お砂糖の話が終了しました
お砂糖のお話で発表した内容を少しずつブログにアップしていきたいと思います





お砂糖の種類
1.単糖類
①果糖(フルクトース) ブドウ糖よりも中性脂肪が作られやすい
はちみつにも多く含まれる
果物に多く含まれる
②ブドウ糖(グルコース) ぶどうなどの果物に含まれる
③ガラクトース 母乳などの乳類の重要な糖質である乳糖を構成する
2.二糖類

①ショ糖(ブドウ糖+果糖) 市販の白砂糖の主成分
とうもろこしの茎、さとうだいこんなどに多く含まれる
②麦芽糖(ブドウ糖+ブドウ糖) 水あめの主成分
③乳糖(ブドウ糖+ガラクトース) 母乳、牛乳などの動物の乳の糖質の主成分
3.多糖類




…
①デンプン 米、いも、小麦、とうもろこし
②グリコーゲン 肝臓、筋肉などの動物の組織を構成
③セルロース 植物の細胞壁を構成している
栄養素の生理作用と欠乏症
①カルシウム 生理作用 体液のアルカリ性の保持
血液の凝固作用促進
欠乏症 歯の形成不全・骨粗鬆症
内出血しやすくなる
発育不全・興奮しやすくなる



②ビタミンB1 生理作用 糖質の代謝を円滑に
欠乏症 落ち着きがなくなる・慢性的飢餓感
脚気・神経炎・疲労倦怠感
③ビタミンB2 生理作用 糖質・脂質・たんぱく質の代謝を円滑に
欠乏症 皮膚炎・口内炎・口角炎
糖質が完全に分解されるには、十分な酸素とビタミンB群(特にビタミンB1)が必要です
果糖はブドウ糖の50倍ビタミンB1を必要とします
ビタミン群が足りなければ、興奮しやすくなるし
、落ち着きがなくなる
慢性的飢餓感からまた糖質を摂ってしまう

お砂糖を摂ってしまい、ビタミン不足になっているのに、また砂糖を摂ってしまう…
これでは悪循環ですね
以下は、以前おっしゃってくださった、メイプルシロップ、洗双糖、黒砂糖についての私の見解です
メイプルシロップは楓から採取されます
メイプルシロップは、砂糖よりも果糖の割合が大きいです
果糖は分解されるのに、ブドウ糖の50倍ビタミンB1を必要とします
なおかつ、ブドウ糖よりも中性脂肪が作られやすいです
メイプルシロップ自体は、栄養成分表からいうと、ミネラルが他よりは多いですが、残念ながら、十分な量とは言い難い気がします
洗双糖も、黒砂糖もサトウキビから採取されます。
成分としては、アリさんが大好きな、ショ糖(ブドウ糖+果糖)という事になります
歯との関係
歯の周りの汚れ歯垢(プラーク)とは?
・70~80%が細菌




・主成分は糖質グルカン、フルクタン…
グルカンは、グルコース(ブドウ糖)から
フルクタンは、フルクトース(果糖)から合成されます
ということは、グルコース(ブドウ糖)や、フルクトース(果糖)を含む、ショ糖を口にすると、歯垢がつきやすくなるということです
また、グルコースは、
①お口のPHも下げてしまうので、よりいっそう虫歯になりやすくなる
②精製されている物ほど、歯垢中の細菌を増加させる



③精製穀粉(パン、クッキー、ビスケットなど)のほうが、天然状態の穀物(ご飯、いもなど)よりも歯に対する粘着性がある
という特徴もあります。
白砂糖に比べると確かに黒砂糖や洗双糖の方がミネラルは豊富かもしれませんが、果糖の含有率や、ブドウ糖と果糖、玄米と比較しての精製度、ミネラル含有率、歯垢のできやすさから言うと、積極的に摂取していいものとは言い切れないようです
糖質を摂るのであれば、やはり、でん粉(

やっぱり玄米


)での摂り方が、身体には優しいです
今日は長くなりましたので、続きはまた次回

お砂糖のお話で発表した内容を少しずつブログにアップしていきたいと思います






お砂糖の種類
1.単糖類

①果糖(フルクトース) ブドウ糖よりも中性脂肪が作られやすい
はちみつにも多く含まれる
果物に多く含まれる
②ブドウ糖(グルコース) ぶどうなどの果物に含まれる
③ガラクトース 母乳などの乳類の重要な糖質である乳糖を構成する
2.二糖類


