漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

七夕豪雨

2018年07月08日 | せけんばなし
きのうの7月7日は大雨。

記録によれば、
兵庫県では、過去三十年間、

30日のうち「25日が雨」だったそうです。

もっとも、
澄んだ夜空に星を見上げる“ホントの七夕”は、まだ だいぶ先。

なにしろ、古来より伝わる七夕は、
「太陰暦・七月七日」の行事ですからね。

、今年の陰暦・七月七日は8月17日。

それなのに今は、
太陽暦の7月7日に七夕を押し込んでいるから、

「梅雨のさ中に星まつりをする」と云う妙なことになる。

七夕は、奈良時代のころ、
古代中国から伝わった行事ですが、

はじめ、貴族の行事だったものが、
だんだんと庶民層にまで広がるにつれ、

いまのような日本風へと姿を変えていったようです。

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【七夕】たなばた

七夕の夜、
天の川の両側にある、牽牛星・織女星が、年に一度会うといい、

女性がこの星に、
技芸の上達を祈ればかなえられると云う。

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七夕は旧暦でするか、
せめて、今の暦でも一カ月遅れでやれば、

せっかく子どもの書いた笹飾りが、
雨でビショビショと云うような事態は避けられる。

しかも、七夕のあとは続いてお盆と、
古来、日本にあった伝統的な風習や精神性も復活する。

良いことづくめで、
私はそうするべきだ思うんですが、

どうも世の中は、なかなか賛成してくれない。 (笑)

もっとも、
そんなことをすれば、

幼稚園や小学校の先生がボヤくかな、

夏休み中なのに、
七夕のためだけに、臨時登校せにゃならぬ、と。 (笑)






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