たまには音楽の話など。
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村人の中学生時代は試験勉強とか理由を付けて深夜放送を聞いており、
当時のオールナイト日本は今仁哲夫(てっちゃん)の時代でした。
どの様な音楽を聴いていたかは深夜放送の影響が大きかったと思います。
中学の頃はレッドツェッペリンやディープパープルの時代でしたが
浅川マキのデビューアルバム、「浅川マキの世界」は1970年なので
平行して聞いていたのでしょう。
LPレコードが15枚とCD7枚、LD1枚が手元にあります。
浅川マキは我々の年代の人間には特別な存在かと思います。
ライブに行った記憶があるのは神田共立講堂と旭川と池袋の3回。
その中で旭川の河原館のライブは大きめな蔵がライブ会場だったので
通常の会場とはだいぶ雰囲気が違いました。
1981年6月26日のライブです。
特に印象的だったのは本田俊之さんのサックスで、
タンボという名前だそうですが、穴をふさぐフタがたてる
パタパタと言う音が今でも忘れられません。
これぞライブ感という奴ですね。
1984年6月30日日池袋文芸座のオールナイト公演は
午後11時30分開演~始発電車が走り出すまでの長時間公演
ライブ映像はレーザーディスクが発売され、後にDVD化されたようです。
今日は久しぶりに浅川マキのレコードを聴いているのだが、
あれ!っと思うほど音が良い。
試しに同じアルバムのCDを聞き比べても明らかに音が違う。
思い込みとかではなく、公平に聞き比べても音が違うのは何故か?
オーディオでは音が変わる要因は多すぎるので何とも言えないが、
CDプレーヤーは古いけど当時の最高級品。
対してレコードプレーヤーはカートリッジがスタントンの普及品で
プリアンプが壊れたのでミキサーにイコライザーをつないだ
ちょっと残念なシステム。
残念と言ってもスピーカーはアルティックの620Aなので
悪くはないのだが。
それでも明らかにレコードの音は柔らかで情報量が多く、
CDの音はきつくて情報量が少なく感じるのはなんだろう。
最近はパソコンに取り込んだCDやYouTubeの音ばかり聞いているので、
レコードの音を忘れちゃったのかな?
レコードはひっくり返さなくちゃ成らないし、扱いにも気を遣うので
どうしても扱いの楽なCDやPC音源ばかりに成っています。
旭川のオーディオマニアのお医者さんと仲良くさせていただき、
そこのシステムを聞いてからオーディオは身分相応という事を
考える様になりました。
おそらく北海道で一番だろうと思われるオーディオシステムですが、
CDは一枚もなくアルバムは全てレコードでした。
今時の音楽ならCDも悪くはないと思うけれど、
ジャズやクラシックではまだまだレコードの良さが有るのでしょう。