①ショ糖(ブドウ糖+果糖) 市販の白砂糖の主成分
とうもろこしの茎、さとうだいこんなどに多く含まれる
②麦芽糖(ブドウ糖+ブドウ糖) 水あめの主成分
③乳糖(ブドウ糖+ガラクトース) 母乳、牛乳などの動物の乳の糖質の主成分

3.多糖類






①デンプン 米、いも、小麦、とうもろこし

②グリコーゲン 肝臓、筋肉などの動物の組織を構成

③セルロース 植物の細胞壁を構成している

栄養素の生理作用と欠乏症
①カルシウム 生理作用 体液のアルカリ性の保持
血液の凝固作用促進
欠乏症 歯の形成不全・骨粗鬆症
内出血しやすくなる
発育不全・興奮しやすくなる




②ビタミンB1 生理作用 糖質の代謝を円滑に
欠乏症 落ち着きがなくなる・慢性的飢餓感

脚気・神経炎・疲労倦怠感
③ビタミンB2 生理作用 糖質・脂質・たんぱく質の代謝を円滑に
欠乏症 皮膚炎・口内炎・口角炎
糖質が完全に分解されるには、十分な酸素とビタミンB群(特にビタミンB1)が必要です
果糖はブドウ糖の50倍ビタミンB1を必要とします

ビタミン群が足りなければ、興奮しやすくなるし




お砂糖を摂ってしまい、ビタミン不足になっているのに、また砂糖を摂ってしまう…

これでは悪循環ですね

以下は、以前おっしゃってくださった、メイプルシロップ、洗双糖、黒砂糖についての私の見解です

メイプルシロップは楓から採取されます

メイプルシロップは、砂糖よりも果糖の割合が大きいです
果糖は分解されるのに、ブドウ糖の50倍ビタミンB1を必要とします

なおかつ、ブドウ糖よりも中性脂肪が作られやすいです

メイプルシロップ自体は、栄養成分表からいうと、ミネラルが他よりは多いですが、残念ながら、十分な量とは言い難い気がします

洗双糖も、黒砂糖もサトウキビから採取されます。
成分としては、アリさんが大好きな、ショ糖(ブドウ糖+果糖)という事になります

歯との関係
歯の周りの汚れ歯垢(プラーク)とは?
・70~80%が細菌





・主成分は糖質グルカン、フルクタン…
グルカンは、グルコース(ブドウ糖)から

フルクタンは、フルクトース(果糖)から合成されます

ということは、グルコース(ブドウ糖)や、フルクトース(果糖)を含む、ショ糖を口にすると、歯垢がつきやすくなるということです

また、グルコースは、
①お口のPHも下げてしまうので、よりいっそう虫歯になりやすくなる

②精製されている物ほど、歯垢中の細菌を増加させる




③精製穀粉(パン、クッキー、ビスケットなど)のほうが、天然状態の穀物(ご飯、いもなど)よりも歯に対する粘着性がある

という特徴もあります。
白砂糖に比べると確かに黒砂糖や洗双糖の方がミネラルは豊富かもしれませんが、果糖の含有率や、ブドウ糖と果糖、玄米と比較しての精製度、ミネラル含有率、歯垢のできやすさから言うと、積極的に摂取していいものとは言い切れないようです

糖質を摂るのであれば、やはり、でん粉(








今日は長くなりましたので、続きはまた次回

この企画、本当に面白いですね。
個人的にも非常に興味深いです。
知っているようで知らない砂糖の話。
(世間一般の方はほとんど知らないでしょうが)
医療従事者もほとんど知りません。
砂糖をめぐる真実をぜひ知りたいです。
ぜひ続編を書き込んでくださいね。
楽しみにしております。
お砂糖の話は調べていても、気付いたり、驚いたりすることが多かったです
今まで学んだ栄養学や化学は、授業に関しても、『栄養学』『化学』別々のものとして扱われている感じだったのですが、それがどんどん繋がっていきました
人の体もトータルで見ていくと気付くことがあるのと同じでしょうか
口頭でお話しするのとブログにアップしてご説明するのとではまた難しさが異なりますね
残りも掲載していきますので、ご指導の程よろしくお願い致します