村人の気まぐれブログ

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G3700+PS3

2013年02月26日 | チェンソー

G3700 PS3仕様

本日はG3700の部品を注文がてら買い出しに隣町まで。

機械屋さんまでもう少しという所で突然車のバッテリーランプが点灯。
電圧を見てもまったく発電していない。
この車は257000Kmも走っており、どうやらオルタネーターのブラシが無くなって
発電しなくなったのだろうと判断。
愛車は村のお下がりで、今までオルタネーターのオーバーホールはしていないだろうから、
ここまでよく頑張った物だとほめてやろう。

とりあえずはどうしようも無いので機械屋さんの用事を済ませ、買い物は中止してとっとと帰宅。
速攻YAHOO!オークションでオルタネーターの手配をして交換は自分でする事に。
車の整備は本業だったのでこの辺の作業はお手の物だけど、部品が届く頃は天気が荒れそう!
吹雪の中では作業が出来ない。

G3700は素人がちょこっと使っただけの極上品で、我々なら1~2日使った位の消耗具合。
しかし、ブレーキを掛けたままで動かした様でカバーが溶けている。
話には聞いた事があるが、素人が使うとこんな事に成るのかと感心しちゃう。
さらにチェンを外した時のダメージもあり、そのまま使える状態ではあるが
今後気分よく使う為に部品交換する事に。

☆チェンブレーキが掛かったまま使って溶けたカバー

☆交換の為バラバラにしたカバーAssy

さて、このG3700は実験機としてスチールのガイドバーとPS3を装着。

☆G3700 PS3仕様!
私の仕事では使い物にならないMS201は手放してしまい、ガイドバーが何本か残っており、
勿体ないのでG3700に付けてみる。
先シーズン始めて使ったピクセルチェンが好評だったので、これで比較して見ましょう。
スギハラにも同じ仕様のガイドバーは有るが、品質はスチールの方が良いと確信しています。

☆ガイドバーはゼノアに合わせて穴開け加工
当然ガイドバーはそのままでは付かず、まったく新規に穴開け加工。
オイルの供給はアジャスターの穴を長穴にして貫通させる手も有るが、
今回は別途オイル用の穴を開ける。

ソーチェンはスチールなら55Eなのだが、残念ながらゼノアには55Eでは短くて付かないので
機械屋さんで120E切りっ放しを分けてもらい、現物合わせで自分で製作。
結局56Eでジャストフィット。
初めてのソーチェン繋ぎはジョイントを1個失敗しただけで2回目で成功。


せっかく整備してもチェンソー仕事は秋まで無いだろうから、仕事が始まったら
車に積んでおいて、林道の通行に支障になる風倒木があったら試し切りでもするか。

あ!自分も試してみようと思っているあなた。
PS3は3/8インチなのでリム(ドライブスプロケット)も変えないとダメですから。


オイルポンプ

2013年02月24日 | チェンソー

G3700のオイルポンプ

オークションで落札したG3700が来たので整備がてら今回はオイルポンプの話。

社外秘の情報かと思いますが、G3700は2007年からオイルポンプにいくつかの変更が行われております。

また、G3700ではクランクシャフトのクラッチ側ネジ部が折れるトラブルが発生した為、
2007年にクランクシャフトのWPC処理を行い強度アップされ型番もG3701に変更となりました。

さらに2008年10月より型番がG3711になり、燃料タンクがG4200系と共通になります。
(赤いタンクは0.42l・黒いタンクは0.44l)
スターターの形状が変更となり丸みを帯びた形になる。
具体的な内容は分からないが、キャブレターもそれまでと違う物に変更されている。

☆旧型オイルポンプ ~2007/5
ウオームギヤ・ブッシュ無し
オイルポンプ・黄色キャップ

2007/6~2007/9 ウオームギヤ改良品に変更(ブッシュ入り)
オイルポンプの変更無し(黄色キャップ)
*さらに古いオイルポンプは赤や白のキャップ有り。

☆新型オイルポンプ 2007/9~

ウオームギヤ、オイルポンプ共に改良品に変更(旧型からの交換はセットに限る)
ウオームギヤ・ブッシュ入り
オイルポンプ・金色キャップ
一見して新旧が分かる様にオイルポンプの外観を変更し、ZENOAHの刻印が入る

☆新旧ウオームギヤ

モジュール変更に伴い旧モデルへはポンプとウオームをセットで交換する必要が有る
歯車のピッチ円直径を歯数で割った数値をモジュールと言うが、難しい話はどうでも良いか。
百聞は一見にしかず!

