漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

年ごろの娘が股を開いて

2017年10月09日 | スポーツ
体操の世界大会で、
「村上茉愛さんが金メダル」を獲得したそうですが、

これが、ナント、
「63年ぶりの快挙!!」だそうで、

その63年前にメダルを取ったのは、

池田敬子さん

・・・と云われても、私の記憶にはない。(笑)

ただこの方が自伝で、
「休み時間に鉄棒で遊んでいてたのがきっかけで体操を始めた」と書いておられることは知っている。

なんでもそのころは
器械体操なる種目があることも知らなかったが、

男でも出来る人が少なかった蹴上がりを、
女友だちの前でやって「きゃァきゃァ」と盛り上がっていたら、

それを職員室の窓から見ていた先生が血相を変え、飛んで出て来た。

その勢いから、
これはこっぴどく叱られると覚悟したが、

「お前、そんな技、誰から習った」と訊かれ、
「見よう見真似で」と答えたら、

即、「体操部に入れ」と命じられ、
その日から、長い選手生活が始まったのだそうです。

ご家族も体操なる競技を知らず、
とくにお婆さんからは、

「年ごろの娘が下着みたいなかっこで股を開くとは」と嘆かれたそうですが、

三か月後の県大会で活躍すると、
瀬戸内海の小島であった地元では、「あのお転婆が」と大盛り上がり、

のちに世界大会でメダルを取った時は、
ちょうちん行列の出るほどの大騒ぎとなったそうな。


村上茉愛さんは、神奈川県は相模原市出身、
さすがに人口70万超の都会では、ちょうちん行列はむりかな。(笑)



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