村人の気まぐれブログ

村人の気まぐれブログ

本日の目立て

2014年04月27日 | チェンソー

先日ヤチダモの大枝を玉切りした際突然切れなくなりソーチェン交換。
一見何でも無い様だが、枝に土が付いていた為ソーチェンにダメージを受けた模様。

今日は気が向いたのでその交換したソーチェンの目立て。

 

☆ガイドバーの固定

今日の目立てはこんな感じ。
目立てについてこだわりは無いので、スチールのFF1を使って楽して早く正確な目立て。
チェンソーの固定は、先日板に固定したバイスを使ってみました。
ガイドバーをバイスに挟んで目立てしている写真を見ますが、
ラミネートのガイドバーをがっちり挟むのは気が引けます。
チェンソーの重量は台に架かっているのでガイドバーはがっちり締め付けてはいません。
チェンソーの下の箱は身近にあった適当な物ですが、後ほどきちんとした台を作りましょう。

 

☆スペーサー

目立て後はソーチェンを元に戻すのでアジャスターを動かしたくないので
ガイドバーはアルミのスペーサーを使って固定。
複数のソーチェンを目立てする場合はこんな固定方法も有り。

 

☆ダメージを受けたソーチェン

ソーチェンの状態は目立てを行いながら観察すると1/4位(51Eなので6個位)がこのような状態。
他は目立ったダメージはないが、切れる状態が分かっているので変化は敏感に感じます。

 

☆カッティングコーナーが欠けたカッター

1個だけカッティングコーナーが欠けている物が有ります。

 

当然ガシガシ削って行く訳ですが部分的にカッターが小さい所が出来ます。
教科書的には一番小さいカッターに全部を合わせると成る訳ですが、
村人はシビアな仕事をする訳ではないので気にしません。
(研ぎ角が違うのは前回はFF1を使って居なかった為)

PS3を使って居た時は先端がかなり鋭いので毎日の様に欠けていました。
同じ角刃でも21LP等の25度に対してPS3は30度なのでその影響でしょうか。
ソーチェンは消耗品なので、けちらずドンドン削って行きましょう。

 


枝下ろし完了

2014年04月25日 | その他
練習代わりに引っ越し後の初投稿。
今週は好天続きなので枝下ろしの仕上げと整理。




写真ではたいした高さに感じないがここは2階の屋根のさらに上。



登るまで気がつかなかったけど最上部も折れている。
木登り器が無いので枝にしがみつきながらよじ登ったが、枝を触った感触が枯れ枝の様で、
折れやしないかとヒヤヒヤしながらの作業。

トラロープがなんちゃってスピードラインで、張り方が弱かった為きちんと機能せず!
それでもロープに繋げた根本は真下に落ちなかったので無いよりはましという程度。



ヒヤリハットも無く枝下ろしが完了。
木の上から見る極上の景色。



あとは落とした枝を玉切りして移動するだけ。
ビビリながらの作業に疲れたので整理は翌日に。




枝も綺麗に片付けて一旦作業終了。
次は後方のヤチダモの整理。



落としたままになっていた枝も整理してこちらも綺麗に



枝2本で2日分の薪位有りそう
この後は風呂でさっぱりした後にお昼寝。
冬の間になまった体は少し動いただけで疲れます。


子供の頃は何でも無かった木登りも40年ぶり位か?
今回の作業で空師やアーボリストがどれほど危険な作業をしているのか体感できました。
写真や動画を見ていると、とうてい自分に出来る作業では無いという事は理解できるが、
それがどれ程怖いことなのかはやってみないと実感できない。
初めて柱上安全帯のランヤードに体重をかけて両手を放したときの怖かった事ったらありゃしない。
最初はホームセンターで買ってきた細いロープでも大丈夫なんて思っていたけれど、
そんな物に命は預けられないことを実感した作業でした。

