村人の気まぐれブログ

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Adobe Flash Playerアップデート不能!

2014年06月28日 | 日常

ここ数日気温が高くて西興部も夏満開。
今日はちょっと曇り気味なので昨日までよりは良いかも。


今日の話題はAdobe Flash Playerのアップデートが途中で止まる件について。

村人のPCは全てのアップデートを通知するだけの設定にしており、
さらに全てのポップアップをブロックする設定にしてあります。
バックグラウンドでアップデート処理が始まるとPCの反応が
遅くなったりとかの問題がありますので!

通常はポップアップをブロックする設定でもマウスのホイールを
クリックすると新しいタブやウインドーが開くので、問題有りません。
しかし、最近Adobe Flash Playerのアップデートの通知が来た時に
アップデートの操作をしたら手順2の所から一向に進みません。
この症状が出てからずっと原因不明でしたがやっと原因が分かりました。

 

原因はポップアップブロッカーの設定にありました。
IEの場合、ツール-インターネットオプション-プライバシーと
進むとポップアップブロックの設定画面が現れます。

 

さらに設定画面を開くとポップアップレベルの設定が出来るのですが、
村人のPCはブロックレベルを高にしております。

 

Adobe Flash Playerのアップデートでは「今すぐインストール」をクリックすると
新しいウインドーが開いてアップデート画面に成るのですが、
村人のPCはブロックレベルが高に成っているので新しいウインドーが
開かずアップデートが止まるという結果でした。

以前は問題がなかったのですが、XPでは問題なくてもVista以降で
セキュリティーが厳しくなった事が原因なのかは不明です。

XPのサポート終了に伴って急遽デスクトップマシンをリース落ちの
格安マシン2台導入したのですが、HDDが非AFTでないとクローンのHDDが
正常に作動しないとか色々と苦労しました。
ノートもリース落ちのWindows7(ダイナブックK33) に入れ替えたのですが、
こちらもHDDは非AFTでないと正常に作動しません。

デスクトップマシンの1台は42インチのテレビとHDMIケーブルで繋がれており、
完全にYouYubeマシンと化しております。
ワイヤレスのマウス・キーボードを使う事で、部屋でゴロゴロしながらの
ネットサーフィンも良い物です。
最近はHD動画が多いので、フルスクリーン表示にするとテレビの放送と
全く変わらない画質で見られるので見たいテレビがない時はYouTubeです。
ただし、テレビのスピーカーは音がショボイので、音声はPAシステムに繋がれた
ALTEC 620Aから出しています。

 

村人の場合はPCをいじるのは趣味の一つなのでトラブルも大問題ではありませんが、
PCで苦労したくない人は新品のPCを買った方が無難ですね。
さらに、一旦環境を作り終えたらちょっと予算を足して
HDDはクローンで運用すればさらに良し。(クローンスタンドを利用)

 


ソーチェンのカシメ

2014年06月25日 | チェンソー

少し身軽になる為オークション出品の毎日ですが、
久しぶりにチェンソーネタ!

昨日95VP100fの残りをすべて繋いじゃったのですが、
それで一つ気がついた事がありました。
同一ロットのジョイントなら一度データを出しておけば
初心者でもバラツキのない綺麗なカシメが出来るという話。

どの様な事かというと、そろそろチェンソー関係もオークションに
出し始めようかと思い、95VP100fの残りをすべて56Eに繋ぎました。
なぜ56Eかと言うと、私の居た職場では昨シーズンピクセル13インチが
標準だったからと言うそれだけの理由。

それで、十数本カシメたのですが、最初にカシメ具合をルーペで観察しながら
左のハンドルが何処で適正なカシメになるか少しずつ締めながら観察します。
その結果写真の位置が適正と言うデータがとれたので、それ以降は左側のハンドルが
真上に来た時に止めれば適正なカシメになります。
もっと早く気がついていたらカシメの失敗も無かったのに!

☆今回は左のハンドルがこの位置に来た時カシメ完了。
このハンドルの名称はTAKE-UP HANDLEだそうです。

 

☆ソーチェンをルーペで観察
一旦リベットを足りない位にカシメて、そこからタイストラップとリベットの隙間
(矢印部分)を観察しながら少しずつ締めて、最終的に隙間がない位置を探します。
その時のTAKE-UP HANDLEの位置を憶えておけば同一ロットのタイストラップは全て
同じ様にカシメる事が出来ます。

 

☆オイル
村人がリベットのスピンナー側に付けるのはこのオイル。
部分合成油のカストロールXF-08(車がディーゼルなので)
SM/CFと言うグレードはかなり良いオイルなのに安かったです。
エンジンオイルには極圧性能を良くする添加剤が入っており、
それがリベットのカシメの時にも良いのかと思います。