☆新旧オイルフィルター

オイルポンプ信頼性向上の一環として、オイルポンプへのゴミ侵入を防ぐ為メッシュが細かくなる。
新型は旧型への上位互換品で、パーツの供給は新型しか無いと思われる。

☆スチールのオイルフィルター
スチールのオイルフィルターは、こんなので良いのかと思うくらい目が粗いので、
タンク内へゴミを入れない様十分気をつけて。


未確認ではあるが、G5000系他同じポンプを使っている機種は同様の改良品に変更されているらしい。
(資料でのみ確認)

オークション等で中古のポンプが出品されている事があるが、旧型の購入は考え物。
新型の新品価格がセットで4000円位なので、新品に交換した方が結果として得策う。

 

G3700系は保管時にオイルポンプからチェンオイルが滲み出してベトベトになります。
スチールのチェンソーではその様な事はないのでポンプの構造的な物と思われる。
対策としてはチェンオイルを抜いておくのが一番で、オイルの量がポンプの吸い込み口より
低ければ漏れ出す事は無いでしょう。

 


新ダイワR26

2013年02月21日 | 刈り払い機

昨日は普段使う事のない10年物R26初のメンテナンス。

まずはアクセルを開け閉めするとアクセルレバーの戻りが悪いのでアクセル周りから。
アクセルの戻りが悪い原因はゼノア50:1オイルに有り、キャブに吹き返した燃料のオイルが
ピストン周りに残り、高粘度のオイルが粘って動きを悪くしているので、本来はキャブレターの
可動部分をガソリンで洗うだけで復活するのだが。

☆アクセルワイヤーへの給油
バイクに乗っていた頃から持っているルブリケーターでCRCを給油。

新ダイワの刈り払い機は作りが良く、結構お金が掛かっている感じ。
設計が古いので沢山のネジが有り、ボルトの長さが違う物が有るので要注意!
分解はゼノアBC2711の方が簡単。

☆クラッチライニングの減りはまだ交換の必要は無し。

☆ボルト周りは錆びているがまだ固着はしていない。

☆錆びたボルト
他機であるが、BC2711ではこの錆が原因でクラッチシューが固着して引きずり、
ライニングが無くなった事がある。
固着したボルトを緩めたらシューが一緒に回ってスプリングが伸びてしまったほど。

注:クラッチシューとは土台の部分で、ドラムと当たる部分をライニングと言う!

☆クラッチの取り外しはピストンストッパーが必要。

☆ゼノアとハスクのピストンストッパー
ゼノアはアルミ板を折り曲げただけの物なので自作できそう。
他に、スターターロープをプラグホールから突っ込んでストッパー代わりにする手も有るそうな

注:ゼノアや新ダイワでハスクのピストンストッパーが使える物は無いかも。
 ストッパー先端が燃焼室に当たるので入らない。

☆エンジン単体
シリンダの取り付けボルトは4本
そんなの当たり前と思うかも知れないが、BC2711ではシリンダボルトが2本で最初は驚いた。
それでも不具合が無いなら良いと言う事かも知れないが、やはり4本の方が安心感がある。

☆シリンダを外すとピストンには高粘度のオイルがこってり
昨年バラしたBC2711も同様の状態で、ゼノア50:1の混合燃料はエンジン内にも沢山オイルが
残っている。写真では分かりにくいが、クランクシャフトにもオイルのしずくが付いている。

☆オープンポート式掃気ポート
BC2711に掃気ポートは無いのだが、R26は掃気ポート付き
今時の排ガス規制エンジンではクローズポート方式だがこれはオープンポート