本日の作業

2014年04月20日 | その他

今日は晴れて風もないので枝下ろしの再開。


木登り器が無いので枝に足をかけての作業。
足を滑らせたときの保険として親綱とロリップも兼用。
初めて胴綱を使ったが、初めて胴綱に体重を預ける時は怖かった。


とりあえず本体の素性の悪い枝は落としたので、三又から上の作業は又後日。
光ケーブル上の大枝はそのまま落としても大丈夫という確信が無いので、
なんちゃってスピードラインを張っての作業にしよう。


KONG OKA

2014年04月20日 | その他

☆発砲音

この記事を書いてい最中に外で発砲音。
害獣駆除のハンターだが獲物は外した模様。
手ぶらで帰っていった。



昨日は注文していた機材が到着。総額1万円ほど。
最初はマイロンデルタを探していたのだが、色々調べていくうちにKONG OKAを発見。
日本国内にはほとんど出回っていないのか、検索しても日本語の情報が無い。
海外のサイトも情報が少ないので新製品なのか?

現場人Vol.10でPetzlピラナを使って居る方がいて、降下途中でのロックが簡単との事。
それでこのタイプに興味を持った次第。

KONG OKAはキャニオニング用ディッセンダー(降下器)との事。
昨日ピラナの事を調べたらこれもキャニオニング用ディッセンダーで使い方はほぼ一緒。
エイト環はロープがずれてひばり結びという状態になると大変な事になるとか。
OKAはロープはカラビナを介してセットするのでひばり結びが起こらない。



☆取説抜粋

通常のエイト環は一旦カラビナから取り外してロープを装着しますが、
OKAはカラビナから取り外さずこの様にロープを装着します。
この中で見逃しがちなのがカラビナの形状で、断面が丸でないといけないらしい。

☆説明の写真。

HPにあった使用例の写真では断面が丸じゃないカラビナを使って居るが、
これってダメなんじゃない?
両手を放す為にロープをロックさせる取り回しは色々考えられそう。

☆カラビナ

KONG H.M.S ナピック#957(左赤)12mmとKONG BONAITI(右緑)10mm

BONAITIは20年以上前にアクセサリーとして買った物でさすがに現役では無さそう。

ナピックは現物が来るまでこんなに太い物とは思わず届いてびっくり。
耐荷重はさほど変わらないのに太さに差が有るのは形状の為か?
商品説明の写真では丸断面の様に見えないが、現物は丸断面。

この手のオートロック式は片手でのゲートオープンがやりずらいとの話も有るが、
村人は右手だけで問題なくゲートオープン出来てます。

OKAは「断面の直径が12mmのカラビナを使うと、取り付け用の穴にぴたりと取り付けができ、
カラビナと下降器のセットして使用可能」との事で、相性ばっちり!
しかし、最初はゴムが堅くてとても入るとは思われず、押し込むのにちょっと手こずる。

ちなみにPetzlピラナは同社のウイリアムと言う12mmのカラビナと合わせて使うらしいです。
OKAが大きいのかどうかは知らないが、初めての懸垂降下はトラブルもなくスムーズに成功。
まだクライミング用のハーネスやロープは入手していないのでそれは又後ほど。

☆PETZLデルタ

収縮調整器をD環に接続する為に入手。
袋や説明書にはmaillonの文字しかないので、金属部分はマイロンデルタと同じで
プラスチックのパーツがPETZLの様です。



こんな使い方も有り?

