ルフィ達の住むこの国の名は「ゴア王国」
ゴミ一つなく”東の海(イーストブルー)”で最も美しい国だと言われている。要らぬ物を綺麗に排除したこの国は、「隔離社会」の成功例ともいえる。
ルフィが幼少期育った「フーシャ村」は半ば忘れられた様にこの国に属している、海沿いの離れた村であった。
エース、サボ、ルフィの住む「コルボ山」の過酷な自然環境、並み居る猛獣は彼らを日々強くした。
その山 . . . 本文を読む
サボとエースは、この生きることもままならない無法地帯で5年間、金品強奪を働いては、いつか海賊になる日の為にと資金を集めていた。今回エースが強奪したのは、残忍で有名な「ブルージャム海賊団」の下っ端からで、ブルージャムがこの国の貴族に上納する為の金であった。
金をガキに奪われた事がばれると、ポルシェーミーも殺されるに違いなかった為、ポルシェーミーはルフィの口を割らせることに命掛けで躍起になっ . . . 本文を読む
山賊ダダンの家での決まり事は、一日に一度、茶碗一杯の米と、コップ1杯の水が保障され、後は自分で食糧の肉を狩って自分で勝手に育つか、山賊の仕事の下働きや犯罪に加担して働くかであった。
ルフィはあっさりと承諾した。もっと幼い頃にじいちゃんにジャングルに一人で放り込まれたことがあったし、「おれいつか海賊になるんだ!!それぐらいできなきゃな!」と納得して明るく出て行ってしまった。
ルフィはエース . . . 本文を読む
マリンフォードから随分離れた処で、ルフィとジンベエを乗せたトラファルガー・ローの潜水艦は浮上したが、浮上した地点に海軍の軍艦が1隻待ち構えていた。
乗っていたのは七武海の女帝ハンコックや、インペルダウンからルフィの仲間として動いていたイワンコフ率いるニューカマー達で、海底をサロメ(ハンコックのペット)に追跡させていたのだと言う。
心配するハンコックに、手術を終えたローは「やれる事は全部や . . . 本文を読む
頂上戦争の舞台、マリンフォードの沖には7隻の船が浮かんでいた。
新たなる海賊時代を担う彼ら”ルーキー”が、この重大な歴史の節目を見逃すはずもなく、大海賊時代の”秩序の立証”であるマリンフォードより立ち上がる戦塵をじっと見据え、殺気立つ時代の流動を、その肌で感じ取っていた。
ドレークは、黒電電虫でマリンフォードでの何らかの情報を得て、つぶやいた。 「海軍もまた、変わらざるを得ない・・!!」 . . . 本文を読む
新世界に君臨する四皇の一角”赤髪のシャンクス”が「赤髪海賊団」を引き連れてマリンフォードに現れたことで、場内はどよめき、皆一様に戦いの手を止めて、赤髪シャンクスの動向に注目した。海軍では、昨日四皇”カイドウ”と小競り合いをしていたとの報告が上がっていた為、まさか昨日の今日でここに到着するとは思ってもいなかった。
シャンクスは、ルフィが落としていった”麦わら帽子”を拾い上げると、これを幼 . . . 本文を読む
戦況は悪化の一途を遂げていた。
海軍は「白ひげ海賊団」追撃班と、「黒ひげ海賊団」迎撃班に分けられ、総力戦が続いた。
3人の大将とセンゴク元帥とガープ、それにパシフィスタ軍団もそれぞれ最前線で戦っていた。
黒ひげは楽しげに、得たばかりの【グラグラの実】を飽きることなく撃つので、マリンフォードの島といわず海いわず、無茶苦茶に揺れ、その巨大な地震は津波となってシャボンディ諸島を襲おうとしていた . . . 本文を読む
”黒ひげ”の攻撃により、何百年もの間、世界の海を守り続けた海軍本部の「正義の要塞」が崩壊した。その様子はシャボンディ諸島に中継され、人々の海軍が勝ったという安堵を一瞬にして払拭した。
”火拳のエース”を捉えてこの戦争の引き金を引いた海賊”黒ひげ”が、海賊”白ひげ”の能力を手に入れたのだ・・・!!!人々の脳裏に、黒ひげの名は恐怖と共に刻み込まれた。
黒ひげは絶好調だった。
「ゼハハハ . . . 本文を読む
享年72歳、かつてこの海で”海賊王”と渡り合った男、白ひげ海賊団船長”大海賊”エドワード・ニューゲート、通称”白ひげ”
マリンフォード湾岸にて勃発した、白ひげ海賊艦隊 VS 海軍本部・王下七武海連合軍による頂上決戦にて死亡。
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”白ひげ海賊団”の隊長でロジャーの息子であるエース救出失敗、そして船長”白ひげ”の死
この大ニュースは瞬く間に世界を駆け回った。末々まで語られるこの歴史 . . . 本文を読む
真っ二つに割れたマリンフォードの海軍本部の要塞に隠れて、この事態を見ていたのは『黒ひげ海賊団』であった。
しかも厄介なことに、インペルダウンのレベル6に幽閉されていたはずの、世界からその存在をもみ消された残虐で凶悪な世界的な犯罪者達を仲間に引きこんでいるのだ。たった1人をも、世界に解き放してはならないレベルの悪党共が何人も・・・!!
・海軍本部要塞の7割程の巨体の海賊「巨大戦艦サン . . . 本文を読む