☆ピストンサイドのカーボン
掃気ポートへの吹き返しの影響でピストン横方向にもカーボンが堆積。

☆ピストン頭部のカーボン
シリンダヘッド・排気ポート及びピストンのカーボン堆積はたいしたが事無くカーボン掃除は簡単に終了。
うっすらと混合オイルを塗ってからシリンダを組み付け。
シリンダを組む時、ピストンリングを締め付けるツールがありますが、村人は使ったことが無いです。
(持っていないし、チェンソーや刈り払い機では必要ない)

☆マグネットのエアギャップ調整
今回はエアギャップ調整にメモ用紙四つ折りを使用

☆ゼノア純正エアギャップゲージ
エアギャップゲージの厚みをデジタルノギスで測ると約0.4mm
手持ちのメモ用紙を四つ折りにして実測するとほぼ同じ厚みなので代用は可能。
1/100mmまで計れるデジタルノギスで計って0.4mm位の物が有ればいくらでも代用品は見つかりそう。

☆スターター分解清掃
R26のスターターはゼンマイを外すとハウジングに納める事が困難で、やらない方が良いでしょう。
ゼノアならはずしたゼンマイを端からハウジングに押し込んでいくのだが、R26でこの方法は無理でした。
想像ではゼンマイを巻き上げてハウジングに納めるSSTが有ると思われます。
今回は力業で、作業台上で手で押さえながらゼンマイを巻き上げ、外径が入る大きさになったら
ゼンマイ全体をラジオペンチで押さえてはめ込むという手順で入れました。

☆外したゼンマイ
グリースや汚れを綺麗に落として、ハウジングに組み込んでからシリコンスプレーを吹きます。

ゼンマイをハウジングに納めた後はシリコンスプレーを吹いてから元通りに組み上げます。
刈り払い機では1日に引っ張る回数も少なく、チェンソーの様に水が入り込む事も少なそうなので
あまり神経質に成る必要は無さそうです。

 


ハーネス

2013年02月20日 | 刈り払い機

刈り払い機のハーネス


村人は今まで5台の刈り払い機を購入しております。
長年下刈りをしていると色々なハーネスも使って来た訳で、今日は季節外れなハーネスの話。

村人は今の会社の仕事しか知らないので、他の方とは使い方がまったく違うかも知れません。
まず、刈り払い機は両手ハンドルといわれるモデルで、ハーネスは両肩に掛けるタイプしか使いません。
どんなに急斜面の仕事でもこれでこなし、中には立っているのがやっとと言う現場も有ります。
等高線の急斜面では上手側のかぶりを取る為に頭の上まで振り上げたり、傾斜を真っ直ぐ上り下りする
現場では両かぶりとなるので左右に大きく振り上げる事も有ります。
刈り払い機を振る速度も早く、道路刈りで秒速30Cm(時速1Km)位の速度で刈り進むのは
かなり早いと思います。

その為刈り払い機の釣り位置も独特で、へそより高い位の位置となります。

☆新ダイワRM45付属
一番長く愛用しているハーネスで、作りの良さはこれが一番。
肩パットが広く厚く、重たい機械ではこのハーネスが楽なので主に大型機で使用。
肩パット等が吸い込んだ汗でリベットが腐食して取れてしまい、まめなメンテナンスが必要。

☆ゼノアBC2711付属
写真は未使用新品ですが、以前使って居た物は修理を重ねて天寿を全うするまでがんばってくれました。
腰の赤いパットは斜面を登る時(右足を大きく上げた時)に邪魔なので切ってしまいます。
村人の使い方ではベストポジションを出すまで何度も調整が必要。

☆ゼノアBC4410DW付属
普段は使わないが、常に予備ハーネスとして携行。
今まで何度か現場でハーネスが破損した事があり、そのたびにお世話になる。
仲間内ではこのハーネスをメインで使って居る方も居て、壊れないという事ではNO1!
村人は釣り金具が作業着の胸に穴を開けたのでそれ以降予備に。

