漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

「死にとうない」

2019年11月27日 | 歴史
とんち物語で有名な一休さんは、

実在の人物で室町時代の人、
87歳まで生きたそうですから、当時としてはかなりの長命。

その一休さんの命日は11月21日だそうですが、

これは旧暦、
今の暦に直すと、12月12日になるのだとか。

一休さんの墓は京都にあるのですが、
宮内庁が管理している陵墓であるため立ち入り禁止。

坊主の墓を、
なぜ宮内庁が管理しているかと云えば、

この一休さんは、
実は後小松天皇の落胤とする説が有力だからだそうな。

今風に云えば、
この方は皇族と云う分けですな。

いろいろな伝説のある一休さんですが、
私が好きなのは、

亡くなる直前の言葉と伝わる、

「死にとうない」

酒も女も愛した破戒僧の一休宗純らしい。


 女をば
   法の御蔵と 云うぞ実に

  釈迦も達磨も ひょいひょいと生む




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