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ミュウタントのブログ

日本国憲法第9条は地球人類の宝、それを改悪するための日本国憲法第96条の改正に反対!

宮崎を踏み台にして国政転進しようとした東国原宮崎県知事語録

2009-07-17 21:26:00 | インポート
6月23日 
 私を総裁候補として、自民党は次期総選挙を戦う覚悟はあるのか、と聞きました(古賀誠自民党選挙対策委員長から出馬要請を受け)

  24日 
 宮崎のため、地方のために、国を変えるため国政に行く(県庁に200件を超える出馬反対のメールや電話、ファクスが寄せられたが…)

  26日
 (知事選で掲げたマニフェストは)8割くらい達成した。(任期満了まで)宮崎でぷらーっとしてた方が楽なんだが…(宮崎県日南市の政治資金パーティーなどで)

  28日 
 もう知事としての限界を感じている(テレビ朝日報道番組で)

  29日 
 あ-あ やんなっちゃった(宮崎日日新聞に世論調査で「国政転身反対63%」と報道されて)

7月1日 
 僕がいく党は負けない。負けさせない。国政を担うとなれば、私の考えを継承できる方にお願いする。次の知事は、かいらい政権ですね(宮崎県高千穂町で開かれた県民対話集会で)

  6日 
 宮崎に残ってくれ。行かないでくれという気持ちはありがたいですね。今までの仕事を評価されている裏返しですよね(共同通信社の世論調査で「立候補反対81.6%」との結果が出て)

  7日
 もう1回おうかがいする必要がありますね(自民党本部で古賀選対委員長との再会談を終えて)

  9日 
 逆風は予想していたんですけども、予想以上に逆風かな(宮崎市で開いた県民対話集会後)

  13日
 重く受け止める(県庁で記者団に囲まれ、芸能界の師匠ビートたけし氏から不出馬を促されたことを明かした上で)

  15日
 遠のいた。厳しいかな、という感じ(自民党に提示した出馬条件が同党マニフェストに盛り込まれるかどうか、見通しを聞かれて)

  16日
 自民党からの出馬はお受けできない。他党からも立候補しない(臨時記者会見で)

 とまあなんと県民を、国民を馬鹿にした言葉が並びました。県民党を標榜していながら、『自民党』しかも自分が出たら負けません、負けさせませんってドンだけ自分を勘違いしているんでしょうか。

横浜地裁判決 国歌君が代を歌うのは教職員の義務

2009-07-17 14:21:00 | インポート
 東京新聞の記事から

 神奈川県立学校の教職員135人が、入学式や卒業式で日の丸に向かって起立し、君が代を斉唱する義務がないことの確認を県に求めた訴訟の判決で、横浜地裁は16日、「県教育委員会の起立斉唱命令は思想・良心の自由を侵害せず、教職員は起立、斉唱の義務を負う」として、原告の訴えを全面的に退けた。

 吉田健司裁判長は判決理由で、県教委が県立学校長に国旗掲揚や国歌斉唱時の起立徹底を指導した2004年11月の通知について「特定の思想や理念を強制するものではない」と指摘した。

 県教委はこの通知で、教職員が指示に従わない場合「厳正に対処する」としていた。原告は、県教委が行う起立、斉唱の指導は強制に当たり、思想、良心の自由が制約されているとして憲法違反だなどと主張。県は起立、斉唱はマナーであって内心の問題ではないと反論、請求棄却を求めていた。

 県教委は06年春から、国歌斉唱時に起立しなかった教職員名を校長に報告させており、県個人情報保護審議会が08年1月、報告を不適当と答申した後も続けている。

 同様の訴訟では、東京地裁が06年9月、起立、斉唱の強制が違憲・違法との判断を示したが、国歌のピアノ伴奏を拒否した女性教諭が処分取り消しを求めた訴訟で、最高裁が07年2月、請求を棄却。ほかに処分などを争った訴訟では教職員側敗訴の例が多かった。

 産経新聞はおおよろびで、朝日、毎日、読売といっせいに報道していました。
 個人情報において行政委員会が思想調査に当たるからだめだと言っているのに、神奈川県教育委員会は、不起立の教員の調査を行っていました。
 行政が、行政のチェックを無視している暴挙です。そこで裁判に訴えたのですが、横浜地裁のひらめ裁判官は、君が代を歌うのは教職員の義務であり、その職務命令はなんら世界観や歴史観に踏み込むものではないとした判決を下しました。
 もちろん控訴して闘っていくのでしょうが、なぜ東京地裁、行政委員会の決定を武器に闘わなかったのでしょうか、やぶへびです。
 君が代斉唱賛成派を、勢い付かせてしまいました。
 読売新聞はその背景を伝えず、産経はほら見たことかというように伝えています。

 高裁最高裁と争うと思うのですが、最高裁が、全部上がってくるのを待って、一気に日の丸君が代裁判の決着、『職務命令に服従すべし、国旗国歌に敬意を示すことは教師の義務だ』と判決を出しかねません。
 反動的な司法、ひらめ裁判官達を打ち砕く闘いを支援していきます。