☆ハスクバーナ・デュオバランス(定価7,350円)
現在メインで使っているハーネス。
左脇のベルトが太い物と細い物二種類の写真が有るが現行品は細いタイプの様。
激しく振るので脇のベルトが強くこすれ、Tシャツに穴が開くのはこまりもの。

例によって、斜面の登りで右足を上げた時に釣り金具のプロテクターが邪魔なので短く切断。
使った感じは、すぐになじむ事が出来て良かったが、1ヶ月で釣り金具のベルトが破断。
何度も修理を重ねて現在に至ります。

☆切れたベルト!
ベルトの材質が弱く1ヶ月で破断。クレームにしても同じベルトしか来ないのでここは自分で交換。

☆手持ちの荷締めベルトの丈夫な物に交換。

☆錆びた釣り金具
メッキが薄いのか、1シーズンでメッキがはげ、シーズンオフにそのままほおって置いたら
翌年錆がガッチリ。

☆熱収縮チューブを被せる
錆を綺麗に落としてジンクスプレーでさび止めをして、熱収縮チューブを被せて補修。

☆ホームセンターレベルのハーネス
仕事で使うには耐久性不足。
家の周りの草刈り専用。


スチール デラックスハーネス「コンフォート」(写真無し)
機械屋さんの社長からの良いよと言う話で買ったが、ハーネスを目一杯短く調整しても
釣り位置が高くて使用不能。私の身長では大きく、すぐにオークション行きとなる。
ナイロンコードの使用などで、釣り位置が低い場合は良いのかも知れないが、
お隣さんも同時期に買って失敗したと。釣り金具のロック部分がプラスチック製で、
割れてしまって交換不能という私たちにとっては使えないハーネス。

刈り払い機のハーネスに関しては金に糸目は付けぬと言う方針なのだが、中々これという
ハーネスには巡り会えません。
私が欲しい製品とメーカーが考えて居る使用形態に大きな違いが有るのでしょう。
夏場に限らず毎日汗びっしょりになるので金属は錆び、激しく使うので耐久性が
足りなかったりと。

 

春の気配を感じるのは、まだだいぶ先の感じ!


流氷

2013年02月18日 | 日常

☆流氷接岸

本日は天候が穏やかなので食料の買い出しに行ったら、海岸に流氷が接岸。
流氷は東風が吹かないと寄ってこないのだが今年は多め。
とは言っても、昔の様に5m以上も海岸に流氷が乗り上げる事は無くなった様だ。

☆狩猟中

買い物から帰り、家の近くまで来るとハンターが狩猟中。
家の周りも狩猟区に入っているので、家のすぐ横で発砲なんていうのも日常茶飯事な所です。

さて、チェンソーネタはそろそろ尽きてきたので季節外れな刈り払い機ネタでもやりますか。


ソーチェンのデプス、補足

2013年02月15日 | チェンソー

ピクセルと21BPXのデプス形状の違い!補足

☆上から95VPX・21BPX・H23(20LP)

この写真を見るとピクセルと21BPXではカッターデプスの形状が違う事が分かります。
また、21BPXとH23(20LP)のデプスが同じ形状である事も分かります。

☆0.325用のデプスゲージをピクセルで使う場合は穴を広げれば使えそう
 穴を広げたデプスゲージは0.325に使うとガタ付くので兼用にはできず
 ピクセル専用になってしまいます。


ソーチェンのデプス

2013年02月14日 | チェンソー

ソーチェンのデプス測定

ソーチェンのデプスがどの位なのか気になって、マイクロメーター式デプスゲージ
をオークションで落札。昨日届いたので早速計ってみました。

☆マイクロメーター式デプスゲージ
NSKの文字が見えますがベアリングのNSKではなく、日本測定工具と言う
今はもう無くなってしまった会社らしいです。

☆マイクロメーター式デプスゲージの使い方
マイクロメーター式デプスゲージは写真の様に当てる事で正確な実測値が得られ、
1/100mmの精度が得られます。
通常デプスは0.6-0.65mmと言っておりますが、ここで計った95VPXの実測値は0.5mmと言う所でした。

