坂田三吉が、 もし、将棋の内容より、 賭けに勝つことを第一とするような真剣師、 つまり、プロの博打打ちなら、ちょっとした技をつかったはずなのです。 例えば、 . . . 本文を読む

いかがわしいカネ

2009年01月13日 | せけんばなし
商品相場のように値段の動く処、 必ず、投機の対象となるのは、歴史が証明している。 古くは米相場がそうだったし、 一時は商品増場の花形だった小豆相場、現代では原油や稀少金属の市場。 いずれも、 本来は、米や小豆と云った現物を売り買いする市場に、 米も小豆も買う気はないのに、資金を持つ者が参入し売り買いする。 . . . 本文を読む

相場は博打

2009年01月12日 | せけんばなし
博打の主催者が、手数料や利益として取る分を「テラセン」と云う、 その昔、 寺社へ町奉行の手出しができなかったころ、 寺に頼み込んで場所を借り、御禁制の博打を行うことがあった。 その時に出した礼金から「寺銭」と云うようになった。 . . . 本文を読む

高津の富

2009年01月11日 | テレビ 映画 演芸
上方落語に「高津の富」と云う名作古典がある。 「高津(こうづ)」は、大阪市内にある高津神社、 「富(とみ)」は、「富くじ」のこと、 富くじは、今の宝くじと同じ仕組み、 当時は、神社や寺が発行し、利益は社殿の増修復などの費用にした。 . . . 本文を読む

陽気な神頼み

2009年01月10日 | せけんばなし
昔の大阪は商人の町、と云う事で、 商売の神様、「えべっさん」の人気は今でも高い。 ことに1月10日は「十日エビス」、 前日の9日は「宵エビス」、 11日は「残りエビス」として、各地の恵比寿神社へ御参りが群集する。 「えべっさん」は、 鯛と釣り竿を持っているのを見ても分かるが、本来は漁師の神さん。 . . . 本文を読む

千客万来

2009年01月09日 | せけんばなし
「犬が人を噛んでもニュースにならないが、  人が犬に噛み付けばニュースになる」と云う有名な言葉がある。 意外性こそがニュースの命と云うわけ。 処が 宝くじは、必ず当たるモノなのに、 その当たり方によっては、ニュースになることがある。 . . . 本文を読む

宝くじで得をする方法

2009年01月08日 | せけんばなし
大晦日に抽籤のあった ジャンボ宝くじの結果が、正月の新聞に出ていた。 きのうは又、 「1等2億円が全国で68本出た」と云う報道もあった。 当たった人には御目出度いことだが、 この宝くじ、 胴元の国もひどいではないか、と思うほどに還元率が低い。 . . . 本文を読む

浪花の恋の物語

2009年01月06日 | せけんばなし
きのう、テレビで、 昔の映画「浪花の恋の物語」を見ました。 放映があるのを知らず、 気がついた時には始まっていて、結局見たのは後半だけでしたが。 ただ、五十年前の公開当時に、一度、 劇場で見ているのと、原作が有名なので混乱はなかった。 . . . 本文を読む

大喜利

2009年01月03日 | Weblog
NHKの正月番組と云えば、 昔は、三番叟や筝曲、三河万歳と云ったものが定番でした。 しかし、今は、 そんなモノ、何の事やら分からなくなって、姿を消した。 第一、三番叟(さんばそう)や筝曲(そうきょく)と云う字さえ読めない人が殆ど。 それはまぁ、いいとして、 それに代わる番組として目に付いたのが、「携帯大喜利」。 . . . 本文を読む

ひとり芝居

2009年01月02日 | Weblog
この年末年始、 テレビはバラエティ番組が多いですね。 それも音楽抜きのお笑い系が全盛。 そう云う中で、 夕べ遅くに、珍しく一人芝居の番組をやってました。 実際にあった話を 役者さんが一人芝居の形で演じるオムニバス形式。 . . . 本文を読む