明源寺ブログ

浄土真宗本願寺派

真宗高田派・本山専修寺さんで一光(いっこう)三尊仏のご開扉(かいひ)のご縁・・・最終回

2014-04-05 22:22:41 | Weblog
御影堂(みえどう)にての日中法要は、午前11時から始まりました。大勢の僧侶の皆さんが出勤されています。

親戚寺院が内陣出勤していましたので、その様子を撮影したところ何と一番手前の方が、真宗高田派の前法主様だそうです。

南北の余間にも大大勢の僧侶方が出勤。写真は、南余間。

ご本尊前の中央前卓(まえじょく)のカヒンは松一本で荘厳。これが有名な高田の一本松の荘厳でしょうか?

はるか奥の須弥団の上には、閻浮壇金(白金)の「一光三尊様」が御開扉(ご開帳)されていまるのが判ります。結縁の瞬間。親鸞聖人の故事以来、多くの瑞縁を表わされ750年間私達を導いていただいてきた善光寺如来様(一光三尊様)なのです。
この結縁の為に、はるばる三重県の最北端から車を走らせてきました。この機会を逃せば、次回は17年後。私は80歳手前。もう到底無理というものです。
日中法要終了後は、お説教をパスし昼食に。ここは「花より団子」です。
昼食後、境内敷地内にあります宝物館へ。(その2)で紹介しましたように特別展の最中。専修寺さんが誇る寺宝が、実に数多く公開展示されていました。親鸞聖人の真筆関係は、何といっても専修寺さんが一番豊富なのです。それが展示されているのは壮観の一語。国宝・重文なんでもありの世界でした。楽しくて楽しくて。時間の経過は、夢幻のごとし。専修寺さんが、風雪に耐えて伝えてこられた宝物は拝観するだけでも千金の価値あり。やはり本物の持つ迫力は、複製等とは全く違います。親鸞聖人の筆使いの見事さを実感。書を通じて聖人に出会う。そんな感じでした。
そして、午後1時30分からは御影堂にて高田派鑑学の新光晴先生の特別講演。講演議題は、「一光三尊仏と高田まいり」でした。「この御影堂の畳は739畳。しかし、以前は板張り。土足で外陣まで上がってきた。ゴザかムシロをひいて聴聞したのです。」という話はビックリです。
親戚寺院住職と共に参詣記念

そして、心豊かに家路についたのでした。(終わり)



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