万能洗剤
チェンソー仕事をした後の作業着はチェンオイルの油汚れで他の物と一緒に洗濯が出来無いほどです。
幸い村人の家は洗濯機が2台有り、作業着用と一般衣類は別の洗濯機で洗濯をしております。
さらに洗濯機の給水は水ではなく温水ボイラーのお湯なので汚れのひどい作業着も綺麗になります。
夏場の下草刈りで草だらけになった作業着は温水と洗剤だけで十分綺麗になります。
チェンオイルで汚れた作業着はちょっと気になるので、油汚れの部分にマジックリンを吹き付けてから
洗濯を行いこれも完璧。
☆万能洗剤マジックリン
村人の万能洗剤はマジックリンスプレーで、衣類以外に機械類の整備でも大活躍。
マジックリンには通常の物とスプレータイプがありますが、どちらも中身は同じ。
最初はスプレー容器を買って、詰め替えはスプレー用の物でなくても大丈夫です。
村人はかなり大量に消費するので業務用の4リットル入りを愛用。
チェンソーや刈り払い機の整備でもマジックリンと温水が大活躍で、チェンオイルと切り屑
まみれの部品等は台所の流しでマジックリンスプレーを吹いてしばらく放置。
数分放置した後マジックリンを吹き付けたブラシでゴシゴシする事で綺麗になります。
汚れを落とした部品は温水で流してから必要に応じてエアで水分を飛ばせば綺麗になります。
トドマツの間伐でヘルメットのバイザーに付いた松ヤニもマジックリンを吹いて
しばらく放置すれば松ヤニが溶けるので視界が復活。
自動車整備の話ですが、昔の部品洗浄は蛇口から灯油が出てくる部品洗浄台で部品を洗って
おりました。
それが最近は食器洗浄機の大きな物みたいな構造のパーツクリーナーを使う様になり、
水溶性の洗剤を溶かした温水で油汚れの部品を洗う様になりました。
ホイールベアリング等もすべてこれで洗うので、乾燥後に洗剤が残るのを嫌って水洗いをして
エアで吹いて乾燥させていました。
そんな作業を経験しているのでベアリング等を水洗いする事に抵抗はなく、その後すぐにエアで
乾燥させて組み立てれば大丈夫と思っています。
と言う事でガイドバーもマジックリンで洗浄しちゃうのですが、先端ベアリングは乾燥後すぐに
グリスアップや給油を行います。
衣類や装備品の乾燥方法
雨の日の作業や冬場の雪中作業ではカッパや長靴の中まで濡れてしまう事があります。
そんな時に活躍するのが扇風機!
一般的には濡れた衣類等を早く乾かしたい時にはストーブの上に衣類をぶら下げる事でしょう。
それでは翌朝までに乾いていない事もあるのではないでしょうか。
村人は濡れた長靴を水洗いしたり、カッパの草の汚れも水道で洗い流したりと言う事を普通に行っています。
そんな事をすれば翌日までに乾かないと思うでしょうが、扇風機を使う事で翌朝までに乾かす事が出来ます。
☆扇風機で乾燥
水洗いした長靴は十分水を切った後横に寝かせて、扇風機の風を送る事で中まで綺麗に
乾燥させる事が出来ます。
濡れてしまったスパイク足袋も水洗い後に入り口を開いて扇風機の風を入れてやればOK。
カッパや水が垂れる物は玄関に干せる様にしており、暖房が無くても扇風機の風だけで
十分乾燥させる事が可能。
結局、濡れた物の乾燥は暖かい部屋に干すより濡れた部分の空気を動かしてやる方が
乾燥が早いと言う結論です。
ホームセンターに安い扇風機がありますが、それらは風速の調整幅が少なく、弱の風速が
強いようです。タイマーも機械式でうるさい。
それよりもう少し奮発して弱風で十分に弱い風になる物の方が部屋で使う時に静かで良いでしょう。
衣類の乾燥で必要はのは濡れている部分の周りの空気を動かすだけの風速で、それ以上の風は
必要ないのです。