スチールに1リットル1000円位の高級チェンオイルが有り、
それがかなり良いとの話です。
それは#30等と比べるとかなり軟らかいらしいです。
村人は18リットル入りのスチールセフティークリーンしか使わないのですが、
これは糸を引く様なオイルでそのような添加剤が配合されているのかと思います。

現場人Vol.10の和氣邁さんの記事でチェンオイルは10W30のエンジンオイルを
使われていると書いて有りました。
エンジンオイルの方が安いかと言うとセフティークリーンの方が安いと思いますが、
潤滑性能が良いという話はなるほどと思いました。
チェンオイルに不満がある方は色々なエンジンオイルを試してみるのも良いかも。

 

☆BREAKER ANVIL

写真はソーチェンをカットする時の台でBREAKER ANVILと言います。
21BPや95VP等は.325なので325の部分を使う様指定されている訳ですが、
.325でこの分を使うとチョイチョイ脱線します。
そこで村人は裏面の1サイズ小さい90/91/92の部分を使います。
この部分に.325は入らないと思いがちですが、実はジャストフィットで
少しのガタもなくぴったんこはまるんです。
ソーチェンのカットでタイストラップがずれてドライブリンクを曲げてしまった経験の
ある方はお試しあれ。

ソーチェンのカットなんて簡単と思うでしょうけれど、カシメと同じ位
気を遣うシビアな作業なんです。


村の暮らし

2014年06月25日 | 日常

一ヶ月前にはまだ雪が残っていたのにもう夏真っ盛りな今日この頃。
西興部の春は本当に短くあっという間でした。


山にはまだいくらか残雪が見られますが景色は夏。
先ほど峠に道路狩りのモアを付けたトラクターが入りました。


道下側が崩れて狭くなっていた道路は2年前に直したのですが、
冬の除雪でガードロープの支柱が押された為か根本に穴が。
このまま放置すると雨水が土を流して又崩れるので役場に状況だけ報告しました。

 村人は東京の下町出身で今まで色々な所で暮らしてきました。
一番地価が高そうな所は代官山で、自動車工場の二階に住み込み。
まだおしゃれな町ではなかったので周りには八百屋や牛乳屋や製麺所
なんて言うのが有りました。

今は西興部村と言う所に住んでいますが、ここは私が住んできた中で最高の場所。
この村で仕事を始めた時、幸運な事に離農した酪農家の一軒家を借りる事が出来ました。
電気も水道も来ていて、こんな山の中なのにテレビやインターネットも完備。
人混みが嫌いで引きこもり生活が好きな村人にとって最高のロケーションです。

村の生活は良くも悪くも村らしさがあり、生きるにも死ぬにも良い村だと思います。
ただし、仕事あれば、もしくは一生生活できるお金が有る事と、
近所付き合いがきちんと出来れば言う事になります。
葬式は町内会が手伝うしきたりで、葬儀社に頼む事はなく、社協という組織が
動いてくれます。
私の町内会は11世帯しかないので葬式も少なく、近所付き合いも楽です。

村長曰く、西興部村は金持ちだそうで、収支がトントンの様です。
(借金と国等からの補助金を比べて)
だから色々な補助金制度があり助かっています。

この社協という組織は葬式が出た時にはとても有りがたいのですが、町内会を通じて
半強制的に募金を集金するという部分に私は否定的。
募金の封筒には金額と名前を書く欄があり、何処の誰がいくら出したのか
全て分かる様にしています。
募金って、誰がいくら出したかなんて言う情報は要らないはずですね。
日本赤十字は活動資金の寄付となっているのに、社協は募金と言っています。
内容が分かっていないのか話をすり替えているのか、どちらかは分かりませんが。

この村に来た時にまだ社協という組織を知らず、半強制募金システムを
批判した事があるんです。町内会に集金をさせて村長はいい顔していると。
その時は会社の社長が社協のトップだなんて知らなくて、それは今でも
根に持たれている様です。

村の生活は都会とは違い、昔からのしきたりに従って長いものには巻かれろ。
それが分かっていないで役場や行政に意見したり批判すると
クレーマーにされちゃう様です。

 


台所話

2014年06月24日 | 日常

今日は台所の話なんぞ!


