漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

7700メートルほどの昔

2020年01月29日 | 歴史
夕べテレビを見てたら、
NHKの報道番組で「チバニアン」のことをやってましてね。

なんでも今後は、
教科書にも「チバニアン」と出てくる、と云うほどのコトらしい。

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千葉県市原市にある地層は、
約77万年前から12万年前までの時代に、

地球の地磁気が逆転した痕跡を残しているが、

コノ地層が地質学の国際学会に登録され、
この時代を「チバニアン」と命名することが決まりました。

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で、これを、
大学のセンセが来て解説してるんですが、

これが典型的な、

「分かるヤツには分かる、
 分からんヤツは放っとくぞ」式の解説でしてね。

普通の人が見てるテレビで、
こんな“講義”をしたって解る分けがない。

で、お節介にも、

横で、
首をかしげぎみの我が同居人ドノに私が解説。

もちろん、
カイセツたって、怪説??なんですが・・・。 (笑)

「え~と、77万年前と云うと・・・

 あ、そうだ、
 いま地球の歴史を帯グラフにするとして、

 一年を一センチと決めると、

 一世紀は百年だから、
 その長さは百センチ、つまり一メートル。

 いまは21世紀で
 20世紀が終ったばかりだから、

 キリストさんが生まれて今までの長さが、20メートル。

 チバニアンは77万年前だから・・、

 え~と、7700世紀前、

 つまり、帯グラフの長さは、
7700メートルほどの昔に始まる・・・となるハズ」。

聞いてて、
メンドウになったんでしょうね。

我が同居人ドノがひと言、

「あ、わかった、
 要するに、だいぶ昔と云うコトやね」

え、・・・あ、ハイ、そうです。

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ひとり言。

でも、なんですね、
チバニアンは、
「約77万年前から12万年前まで」と云うコトだから、

65万年間。

先ほどの帯グラフにすると、6500メートル。

つまり6キロ半

20世紀が2メートルならひとっ飛び、
つまり一瞬で行ける距離なのに、

6.5キロを歩けば一時間半ほどかかる。

いやはや、タイヘンな長さ、
と云うか、想像を絶する時間ですな。 (笑)





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