村人の気まぐれブログ

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ヤスリホルダー

2014年03月29日 | チェンソー

ヤスリホルダーのヤスリの突き出し量が気になったので計ってみました。
測定したホルダーは4種類9本。
こんなに沢山ヤスリホルダーを持っているのは笹狩り刃にも使うから。



☆ヤスリホルダー

ヤスリ:ゲージ
4.0mm 3/8(9.52mm)
4.8mm 325(8.25mm)
5.2mm 3/8(9.52mm)
5.5mm 404(10.26mm)

☆測定箇所

測定箇所はホルダー真ん中のへこんでいる場所



☆デプスゲージ

右のデプスゲージで計り始めたら測定子の中央が当たっていない様なので
左のゲージで計り直した結果が以下の通り。

ヤスリ:突き出し量

4.0mm:1.20mm
4.0mm:1.15mm

4.8mm:1.30mm(オレゴン)
4.8mm:1.35mm
4.8mm:1.35mm
4.8mm:1.38mm
4.8mm:1.40mm

5.2mm:1.60mm
5.5mm:1.35mm

5.5mm用のホルダーが5.2mm用より突き出し量が少ないのは予想外。
ヤスリが太いと突き出し量が多いと思っていたけどそうじゃないんですね。
5.5mm用はソーチェンが404なのでスチールの資料を調べてみると
325や3/8のデプスは0.65mmに対して404は0.8mmとなっている。
さらにカッターも大きくヤスリホルダーが当たる距離も遠くなる事も
考慮されているのか。
本当のところは分からないがそういう設定なのだという事だけ理解しておこう。

☆ヤスリホルダーの当て方

ヤスリホルダーは図の様に当てる事でヤスリが正しい高さになります。
カッター上面とヤスリホルダーの面が合う様に使うとヤスリの突き出し量が
高くなり、バックスロープになったりするので要注意。
笹狩り刃で使う時はデプスゲージが無いので刃先の状態を見ながら
ホルダーの傾きを調整します。



☆325と404

404のソーチェンは見たことが無いのでカタログの写真を
おおよその比率で並べて見ると404はでかい!

オレゴンのソーチェンで矢印の所に付いている数字はデプスの指定値。
25=0.025インチ=約0.6mm
30=0.030インチ=約0.8mm

 


木登り

2014年03月28日 | 日常



今週は気温が上がり絶賛雪解け進行中。
月曜日からどんどん雪が溶けて今日までに軽く50Cmは超えた模様。
地味に掘り続けた雪もやっと車が通れる様になり昨日から車は玄関脇に。

そんな中、いい歳をして突然木登りがしたくなり木登り計画進行中。



☆ロープ設置

先日枝落としを断念した樹上の三又の所が居心地良さそうなので、
何時でもここに上れる様にする事に。
子供の頃は木登りが得意だったけど、最近は体重が重たくて木登りは無理と
思っていたけれど思い立ったが吉日。
先日一旦撤去したロープを再度設置。
昨日ホームセンターで12mmのロープを買ってきたので手持ちの親縄と2組設置。

☆樹上の風景

今日はカメラを持って登ったので風景を撮ってきました。
樹上から見る風景はこんな感じ。家の屋根よりかなり高いです。
視界を防げる枝は落とすけど必要最低限に。

☆点の記か?

先日上った時に気がついたのだが、三又の真ん中に切ったあとが。
こんな高い所を切る必要は無かったはずだがいったい誰が何の為に上ったのか。
これを見た時には映画「点の記」の行者様の事を思い出しましたよ。

冬には常識外れの強風が吹くのでツリーハウス等は作れないけれど、
昼寝が出来る位の場所にしたいねえ。
安全帯は外せないけれど、ハンモックでも吊ってみようかな。


枝下ろし

2014年03月21日 | チェンソー

今週は樹に登りチェンソーで枝下ろし。
1本目は無事終える事が出来たが、2本目は装備不十分だった為怪我をしないうちに中止。
今回は予算の都合などもあり木登り器を準備できなかったのと、冬の間に重くなった体重が敗因?