 


乱視

2014年04月19日 | その他

今日はちょっと変わった所でめがねネタ

村人の若い頃の視力は0.7~1.0位で眼鏡は不要でした。
老眼は気がつかないうちに進行して、車の夜間走行でメーター類が見えづらくなってきた頃に
眼鏡使用者の仲間入り。

老眼とは年をとると水晶体の弾性が失われて近くが見えづらくなる症状。
20歳代から老化は始まっているそうです。
明るい所では瞳孔が閉じてカメラの絞りを絞った状態となり、
老眼も乱視も症状が軽くなり気がつかない。

村人は最初、通常の老眼鏡だけで、どんなに度を変えても星が点像に見えない事に
気がついては居たものの、まさか乱視が入っている事には考えが及ばず。
その後眼鏡を新調する時に眼鏡屋さんで再検査をしてもらい乱視が発覚。
大手チェーン店の眼鏡屋さんには最新の検査機器が入って居たのが良かった。
新しい眼鏡は星も点像に見える様になり、矯正視力は眼鏡使用前より良いかも。
と言う事は自覚していなかっただけで元々乱視持ちだったのか。

最近気がついたのですが、寝る時に眼鏡を外すと部屋中のパイロットランプ類の
形がいびつになってぼける事。



☆いびつなパイロットランプ

村人が真っ暗な部屋で眼鏡を外すとパイロットランプはそれぞれこのような形に見えます。
ゆがんだ形は右目左目をそれぞれ押さえて片目ずつ検査しました。
部屋を真っ暗にすると瞳孔も開き乱視の症状もはっきり出ます。
もし乱視が無いなら真ん丸にぼける筈。
暗い部屋でパイロットランプを見る事が乱視の簡易判定法として使えると思いましたので
現在乱視は無いと思っている方は一度お試しあれ。


ブログ!今後の方針

2014年04月04日 | その他

プロバイダーの都合により、このブログは2014年6月30日をもって消滅となります。
その後はブログをやめようとも思ったのですが引っ越しをする事も検討中。
まだ3ヶ月近くありますが、ゴールデンウイークが明けると仕事が始まるので
4月中に方針を決めなくてはいけません。

村人のポリシーとして一切の広告は記載しない。
広告で利益を上げるのならその広告に対して責任を負うべきで、
その広告を通して品物を購入して問題が発生しても村人は
その責任は負えないから。
無料ブログの広告に対しても同様の理由で、対価として表示される広告は不可。

何処のブログも有料プランなら広告を消す事が出来そうだが自腹はもったいない。
ちょこっと調べてみて、引っ越し先として有望なのはFC2ブログ(有料プラン月額300円)だが、
今の所Broachブログから直接引っ越しする事が出来なさそう。

FC2にはBroachからFC2へ引っ越しできる様な体制を現在要望中との事。
と言う事でFC2が受け入れ体制を整えてくれればFC2にお引っ越し。
もしFC2が受け入れを行わない様なら消滅という方向に成りそうな感じ。

Broachはgooブログを引っ越しの推奨先として引っ越しツールを用意したが、
gooブログの有料プランは少し高めなので使う気はなし。
現状でもBroach-goo-FC2とワンクッション入れれば引っ越しは可能だが、
そんなんでうまく引っ越しできるとは思えない。


昨日までは順調に雪解けが進んでいた物の、昨晩からの降雪で今日は大雪。
昨晩から現在まで30Cm以上の降雪があり大雪警報が出るわ、
道道は通行止めになるわでもうわや!
重たい雪が30Cmも積もると四駆でも走る事が出来ず、
先ほどやっと除雪が入ったので家から出られる。
明日は朝から除雪かな。


参考書など

2014年04月04日 | チェンソー

チェンソー作業の参考書は沢山あると思いますが、村人が買って良かったと思う物だけ紹介。

☆チェンソー作業

ハスクバーナのチェンソー教則本で、村人が一番最初に買ったチェンソーの技術書。
内容は写真が豊富でとてもわかりやすい物になっています。

今でもたまに読み返すと以前理解できなかった事が分かる様になっていたりします。
理解するのが難しい部分もあり、自分が出来る様になって初めて理解できる部分も
有りますが、それはどんな技術書も同じでしょう。
翻訳が直訳で意味不明だったり表現が悪い所が有ったり、ちゃんと校正出来ていないのか
内容に間違いと思われる所もいくつかあります。