☆ハスクのデプスゲージ
ハスクバーナ社製のデプスゲージはとても使い勝手がよいのですが、0.325・21BPX(H25)用は
95VPX(H30)と若干プロフィールが違うので兼用は出来ません。
しかし、1.3mmゲージの20BPや20LPではデプスの形状が21と同じなので0.325用を使います。
95VPXはコンビゲージの設定しか用意されていないのが残念。

☆ハスクのデプスゲージ2
ソーチェンにはまる先端の幅が違うが、穴の形状が違うのが兼用できない最大の理由

☆95VPX(H30)用はピクセルマークが付いている

☆95VPXと95VP
昨シーズンの最後に使った95VPはデプス調整をしていなかったので計ったら0.13-0.3mmと高すぎ。
早速デプス調整を行いましたが写真下の95VPはドライブリンクの形状からカッターのデプスと一緒に
削る量が多くちょっと大変。
このドライブリンク形状の違いは95VPXと95VPの違いではなく単にロットの違いと思っています。
オレゴンのソーチェンのドライブリンクは穴あきと穴無し等、ロットによる違いが有るのは
製造工場の金型の問題と思っていますが事実はどうでしょうか?
出来ればドライブリンクは穴あきがよいですよね。


デプス調整でちょっと滑り気味のデプス用ヤスリはやめて新しい物に変えたらなんと快適な事。
デプス用ヤスリも高い物では無いので丸ヤスリ同様ケチらないで新しい物を使えと言う事。

☆ニシガキのデプス落とし
買ったきり使ったことが無いニシガキのデプス落としはどうかと思ったら、
新しいソーチェンではカッターが当たって使用不能。
通常新品ソーチェンのデプス落としは行いませんが、ニシガキのデプス落としはカッターの長さが
5.5mm以下にならないと使えないです。

 


 


洗濯等

2013年02月12日 | その他

万能洗剤

チェンソー仕事をした後の作業着はチェンオイルの油汚れで他の物と一緒に洗濯が出来無いほどです。

幸い村人の家は洗濯機が2台有り、作業着用と一般衣類は別の洗濯機で洗濯をしております。
さらに洗濯機の給水は水ではなく温水ボイラーのお湯なので汚れのひどい作業着も綺麗になります。
夏場の下草刈りで草だらけになった作業着は温水と洗剤だけで十分綺麗になります。
チェンオイルで汚れた作業着はちょっと気になるので、油汚れの部分にマジックリンを吹き付けてから
洗濯を行いこれも完璧。

☆万能洗剤マジックリン

村人の万能洗剤はマジックリンスプレーで、衣類以外に機械類の整備でも大活躍。
マジックリンには通常の物とスプレータイプがありますが、どちらも中身は同じ。
最初はスプレー容器を買って、詰め替えはスプレー用の物でなくても大丈夫です。
村人はかなり大量に消費するので業務用の4リットル入りを愛用。

チェンソーや刈り払い機の整備でもマジックリンと温水が大活躍で、チェンオイルと切り屑
まみれの部品等は台所の流しでマジックリンスプレーを吹いてしばらく放置。
数分放置した後マジックリンを吹き付けたブラシでゴシゴシする事で綺麗になります。
汚れを落とした部品は温水で流してから必要に応じてエアで水分を飛ばせば綺麗になります。

トドマツの間伐でヘルメットのバイザーに付いた松ヤニもマジックリンを吹いて
しばらく放置すれば松ヤニが溶けるので視界が復活。

自動車整備の話ですが、昔の部品洗浄は蛇口から灯油が出てくる部品洗浄台で部品を洗って
おりました。
それが最近は食器洗浄機の大きな物みたいな構造のパーツクリーナーを使う様になり、
水溶性の洗剤を溶かした温水で油汚れの部品を洗う様になりました。
ホイールベアリング等もすべてこれで洗うので、乾燥後に洗剤が残るのを嫌って水洗いをして
エアで吹いて乾燥させていました。
そんな作業を経験しているのでベアリング等を水洗いする事に抵抗はなく、その後すぐにエアで
乾燥させて組み立てれば大丈夫と思っています。
と言う事でガイドバーもマジックリンで洗浄しちゃうのですが、先端ベアリングは乾燥後すぐに
グリスアップや給油を行います。

