比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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青春18きっぷ・・・飯田線の旅・・・大嵐(おおぞれ)駅・・・地籍は静岡県、利用客は愛知県

2020-08-21 | 鉄道と駅 東海・北陸編
・・・彩風人の写真帳・・・
青春18きっぷ・・・乗り鉄、駅鉄の旅です。
青春18きっぷ・・・JR全国各社がが売り出している特別企画乗車券。JRの各駅列車、快速列車に1日乗り放題、5回使用可、12050円。
今回はJR東海道線からJR飯田線、JR中央線を・・・コロナ禍戒厳令の出る前の三日間の急ぎ旅・・・
今日で3日目、最終日、豊橋から飯田線で195㎞の辰野駅まで、辰野駅から中央本線で209.8㎞の新宿まで、合計500㎞に及ぶロングトラベル。

飯田線始発駅の豊橋から豊川に沿って新城駅っ三河川合駅。峠を越えて相川、大千世川の天竜川水系の東栄駅、出馬駅、天竜川沿いの中部天竜駅、そしてトンネルを潜って水窪川沿いの水窪駅に。ここからは秘境駅ゾーンに入ります。
水窪駅から5063mの大原トンネルを抜けるとふたたび天竜川の谷、「大嵐駅」です。
ここは駅の地籍が静岡県浜松市天竜区水窪町奥領家、利用客が愛知県北設楽郡豊根村富山という珍しい駅です。

大嵐(おおぞれ)・・・開業1936年、島式1面2線ホーム、中部天竜駅管理の無人駅、1日の乗客数18人。
普通列車の旅、停車時間数秒、ここで降りたら次の電車は1時間30分以上?・・・ということで車窓から駅名標だけパチリ・・・
※撮影日は3月27日。

大嵐駅(写真はWikipediaから)・・・1997年旧富山村が村費3800万円で建設した赤煉瓦風のモダンな駅舎・・・JRの建屋ではないため正しくは村営休憩所。静岡県側には駅があるが集落はない。駅からすぐに天竜川を渡る橋があり愛知県側に渡ると豊根村富山地区の集落。ほとんど車も寄せ付けない集落のため新聞は電車で。郵便は浜松市天竜郵便局管轄で列車で輸送。
大嵐(おおぞれ)の地名由来・・・大崩れの方言?
旧富山村・・・18887年4ヶ村は合併して富山村に。最盛期は人口1000人、佐久間ダムの完成で村の1/3が水没、離村。2005年豊根村に合併。合併時の人口208人。豊根村の中心部役場まで30㎞。富山地区の人たちの買い物は電車でトンネルを潜って数分の水窪へ。車では県道1号線を中部天竜へ約30㎞、1時間。



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4 コメント

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青春18きっぷ (yukikami27)
2020-08-21 16:31:28
コメント有難うございました。
3日に一度のペースで、訪問どポチポチだけですが、楽しく拝見させて頂いてはおります。
私は信州伊那で生まれ育ち、東京・浦和を経て、現在は千葉市で落ち着いています。このブログでは、今上田が舞台ですね。
飯田線も馴染みのあるところです。
今後ともよろしくお願いいたします。
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線路は続くよ何処までも…! (縄文人)
2020-08-22 05:43:25


 ・ 何処までも青春切符鉄路上 (縄)

      比企野さんの”旅”、二本の線路は何処までも・・・・・。
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尻の痛くなる旅 (縄文人さんへ・・・)
2020-08-23 08:21:54
飯田線・・・昔の伊那の人は文明の開けた地に行くには飯田線を豊橋に行くのが夢。それにしても天竜川の谷を穿って建設した飯田線、断崖絶壁、崩落、危険がいっぱいで旅立ちの時、水杯を交わしたといいます。
わたしにしてもここを通るのは4回目です。
地名の読み方難解、乗客なき駅が続きます。
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コメントありがとうございます。 (yukikami27さんへ・・・)
2020-08-23 08:29:13
伊那のお生まれですか。私も伊那の谷、秘境駅出身です。四男坊で伊那を離れました。
ブログ生活、ネタ探しで好奇心をそそられたり、新しい発見があって楽しくやってます。

電動のこぎり、同じのがあります。セキチュウで買いました。

ありがとうございました。
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