持っている人は確認してほしいと思いますが、
25ページの受け口切りで「受け口の上切りは追い口と同じ水平切り」は
「受け口の下切りは追い口と同じ水平切り」の間違い。
同ページ広角受け口切り「伐倒僕が地面に倒れる前につるが折れてしまう」は
「伐倒僕が地面に倒れる前につるが折れない」の間違い等。

何はともあれ買って損のない一冊と思います。

☆伐木造材術

ジェフ本と言われている本で、チェンソー作業について役に立つ内容が満載。
現場では普通に行われている作業も日本では危険作業とされており書けない事が多い中、
翻訳本なので日本の安全基準にとらわれず、実践的な内容が良い。

☆現場人 道具と技

この本を購読している方は多いと思いますが、安くはないので村人はチェンソーに関係する物だけ購入。
すべてが役に立つ内容とは言いませんが、一つだけでも役に立つ事が有れば良しです。

今回Vol.10では27ページの和氣邁さんの切った巨大な伐根の写真に感動!
こんなに大きな伐根がテーブルの様に綺麗な一枚の面に成っているなんて神業。

この本にはたくさんの達人が登場しますが、チェンソー作業でイヤマフを装着していない方が多いのが意外。
せっかくイヤマフ付きのヘルメットを被っているのにイヤマフをしないで
チェンソー作業している写真もあるしねえ。

そういう村人もイヤマフを装着する様になったのはスチールのヘルメットを使う様になってから。
その前は定番のトーヨーを使って居たけど、耳の保護をしていたかは記憶にない。
今なら新人さんにはハスクかスチールのヘルメットを買わせると思うけれど、
村人が入った当時はチャプスさえ付けさせなかった時代だからね。

音楽を聴く事が好きな村人は機械整備の時もパソコンに向かってる時も、
一日中常に音楽を聴いているので今は耳を大事にしていますよ。

☆番外編

写真集「写真で見る北海道の森林と人々の歴史」
購入時の定価1500円

ネットを検索してもこの本はヒットせず、出版元の北方林業ホームページにも
記載されていないので入手可能かは不明ですが写真が盛りだくさんで素晴らしい一冊。

もう居ないけれど、私がこの仕事を始めた時にいた大先輩は中学の時から
山に入って大鋸で伐倒していたそうです。きっとこんな感じだったのでしょう。
右下の木寄せの写真では材の下側に人がいるのが怖いですね。(画像をクリックすると大きくなります)
昔の林業の様子をたくさんの写真で見る事が出来、163ページもあるのに1500円は安い。

北方林業ホームページ
http://hopporin.ac.affrc.go.jp/

☆テキスト

チェンソー作業の従事者は必ず講習を受ける事になっており、その講習でもらったテキスト。
講習は自腹じゃなかったけれど、12000円位とか言っていたかな?

<大径木等伐木作業用>と有るとおり、伐木の安全基準は胸高直径70Cm以上の大径木を基準とされている様です。
安全基準は70Cmもあるを前提に作られている様なのに、10Cmの木でも同じ基準で
作業を行うのが建前になっているのが何だかなー。
ずっとしまいっぱなしになっていたけど、せっかく引っ張り出したのだからもう一度読み返してみます。
チェンソー作業についてだいぶ理解できる様になってきているので、きっと新たな発見があるはず。


バイスの固定

2014年04月01日 | その他


工場ならバイスは専用スペースに固定されているのだが家ではそうも行かず。
いつも固定されていない使いづらいバイスを使っているので一工夫。

☆厚板に固定

小型のバイスならこんな方法で十分かと思われます。
3フィート2X8という板が658円



もし台がぐらつく様ならクランプを増設。

☆鬼目ナット

バイスの固定は木工で定番の鬼目ナットと8mmのボルト。



☆座繰り

鬼目ナットはそのままたたき込むとフランジ部分が出っ張るので座繰り加工。
こんなドリルを使うと作業が簡単。