 

衣類や装備品の乾燥方法

雨の日の作業や冬場の雪中作業ではカッパや長靴の中まで濡れてしまう事があります。
そんな時に活躍するのが扇風機!
一般的には濡れた衣類等を早く乾かしたい時にはストーブの上に衣類をぶら下げる事でしょう。
それでは翌朝までに乾いていない事もあるのではないでしょうか。

村人は濡れた長靴を水洗いしたり、カッパの草の汚れも水道で洗い流したりと言う事を普通に行っています。
そんな事をすれば翌日までに乾かないと思うでしょうが、扇風機を使う事で翌朝までに乾かす事が出来ます。

☆扇風機で乾燥


水洗いした長靴は十分水を切った後横に寝かせて、扇風機の風を送る事で中まで綺麗に
乾燥させる事が出来ます。
濡れてしまったスパイク足袋も水洗い後に入り口を開いて扇風機の風を入れてやればOK。

カッパや水が垂れる物は玄関に干せる様にしており、暖房が無くても扇風機の風だけで
十分乾燥させる事が可能。

結局、濡れた物の乾燥は暖かい部屋に干すより濡れた部分の空気を動かしてやる方が
乾燥が早いと言う結論です。

ホームセンターに安い扇風機がありますが、それらは風速の調整幅が少なく、弱の風速が
強いようです。タイマーも機械式でうるさい。
それよりもう少し奮発して弱風で十分に弱い風になる物の方が部屋で使う時に静かで良いでしょう。
衣類の乾燥で必要はのは濡れている部分の周りの空気を動かすだけの風速で、それ以上の風は
必要ないのです。

 


エアフィルター

2013年02月10日 | チェンソー

エアフィルターメッシュ

以前撮影したエアフィルターメッシュの写真が出て来たのでその紹介。

☆MS201とG3700のエアフィルター

この写真の目盛は顕微鏡の接眼レンズに仕込んだ接眼ミクロメーターの目盛で、
これだけで実寸を出す事は出来ません。

このメッシュの写真を見るとMS201は約5目盛、G370は約3目盛です。
下の写真に照らし合わせると5目盛は約7/100mm、3目盛は約4/100mmとなります。
この写真からMS201のメッシュはG3700と比べて約10:6とかなり荒い設定になっている事が分かります。

☆接眼ミクロメーターと対物ミクロメーター

顕微鏡の観察では、観察している物の実寸を計る時は接眼レンズにミクロメーターを仕込み
対物ミクロメータと重ね合わせる事で実寸を出します。
写真では長い方の目盛が対物ミクロメーターで1目盛1/100mm。

この撮影では生物顕微鏡を使って28倍での撮影ですが、さらに低倍率が欲しい時は実体顕微鏡を
使いますが、どちらも通常の撮影はコンパクトデジカメでコリメート撮影を行います。
それより低倍率でよい場合はマクロレンズとなり、私の資料撮影ではよく使っています。

 


日常の話

2013年02月09日 | 日常

たまには日常の話も少し

昨日の朝、2階のガタガタ言う音で目が覚めました。
あまりにも大きな音だったので、でかいネズミでも掛かったかと思い見に行ったら、
なんとエゾオコジョがねずみ取りに!
おそらくネズミを追いかけて家の中に入り込んだのでしょう。
カゴのねずみ取りに掛かったのなら逃がしてあげられたのに粘着シートじゃ剥がせない。
かわいそうだけど・・・・・

エゾオコジョをネットで調べたら準絶滅危惧種とかで、家の周りにこんなのが居たのは知らなかった。
家の周りは見渡す限り牧草地で、色々な生き物がいて、そんな環境が好きなら楽しい生活です。