つくる会教科書採択をめぐる反動自治体の長による教育への介入によって、自治体への採択率が上がっています。
東京都、杉並区、群馬県大田原市、愛媛県などその自治体の長の推薦や教育委員の人事権をフル活用した介入によって採択されています。
中学教科書は今年、2年間という短期ではありますが、採択が行われています。学習指導要領改訂を睨んだ扱いになっています。
そして改訂後の教科書採択に向けての取り組みもまた、始まっています。
つくる会は、余りの採択率の低さから出版社にも愛想を付かされ、分裂してしまいました。
それでも、市民団体を名乗る『日本会議』という右翼団体が中心となって、戦後の日本の歴史教育、東京裁判史観なるもの、自虐史観に凝り固まった教科書を変えていくという運動は、激しさを増しています。それは、改憲、自衛隊の武装強化と軌を一にする動きです。
ただいま、子どもと教科書全国ネット21では会員を募集しています。
いまの状況はおかしいと思っているが直接運動ができない、どうしていいか分からないという方もぜひ会員になって支えてください。
再び戦争のできる国にしないためにも、会員になってください。
詳しくはホームページをご覧ください。
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