ゆで卵って、ゆでる時に殻が割れる事有りませんか?
うちも以前はゆで卵を作ると、もれなくと言うくらい毎回殻が割れていました。
昔の卵は殻が厚かったから割れにくかったのかとは思うのですが、
それでも何とか成らない物かと考えました。


ゆで卵を作る時に殻が割れる原因は卵が鍋底に接触していると、
鍋底に接触している部分だけ温度が上がり熱膨張でヒビが入るのではないか、
との予測を立てました。


そこで、スパゲッティ用の鍋に入れてゆでて(蒸して)見ると殻が割れる物は無かった。
蒸してと言うのは、ゆで卵を作る条件としては卵の周りの温度が十分上がれば良いので、
水は300ccも入れておけば十分で、沸騰したらすぐに火を最弱にして4分待つ。
4分たったら火は止めて放置。
その後は余熱で固ゆで卵が出来るという訳。

 

もう一つ殻が割れる要因として卵がお湯の中で踊りまくると言うのもありそうだけど、
その件に関しては未確認。


それから、卵はゆであがったらすぐ水で冷やすというのが常識だけど、
それをしても薄皮が白身に張り付いて上手くむけない事があります。
それもゆでた後放置する様に成ったらほぼ綺麗にむける様になりました。
ゆでた翌日でも薄皮は綺麗にむけるけどそれ以上時間がたつとダメみたい。
薄皮が綺麗にむける時は白身と薄皮の間に水分が有るんですね。
工場でゆで卵の皮をむく時は機械の中で水を掛けながらむくので、
家なら鍋やボールで水の中でむけば結構上手くむけます。
大量に殻をむく時は鍋にざるを入れた中で作業すれば効率的です。


話は変わって、村人の家の調理は全て電気とカセットコンロです。
普通はプロパンガスを使うのですが、10年前くらいで
プロパンガスの基本料金は1900円位だった様な記憶があります。
カセットコンロのガスは1本100円位で、独身世帯なら1ヶ月5~6本もあれば間に合うので
そちらの方が経済的と言う結論です。

それからもう一つ台所ネタで、お湯を沸かす時は火力を弱めで!
お湯を沸かす時に強火にすれば早く沸くのは当然ですが、
弱火でお湯を沸かす方が熱効率が良いのです。
強火にすると多くのエネルギーが水に移動せず無駄に部屋を暖める事に成ります。
うちはピーピーケトルなので、お湯が沸くまでの間テレビを見たり
のんびりと他の作業をしたりと。

と言う訳で今日はいつもと違う方向のネタでした。


略歴

2014年06月20日 | その他

会社の退職手続きも終わり今は身の回りの整理中。
家には物が多くて少し身軽になる為不要品をオークションに出したり
ゴミにしか成らない物は処分場に持ち込んだりの毎日。

仕事仲間とは本当に仲良く仕事をしていて現場の人間関係は良かったのですが、
残念ながら経営者との折り合いが悪く円満退社ではありません。
もう林業に戻ることはないでしょうし、雇用関係は解消したので普通は書かない
裏の話まで含めてこれからは気ままに書き進めていこうと思います。


村人は東京出身のメカニックで代官山や青山(後にタモリさん宅の側に移転)の
平行輸入車を扱う販売店でメカニックをやっておりました。
ディーラーさんじゃないので整備の資料も少なく、殆どの作業は自分の目で見て
理解して行う事が普通。

アメリカではそういう法律なのか分かりませんが、整備資料が社外秘では無く
普通に購入できるので助かりましたが英語は分からないので主に分解図や
整備値、それから配線図を見るのみ。
この辺りはチェンソーについても同じ様で、整備書やハスクの
550XP等とPCと接続するアダプターまで購入出来るみたいですね。
日本は社外秘がが多すぎ!

そんな村人は北海道が好きで、昔から正月休みや夏休みはいつも一人で北海道をうろうろ。
北海道ワイド周遊券だったり、モトトレインに乗ってバイクで回ったり、又ある時は
レンタカー(ライトバン)を借りてウロウロとか。

じつは、24歳の時にも北海道に移住した事があるのですが、今思えば若気の至りでした。
先の事など何も考えず、友達のライトエースを借りて家財道具を全て積み込み一路旭川へ。
フェリーで釧路へ行き、途中野中温泉でのんびりしてから旭川へ向けて出発。
旭川駅で新聞を買い求人欄を見るもめぼしい求人は無し。
次に地図を頼りに職業安定所に行き旭川ダイハツを紹介してもらい即採用。
会社のお偉いさんに下宿も紹介してもらってその日のうちに全てが決まるラッキー。
そんな旭川ダイハツもメカニックに保険を売れの、洗剤を売れのと、メカニックと関係ない
事を強要されたのがいやで辞めました。
決して仕事がいやだった訳でもなく、サービス部の仕事だけだったら良かったんですけどね。

