【頂上戦争新聞配布後】
サンジは、グランドライン航路にある「モモイロ島」のカマバッカ王国に飛ばされていた。
バーソロミュー・くまは、本人の希望する地へ飛ばすと言うが、サンジの場合は間逆の地獄へと飛ばされていた。
遅れて、カマバッカ王国に、インペルダウン大監獄を経て、頂上戦争から女王イワンコフが戻っていた。イワンコフは王女であると同時に、革命軍幹部でもある。
素性の確認できないサンジに、ルフィ . . . 本文を読む
【頂上戦争新聞配布後】592話
グランドライン航路にある「ボーイン列島」では、ここに飛ばされ、森の英雄ヘラクレスンと共にいたウソップが、その島の豊富な食物を食べあさって太っていた。
この島は、実は島ではなく学名を「食肉植物・ストマック・バロン」と呼ばれる巨大な食肉植物が海に浮かんでいるのだった。
ボーイン列島全体から漂う甘い香りに誘われて集まってくる巨大昆虫、鳥、海獣、海王類を、植物が食べるのだ . . . 本文を読む
【頂上戦争新聞配布後】592話
空に浮かぶ空島の一つで、天候を科学する国「ウェザリア」では、新聞を読んだ直後からナミが騒動を起した為、捉えられていた。
騒動とは天候畑の「ウェザーボール」と、博士達の「研究ノート」と気球を盗んで、一人で青海に下りようとしたこと。ナミは盗品を全部返すから私をここから出してと喚いた後、「その新聞に載ってるルフィが私の船の船長。仲間達が散り散りになってる間に . . . 本文を読む
【頂上戦争新聞配布後】592話
グランドライン航路にある「クライガナ島」の「シッケアール王国跡地」は、滅びた国に未だそびえる古城があり、そこを数年前から「鷹の目のミホーク」が棲家としていた。
そこに、バーソロミュー・くまに「ペローナ」と「ゾロ」がとばされ、勝手に住み付いていた為、最近は多少賑やかだった。
頂上戦争よりミホークが帰り、その新聞記事を読んだペローナは、ボスであるゲッコー・ . . . 本文を読む
【新世界のとある島】
グランドライン航路後半「新世界」のある島では、赤髪のシャンクスと、白ひげ海賊団の残党によって、「白ひげ海賊団船長、エドワード・ニューゲート」と、「白ひげ海賊団一番隊隊長、ポートガス・D・エース」の墓立てられ、葬儀が執り行われていた。
一番隊隊長のマルコはシャンクスに「赤髪・・・何と礼を言ったらいいか・・・」と二人の墓を眺めながら感謝を口にした。
赤髪は「つまらね . . . 本文を読む
頂上決戦後、ガープは”東の海(イーストブルー)”のフーシャ村へと帰ってきた。この辺境の地にも、海賊が近付くようになり、村の人達はこれからの世界の不安をガープへぶつけた。
ガープは「これから・・・一時は世界中の海が不安定になる。油断するな」と言うと、港にガープ中将のテリトリーである事を示す看板を立てて、一応の措置とした。
ガープ帰還の報に、マキノの居酒屋で飲んだくれていたダダンが駆け寄っ . . . 本文を読む
親友で兄弟のサボとの別れをつけたエースと違って、ルフィはいつまでもメソメソと泣いて、サボの死を受け入れられないでいた。エースは、サボから託された「弟をよろしく頼む」をすべき事として自分を奮い立たせられたのかもしれない。
海を見渡せる崖の上で落ち込んで泣くルフィに、エースはゲンコツを一つ食らわせると「いつまでそうやってるつもりだよ。」と次に向かって言った。
ルフィは泣きながら「エース . . . 本文を読む
サボは端町で倒れている処を発見されて、高町の屋敷に連れ戻されて部屋に監禁された。
「心を入れ替えて、お前を生んであげた父さんと母さんを幸せにしなさい!それがお前の幸せだ!!そう思うだろう?」
両親はゴミ山の火事なんかより、明日の式典と天竜人の事で頭がいっぱいだった。
サボは、監禁された部屋で一人考えていた。
エース、ルフィお前ら無事なんだろ?お前らに会いてェなァ。
ここはまるで鳥かごだ。 . . . 本文を読む
ある日、ブルージャム海賊団を使ってサボを探していた「高町」の貴族であるサボの父親に、サボが捕まってしまう。
「サボはうちの子だ!!!子供が産んでもらった親の言いなりになるのは、当然の義務!!ゴミクズ共め!!ゴミ山の子供の血がついてしまった、汚らわしい。消毒せねば!!」と貴族の理論を振りかざし、サボは数年ぶりに会った実の父親に激しい嫌悪感を抱いた。
だが、サボの父親はブルージャム海賊 . . . 本文を読む
国の中心部の高台にある王宮からは、グレイ・ターミナルを焼き尽くす炎がよく見えた。国王はその炎が目障りでうっとおしいと、カーテンを閉めさせた。
王女が国王に聞いた。
「ねぇお父様。ゴミ山の人間達はどうして人間じゃないの?なぜ燃やされてしまうの?」
国王は優しく答えた。
「自業自得って言うんだよ、考えてごらん、彼らが貴族に生まれてこなかったのがいけないんじゃないか。そんな汚いものの話はいいか . . . 本文を読む