素人の高所作業は真似して怪我をされても困るので、作業や装備に関しては載せない事にします。

☆一本目

胸高直径70Cmほどの樹です。
切った枝の直径を計ってみると24Cmあり、枝の重量はかるく50Kgを超えていると思われます。
樹の中程に以前切った枝のあとがありますが、これは30Cm位です。

樹上の作業は簡単に思えても大変危険な作業。
大枝を切るという事は超偏心木の伐倒みたいな物。
簡単に見える作業もよく考えてやらないと痛い目に遭います。

☆枝の元

参考までに切った枝の元を拾ってきました。
根本には巨大な力がかかっていたので、追い口を入れていった時に割れた様子が分かります。
年輪の数を数えると約40年。

☆二本目

今回の目的はこの樹の光ファイバーの上に張り出している枝を落とす事。
ついでに枯れ枝や折れた枝も落として綺麗にしてやりたいと思ったのだが・・・

☆ハシゴ

今は雪が積もっているのでぎりぎり三又の所までハシゴで登れるが、雪が無いと届かない。
一人作業なので転落防止策はしっかり用意したが、三又の所に雪が残っており危険な状態。

枝を数本落とした所で枝がハシゴに当たりずれた!
これじゃハシゴで下りる事が出来ないので転落防止用の親綱で一旦降りる。
これはもう作業はやめろと言う事だと理解して今回の作業は中止。
また必要な装備をそろえて再挑戦する事に。

☆作業中止翌日

今回特殊伐採の真似事をしてみたら樹の上は想像以上に高い。
気持ちがびびってしまった時点でもう危険な状況下。
冬場にリバウンドして重くなった体重も危険要素の一つ。
次回は不足の装備をそろえた上で、体重の軽くなっている秋にでもやってみようかな。

☆ソーチェン

蛇足ながら、今回枝落とし用はG3711にに20LPを装着したのだが、昨年の実験で
角刃の切り口が毛羽立っていた事を思い出し95VPに変更しました。
枝落としをした切り口が毛羽立っていると良く無さそう、と言う根拠のない理由から。

今日は大型の低気圧のせいで天気は荒れ模様。
吹雪による事故が起こらないと良いのだが。

天気予報では来週から一気に気温が上がるそうなので通路の両脇に2m以上積み上げた雪も
一気に溶けてくれるかな。


祝!通路開通

2014年03月04日 | 日常

2月は例年より天候が穏やかだった為暇つぶしに雪掘りを始め、昨日通路が開通。
昨年の通路開通は4月初旬で、通常より1ヶ月早い。



☆2月11日

☆3月3日

☆チェンソーで表面を碁盤の目に切る

雪掘りにチェンソーと思うかもしれませんが、雪は地層の様に成っており、
気温が高い日が続くと表面が溶けて凍り、堅くなるので大変なんです。

表面の雪が柔らかい層を除けると下には氷混じりの堅い雪の層。



☆雪掘り仕様

ハードノーズバーに廃棄寸前のソーチェンが雪掘り仕様。
雪掘りのチェンソーはあちこち水分が入り込んでいるのでしっかりメンテナンス。
使い終わったらガイドバーやソーチェンもしっかり水分を飛ばして乾かします。

まだ3月なので雪が降らないはずもなく、あとはのんびりと通路の幅を広げて、
4月には玄関まで車が上がれる様になるかな。

さて、雪掘りも一段落したので次は玄関脇の松の枝落とし。
写真の様にかなり大きな松で、毎年冬の強風で枝が折れる。
光ファイバーの上にも枝が張っており、それが折れると大事になるので
今のうちに切っておく事に。

高所作業には縁がなく、全く知識が無いのでロープワークとか色々と勉強中。
現在安全確保の機材の手配中だけど、必要以上に機材が増えそうな感じ。
趣味の高所作業の話は又生きて帰ってきた時にでもね。