漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

「令夫 (れいふ)」

2018年07月07日 | ユーモア
今朝の日刊スポーツ、
ネットの記事に、こんなのがあった。

歌手であり作曲家でもある宇崎竜童さんは、
数々のヒット曲で知られるが、

その妻、
美形の作詞家・阿木燿子さんとは、

仲の良い おしどり夫婦であることでも知られている。

そのご夫婦が
奥さまがプロデューサー、旦那は音楽監督の立場で、

近松門左衛門・原作「曽根崎心中」を、
フラメンコで表現する舞台を、

もう、20年近くも続けておられるのだそうです。

その舞台を、
来日したスペイン国王夫妻が観劇したことがあり、

その縁で、
皇居で行われた、スペイン国王夫妻・歓迎晩さん会に、

竜童さん夫妻も招待された。

ただし、その日に招待されたメインは、
あくまで、プロデューサーである妻、燿子さんで、

竜童氏は、“その配偶者” の立場。

会場では、
順々に名前を呼ばれ、席へ案内されるのだが、

その呼ばれ方は、
例えば「安倍晋三様、令夫人昭惠さま」と云う具合。

竜童さん、
「ハテ、俺は何と呼ばれるのだろう」と興味津々、その順を待つ。

いよいよ番が来て、
燿子さんの本名「木村広子様」が呼ばれた。

「さて俺は?」と竜童さんが身を乗り出すと、
スグに続けて、

「令夫・ 修司様。」(笑)

この記事を読んだ私は、

そうか、妻が偉いと、
旦那は「令夫(れいふ)」となるのか、と感心し、

すぐにネット辞書を引いたが、「玲夫」は無かった。

ただし「令夫人」は有り、
その意味は、

「貴人や他人を敬って、その妻をいう語。」だそうで、

貴人でもなく、
敬われることもない我らには、

まるで縁のない言葉だと、
ムダな知識が増えた、

きょうの朝のワタクシメ、で ありました。 (笑)






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