その後東京に戻り又平行輸入車のメカニックに戻りました。
平行輸入車というのは日本でナンバーを付ける為に保安基準が適合出来る様に色々改造が
必要になります。
中にはロールスロイスやフラーリ、ジャガーEタイプやデロリアンなんて言う珍しい車も
有りましたよ。

そんなある日、高級住宅街の事務所から駐車場に車を取りに行く時枯れ葉を見てふと思ったんです。

本来枯れ葉は土に帰るはずなのに、舗装路に落ちた枯れ葉はゴミとして処分されてしまうんだと。
とてもむなしい事です。
東京の空は顔を上に向けないと見えないけれど北海道なら正面を見ていても空が見える。
そんな事を思っていたら、東京は仕事をするには良いかもしれないけれど、私にとって
生きるには良い所ではない。そのような思いから38歳にして北海道で生きる事になりました。


北海道ではファーレン旭川というワーゲンとアウディーのディーラーが新規オープンする為の
募集がありそこで採用されることに。
新規店なので周りには何も教えてくれる人がおらず、頼りは沢山の整備書とメーカーの技術部位。
メカニックは毎年数回豊橋まで技術研修に行く事が出来、私も出来る限り行かせてもらい、
ミッションスペシャリストの資格を取った記憶があります。もしかしたらエレクトリカルもかな?
村人はこの様な技術研修が大好きで、好きな事だからいくらでも知識が頭に入るんです。
特にエレクトリカルは得意分野で、生徒の分際でメーカーの講師と互角以上に渡り合う事も。
この系列のディーラーには毎年各分野のコンテストがあり、1999年・2000年と北海道代表で
行ってきました。

 

コンテストって、どんな事をするのか分からないままの出場なので入選などする筈は
ありませんが、2回目はコンテストを一度経験したのでだいぶ良い所まで行ったかも。
パワーウインドーのトラブルシューティング(実技)では私以外誰もクリヤできなかったと
昼食の時に試験官が言ってました。(ただの自慢ですが、私には簡単だった)
しかし、イモビライザーというシステムが導入された事を会社から現場に何も知らされておらず、
キーの登録でしくじったのが敗因だったかも。
そんな会社も顧客が増えてメカニックの数に対して仕事量が多くなり、毎日10時11時までの
残業には体がついて行けず辞めることに。(この会社、毎日1時間サービス残業がある)

その後縁があって紋別郡の西興部村で造林業をすることになりましたが、
名寄市の天文台(今は無いです)からの要請で天文台とプラネタリウムの職員を
嘱託で2年はさみ又造林業に復帰というのが村人の略歴。

その造林業もやめて、今は無職の身ですが。 


林業退職

2014年06月16日 | その他

実は、村人は5月末で林業を退職しました。

経緯は追々と言う事で今後は今まで経験して思ってきた事や、
現職の時には大人の事情で書けない様な事も書いていこうと思っています。

体力的に他の会社で林業を続けるという事は無いので、
今まで使ってきた道具はオークション行きの予定。
その時はブログにも出品情報をお知らせしましょうか


YouTube動画

2014年06月10日 | その他

皆さんもチェンソーネタでYouTubeはよく見ると思うのですが面白い動画を見つけました。
「THE MAKING 草刈り機ができるまで」と言う物で、刈り払い機が作られる様子の動画です。
この刈り払い機はニッカリで、プロフェッショナルユースではなじみが無いかも。

最後に撮影場所はニッカリの様なテロップが出ますが、ここに出てきた製造工程が
すべて一カ所の工場と言う事は無いと思います。

根拠はありませんが、ギヤヘッドは岡本工機株式会社とかの可能性は無いでしょうか?
http://okamoto-kouki.co.jp/mt/geerhead.html


THE MAKINGシリーズは以前BS11で放映されておりましたが残念ながら放映終了。
この動画をYouTubeで見つけた時は嬉しかったです。

THE MAKINGシリーズ
https://www.youtube.com/channel/UCG1Z0XyyYIhaeq-1tBBpXPw/videos


他にサイエンスチャンネルも職人の世界が沢山紹介されておりお気に入り。
istsciencechannel
https://www.youtube.com/user/jstsciencechannel/videos
久米川正好も同じシリーズの様
https://www.youtube.com/user/MASAYOSHIKUMEGAWA/videos
これらの配信元はこちらかな
http://sc-smn.jst.go.jp/
あとは科学映像館(動画の視聴にはSilverlightと言うプラグインのインストールが必要)
http://www.kagakueizo.org/

こんなに楽しい動画を発見したのは3月頃だったので、もっと早く知っていれば
科学映画好きの村人には楽しい冬休みに成ったのにと思いました。